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非化石証書の調達・管理効率化支援 Re:lvis®(リルビス)

「Re:lvis(リルビス)」をご活用いただける企業様/団体様 :
日本卸電力取引所(以下、JEPX)の会員である需要家/証書仲介事業者/小売電気事業者

Re:lvisロゴ

環境価値管理サービス「Re:lvis(リルビス)」は、現状アナログ(手作業)で行っている非化石証書の管理業務のデジタル化を行うことで、非化石証書の調達~入札~割当の効率化をサポートするSaaSサービスです。

カーボンニュートラルの実現に向けては、省エネによるエネルギー利用の抑制に加え、再生可能エネルギー利用へ電源を置き換えていく事が必然となります。順次置き換えを進める必要はあるものの、コスト面および環境面で制約が生じやすく、一朝一夕に対応することは困難です。そのため、まずは非化石証書などの環境価値によるオフセットを行うことが、カーボンニュートラル実現の第一歩となります。

2021年11月には「再エネ価値取引市場」が創設され、非化石証書は従来の小売電気事業者による調達に加えて、需要家による直接調達、および民間事業者による証書の仲介事業が可能となりました。非化石証書の流通経路が新たに確保されたことにより、今後非化石証書の流通・活用は一層広がるものと考えられます。

事例紹介:株式会社リエネ様

ピックアップ

新聞掲載:「環境新聞」掲載記事(2025年1月29日発行)

Re:lvis(リルビス)とは?

非化石証書の活用方法は、事業者の種別により大きく2つ考えられます。

需要家
  • 証書活用方法
    自社およびグループ会社のオフセットに活用
  • 証書活用のメリット
    カーボンニュートラルの実現
証書仲介事業者・小売電気事業者
  • 証書活用方法
    オフセットを行う需要家に対して証書の仲介事業を行う
  • 証書活用のメリット
    新規事業の立ち上げ、仲介事業の拡大

「Re:lvis(リルビス)」は、現状アナログ(手作業)で行っている非化石証書の管理業務のデジタル化を行うことで、非化石証書の調達~入札~割当の効率化をサポートするSaaSサービスです。

リルビスサービス概要図

機能紹介

  • 調達のベース(購入代行)機能
    FIT非化石証書の購入量の取りまとめ~入札~割当を行える機能です。調達前の契約や注文の登録のほか、割当分の料金計算も可能です。
  • 購入量管理機能
    電力使用量情報をもとに、証書購入量を算出・管理できる機能です。階層管理により詳細な証書割当も可能となります。
  • 小売電気事業者向け機能
    非FIT非化石証書を調達するための情報を一元管理できる機能です。自社電源および相対調達による非FIT証書の管理も可能となります。

Re:lvis(リルビス)でできること

非化石証書の活用までの流れ

非化石証書は、JEPXが運営する再エネ価値取引市場のオークション(年4回開催)にて購入することができます。
また、非化石証書を調達し活用するためには、下記のステップを踏む必要があります。

電力使用量を把握し非化石証書の購入量(オフセット量)を算出>再エネ価値取引市場のオークションで必要な非化石証書を調達>調達した非化石証書を対象箇所に割り当>RE100や温対法の各種報告で非化石証書を活用

Re:lvis(リルビス)活用のメリット

「Re:lvis(リルビス)」を活用することで、上記の流れの中において現状手作業にならざるを得ない購入量の算出~調達~割当~報告をシステム化し、煩雑な作業を効率化することができます。

1.需要家

効率化できること

  • FIT非化石証書の市場調達
  • 非FIT非化石証書の証書管理

※ 一定の要件を満たしたうえで発電事業者から直接入手した非化石証書

  • 非化石証書の割当管理

調達のベース機能
購入量管理機能
2.証書仲介事業者

効率化できること

  • 需要家からの注文受付
  • FIT非化石証書の市場調達
  • 非化石証書の割当管理
  • 需要家への割当の結果共有

調達のベース機能
購入量管理機能
3.小売電気事業者

効率化できること

  • FIT非化石証書の市場調達
  • 非FIT非化石証書の市場調達
  • 非化石証書の割当管理
  • 需要家への割当の結果共有

調達のベース機能
購入量管理機能
小売電気事業者向け機能

運用フロー

運用フロー全体

「環境価値管理サービス」を活用したカーボンニュートラル実現例

需要家による非化石証書の直接購入および証書の仲介事業が可能になったことで、これまでは実現が困難であったケースでのカーボンニュートラル実現が可能となりました。

■ビル管理事業者の実現例

課題:RE100に活用できる電気を利用したい、安い電気を利用したい
想定ケース

同ビル内において、一部テナント企業からカーボンニュートラル実現のため再エネ電源への切替要望がある一方で、別のテナント企業からは継続して通常メニューの電気を利用したいというケース。

課題
  • 現状の電力供給契約は長期契約のため、すぐに切替が出来ない。
  • 再エネメニューは電力料金が高いため、再エネメニューを求めていない企業に対して費用負担を求めることは難しく一斉切り替えはできない。
  • テナント企業の離脱や賃料の据え置きによる収益減少が懸念される。
対応策

Step1:テナントごとの使用量計測による環境価値付加

電気使用量を把握する「テナント検針サービス」を導入することで、検針業務の効率化を行うことができます。これにより正確な電力使用量を把握できるので、再エネ電源を希望するテナント企業分の非化石証書を購入できます。テナントごとの検針値に対して非化石証書の割当を行うことにより、電力供給契約の変更を行わずに再エネを希望するテナントのニーズに対応することが可能です。

対応策:テナント検診サービス、料金計算システム

Step2:環境価値管理サービスを活用した証書調達

「テナント検針サービス」で取得した電力使用量データを「環境価値管理サービス」に取り込みます。取り込んだ情報から非化石証書の購入量を算出することが可能です。さらに、入手した証書の割当までを全てサービス内で行うことが可能となります。

環境価値管理サービスを活用した証書調達

事例紹介

株式会社リエネ様(東急不動産株式会社100%子会社)

小売電気事業者兼仲介事業者としての非化石証書管理業務に環境価値管理サービス「Re:lvis® 」を適用、入札~約定~割当プロセスを一元化し、業務効率を大幅に向上

お役立ち資料・動画のご紹介

【ホワイトペーパー】
企業における環境価値活用 ~オフセットから始めるカーボンニュートラル~

【ホワイトペーパー】企業における環境価値活用

~なにから始める?カーボンニュートラル~

カーボンニュートラル実現の第一歩として注目されている環境価値によるオフセット。環境価値の中でも特に「非化石証書」に着目し、オフセットの考え方から、非化石証書の活用までの手順やユースケース、課題解決への方向性などをわかりやすく解説します。まずはこちらのホワイトペーパーをご覧ください。

【目次】

  • はじめに
  • カーボンニュートラルを「環境価値によるオフセット」から始めるという考え方
  • 非化石証書の用途と活用までの手順
  • 非化石証書を活用したユースケース
  • 非化石証書購入の課題
  • 証書管理の効率化をサポートする環境価値管理サービス「Re:lvis」

【お役立ち動画】17分40秒
環境価値管理サービスを活用したカーボンオフセット
(ウェビナーアーカイブ)

【お役立ち動画】 環境価値管理サービスを活用したカーボンオフセット(ウェビナーアーカイブ)

~カーボンニュートラル経営支援に対する取り組み~

省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入など、カーボンニュートラル実現に向けての取り組みのなかで、どうしても削減しきれなかったCO₂排出量は、環境価値を活用することでオフセットできます。オフセットの考え方や環境価値の購入方法、管理のポイントについて担当者が動画でわかりやすく解説します。投影資料もダウンロードいただけます。

【目次】

  • カーボンニュートラルに関する社会動向

  • BIPROGYの想いとカーボンニュートラル経営実現に向けたソリューション

  • Scope2におけるオフセットと環境価値

  • 環境価値管理サービス「Re:lvis(リルビス)」のご紹介

【新聞掲載】「環境新聞」掲載記事(2025年1月29日発行)

小売電気事業者向けに拡大した環境価値管理サービス「Re:lvis(リルビス)」について、インタビュー記事が掲載されました。
※個人情報の登録不要でご覧いただけます。

カーボンニュートラル実現への第一歩!環境価値の活用について(1:45)

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