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事業環境の変化に柔軟に対応し新電力業界の発展を支援するクラウド型電力小売CIS Enability

電力CIS – クラウド型電力小売ソリューションEnability®CIS

Enability CISは、事業環境の変化に柔軟に対応しながら拡張していくことで新電力業界の発展を支援するクラウド型電力小売CISです。

新電力会社様、このような課題はありませんか?

顧客数増加や事業拡大によって、システム外の手作業が増えて大変。

新しい料金メニューを追加したいが、システムが追い付いていない。

改修ごとの要件定義が重くて、コストもかさむ。

新電力会社のさまざま課題をEnability CISで解決

Enability CISは事業環境の変化に柔軟に対応しながら拡張していくことで新電力業界の発展を支援するクラウド型電力小売ソリューションです。

Point1

電力小売業務の必要機能をワンストップで提供

スイッチング連携から、顧客管理、料金計算、見える化までシステム化。使用量や料金計算のデータを自動でチェックし、ToDo機能で管理することで、運用負荷を軽減し、誤請求を防止します。

Point2

新しい料金メニューの要望にも柔軟に対応

部品化した計算ロジックを組み合わせることで、合計120種類の料金メニューが作成可能。さらに、不足する機能は、業界や顧客の理解が深いエンジニアが詳細を伺い、追加開発します。

Point3

制度変更や業界潮流に伴う機能拡張を提供

制度変更や業界潮流をこまめに把握し、新電力会社に共通で求められる対応を適宜行います。これまで非化石電力量認定機能や卒FIT買取機能などを拡張モジュールとして提供してきました。

Enability CISを導入することで、基本的な電力小売業務がシステム化され業務負荷の軽減や誤請求防止が可能で、制度変更によるアップデートも継続的に受けられます。例えば業務内容と合わない部分が発生しても、電力業界に詳しいエンジニアが柔軟に対応します。

BIPROGYは、新電力会社の電力業界の深い知見を持ったパートナーとして、Enabilityをはじめ、DRやVPP、EVなど、脱炭素社会に向けた新電力会社のビジネス拡大を継続的に支援していきます。

新電力業界をリードする事業者中心に導入されています

Enability CISは、大手都市ガス、大手ハウスメーカー、大手電力など、業界をリードする事業者中心に累計25社の導入実績があります。

大手都市ガス A社

サービス:EnabilityCIS、Order、Portal
需要家規模:約10万件
用途:低圧小売

大手ハウスメーカー B社

サービス:EnabilityCIS、Order、Portal
需要家規模:約45万件
用途:低高圧小売/卒FIT余剰買取

大手電力系新電力 C社

サービス:EnabilityCIS、Order
需要家規模:約8万件
用途:取次店向け高圧小売

市場変化に合わせて機能拡張しています

1.卒FIT発電買取機能

卒FITへの対応として、Enability CISで太陽光余剰電力の買取機能をリリースしました。

契約申込>料金計算・送金:Enability Portal、Enability Order、Enability CIS

2.非化石価値取引業務支援機能

非FIT非化石電力量認定の際に必要となる設備IDの管理機能、および電力量認定申請書の作成支援機能をリリースしました。

非FIT電源→Enabilityサポート(卒FITアグリゲーター)→選定事務局から非化石価値取引市場へ

電力CIS導入までの流れ

まずはStep1として、概要説明やデモンストレーションを実施します。次にStep2でFit&Gapを確認後お見積りを提出します。Step3では、詳細なヒアリングを行い、仕様などを確定します。次にヒアリングをもとに要件を確定し追加開発やサービスを適用し、Step5でサービス利用開始(操作レクチャなど)します。

Enability CIS導入の流れ:概要説明・デモ>提案>要件定義>追加開発・サービス適用>利用開始

Enability CISが選ばれる理由

1.旧一般電気事業者を始めとする累計25社への導入実績

Enability CISは、2016年の低圧小売自由化からサービス提供を開始し、旧一般電気事業者のグループ会社、大手都市ガス会社、大手ハウスメーカーなど、累計25社の導入があります。また、需要家数約50万件の事業者への対応実績があります。

※2024年11月時点 BIPROGY調べ

2.環境価値・VPP・EVなどの新たな領域のサービス提供、実証への参画

BIPROGYは、Enability EMS、EV充放電サービス、環境価値サービスRelvisなどのソリューションや、VPP、非化石トラッキング、P2P電力環境価値取引などの実証経験、連携可能なアセットを多く保有し、継続的なビジネス拡大を支援します。

BIPROGY TERASU

3.電力業界 システム構築の経験が豊富なメンバーによる運営

Enabilityシリーズは、15年以上の電力業界のシステム構築経験を持つメンバーを中心に運営しています。安定稼働はもちろん、新たな機能についての要望も柔軟に対応します。

よくあるご質問

費用感を教えてください。

Enability CISの利用料金は、大きく初期導入費用と、基本月額料金(IDごとの従量課金あり)が設定されています。 詳細は打ち合わせにてご説明します。

対応する需要家規模はどのくらいでしょうか?

需要家数1万~50万以下の事業者が中心となっています。

システム導入期間はどれくらいですか?

要件や需要家規模によって異なりますが、半年~1年ほどで導入できます。

関連ソリューション

ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)、マンションエネルギーマネジメントシステム(MEMS)、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)など、用途に応じたエネルギー管理クラウドサービス。

手作業で行っている非化石証書の管理業務のデジタル化を行うことで、非化石証書の調達~入札~割当の効率化をサポートするSaaSサービス。

太陽光発電量・余剰量予測サービスは、30分単位で太陽光の発電量・余剰量を予測するサービスです。予測結果は、OCCTOへ提出する発電販売計画のインプットに活用できます。

再エネ利用最大化、経済性優先、BCP優先」の3つの目的に応じたAIによる最適な充放電計画の作成、充放電制御(ピークカット、ピークシフト、DRなど)を実行し、電気料金の削減や運用の効率化。

エネルギーに関するコラム

RE100 とは、事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために設立された国際的な環境イニシアチブの一つです。2015年に採択されたCOPのパリ協定やSDGsなどにより、公共団体だけでなく、投資家や企業にも脱炭素化への勢いは増しています。ここでは「RE100」について詳しくご紹介します。

ネガワット取引の開始など、インフラエネルギーとその市場環境は大きな変化の時期を迎えています。アグリゲーションビジネスを活性化させるためにERABの検討会や取引ガイドラインの策定などが行われています。ERABの内容やこれまでの流れ、具体例などを詳しくご紹介します。

ここ数年注目されているのがV2Xシステムです。V2Xシステムはすでに世界的にスタンダードなエネルギー施策として注目されており、エネルギー活用の流れを一気に変える突破口になり得るということでも話題になりつつあります。ここではV2Xの概要をはじめ、V2Xシステムを導入すると企業にとってどのようなメリットがあるのか、また、V2Xシステム導入の注意点について具体的にご紹介します。

電力小売 クラウドソリューション『Enbility』シリーズ 紹介動画(詳細版)視聴のお申込み

用語集

サービス・機能紹介

「申込受付」から、「スイッチング」、「料金計算」、「請求」、「電気使用量の見える化」まで、小売電気事業に必要な機能を、「EnabilityCIS」、「EnabilityOrder」、「EnabilityPortal」でご提供いたします。なお、必要なサービスのみを導入することが可能です。

Enability Portal(申込受付)、Order(申込管理、スイッチング)、CIS(顧客管理、使用料取込、料金計算、請求)>Enability Portal(見える化)

Enability CISを構成する3つのサービス

1.Enability CIS:契約情報管理、料金計算、請求情報作成

契約情報を管理する「契約情報管理」、電気料金計算を行う「料金計算」、請求情報の作成をする「請求」の3機能群で構成されています。
取次店/代理店販売のビジネスモデルを想定し、料金計算結果を取次店/代理店ごとに実施し提供します。
三段階料金、季節別料金、時間帯別料金、休日祝日別料金を基本に、多様な料金メニューに対応しており、定額/定率の割引設定や入転居に伴う日割計算なども可能です。

Enability CIS 機能概要図

2.Enability Order:契約申込、スイッチング連携、応対履歴の管理

「Enability CIS」および「Enability Portal」と連携し、「契約申込」、「スイッチング連携」、「応対履歴の管理」を行います。
PPS、取次店/代理店の担当者がオーダー情報の登録、確認を行うことを想定しています。

Enability Order システム概要図

3.Enability Portal:情報提供ポータルサービス

お客さまに対する情報提供サービスです。電気使用量情報の参照(電気使用量の見える化)の他、契約情報の変更申請受付、請求情報(および請求明細情報)の照会を行います。

Enability Portal機能概要図

卒FIT発電買取機能

2019年11月以降に施行された卒FITへの対応として、Enabilityシリーズで太陽光余剰電力の買取機能をリリースしました。卒FIT発電買取に関する申込受付から、契約管理、料金計算、請求(送金)、見える化等に対応しています。

Enabilityを用いた余剰電力買取機能の実現イメージ

リリース機能(拡張項目)

  • 申込受付:
    ・需要家が直接Enability Portalから卒FITの発電買取契約の新規申込登録・変更(契約変更、契約廃止)をすることが可能です。
    ・小売電気事業者がEnability Orderで卒FITの発電買取契約の新規申込登録・変更(契約変更、契約廃止)を実施し、スイッチング支援システムと自動連携することが可能です。
  • 契約管理

    ・Enability Order、Portalで卒FITの発電買取契約の契約管理ができます。
    ・買取分の料金を送金する銀行口座の登録が行えます。

  • 料金計算

    ・Enability CISで、送配電事業者から連携される発電量をもとに料金計算を実施し、買取金額を算出できます。

  • 請求入金

    ・Enability CISで、卒FIT発電買取契約における買取分の金額を決済代行会社経由で登録されている銀行口座に送金することができます。
    ・小売契約と卒FIT発電買取契約の相殺請求も可能です。 

  • 見える化:

    ・Enability Portalで、卒FIT発電買取契約の発電量 (表、および、グラフ)、買取料金の照会が可能です。

非化石価値取引業務支援機能

2018年5月に非化石価値取引市場が開設され、2019年度より卒FIT電源の電力量認定の開始、2020年度より卒FIT以外の非FIT電源電力量認定が開始されています。
それに伴い、非FIT非化石電力量認定の際に必要となる設備IDの管理機能、および電力量認定申請書の作成支援機能をリリースしました。

非化石価値取引業務支援機能 イメージ

リリース機能(拡張項目)

  • FIT非化石電力量認定設備ID管理機能

    Enability CIS、Orderで電力量認定申請に必要となる設備IDの登録・参照が可能です。

  • FIT非化石電力量認定申請書作成支援機能

    Enability CISにて、出力対象とする年月の範囲を絞り込み、電力量申請に必要な情報(設備ID、確定発電量など)をCSVファイルに出力することができます。

電力量認定申請書 作成支援イメージ

トピックス

関連資料

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*Enability、PromoConcier、スマートユニサイトは、BIPROGY株式会社の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。