web3ビジネスに関連する事例
事例1:NFT販売に関わるweb3マーケティング実証(株式会社そごう・西武)
株式会社そごう・西武様とweb3を活用し、 NFT マーケットプレイスでの販売、ポップアップストアでのアンケートなどで得たNFT利用者の動向データを、BIPROGYがパブリックブロックチェーン上から抽出したデータと掛け合わせて分析を行う実証実験を実施しました。

事例2:選手を支えるweb3ファンマーケティング
競技団体/クラブが選手の活動資金や新たなファンを獲得するための NFT を活用したコミュニティー形成の実証の取り組みを行いました。
スポーツの世界では、日本を代表する選手のほとんどが遠征費用など活動資金の多くを親族、大学OBなどの寄付に頼り、資金集めに課題を抱えています。また、引退後は競技団体やクラブとの協議活動の関係性が無くなるため、選手はセカンドキャリアで競技の経験・知識など関連資産を生かす機会が少なくなり、競技に携わりたくても諦めざるをえない状況です。
web3ファンマーケティングは、応援する選手のNFTを所有するファン・コミュニティーを形成します。ファンにとって選手が発行するNFTは、ファンであることの証しとなり、選手と直接繋がる手段となります。
それにより競技団体/クラブは、選手自らがファンを増やし、関係を育む環境を提供することで、選手の資金獲得の不安を解消します。ファンの支援に応える動機が高まるため、選手全体の成績向上や競技に対する支持を増やすことができます。

選手は現役引退後もファンとの関係を継承できるので、競技に関わる新たなビジネスの立ち上げなど活動を後押しする支援者となることが期待できます。NFTの取得により、ライブコマース(*1)やコミュニケーションスペース(*2)で選手と言葉を交わすなど、試合結果だけでなく、さまざまな角度から選手やスポーツの魅力を身近に感じることで、選手のさらなる活動を支援します。
競技団体/クラブを支えるスポンサーは、選手がファンとの接点を持つ際に、競技を支えるスポンサーの想いをファンに伝えてもらうことができます。これにより、選手のファンからのスポンサーに対する愛着(エンゲージメント)を醸成しロイヤルカスタマー獲得につながります。

各ステークホルダーに対する提供価値
- 選手:現役から引退後も支援を継続してくれるファン・支援者のコミュニティー(ファンベース)の形成
- ファン:選手と直接繋がる関係性、ファンと選手、ファン同士のコミュニケーション機会の獲得
- 競技団体/クラブ:競技やクラブを支持するファンや競技者の拡大。選手を支援する環境の提供
- スポンサー:ライブコマース、コミュニケーションスペースでの広告や、選手による商品・サービス紹介によるファンからの愛着(エンゲージメント)醸成
*1 ライブコマース:ライブ配信とECを組み合わせたオンラインビジネスの一形態です。ライブ配信によるエンタメコンテンツの提供、関連商品の販売や、商品・サービスをリアルタイムに紹介、販売したり、顧客と直接コミュニケーションを図り販売するメディアを提供します。
*2 コミュニケーションスペース:特定のコミュニティーがオンラインでコミュニケーションや情報共有を行うためのオンラインサービスです。テーマごとに場を分け、参加者同士でテキストや音声で対話します。
NFT でスポーツ選手とファンがつながるコミュニティー形成の実証を開始
関連事例/web3を支える技術
再生可能エネルギーの電力供給量と電力消費量の一致を証明する「アワリーマッチングシステム」実証
再エネ利用の透明性・信頼性を高めることが社会的に求められる中、需要家が実際に再エネを消費したタイミングを正確に証明することが課題となっています。そこで、発電量と消費量を30分単位で照合し、その結果をブロックチェーン上に記録することで改ざんを防止し、再エネが特定の時間帯に消費されたことを高い信頼性で担保します。これにより、コーポレートPPA(※)などで必要となる供給された電力の由来の裏付けを強化し、再エネ利用の信頼性向上に寄与します。
※「Power Purchase Agreement(PPA)」とは、需要家が発電事業者と、主に小売電気事業者を通じて、一定期間にわたり価格を固定した電力の購入契約を締結する仕組みを指す。

P2P電力取引
電力売買価格の決定を含むブロックチェーン技術を活用した電力直接取引の実証研究です。
関西電力の巽実験センター内で、太陽光発電設備が設置されたプロシューマー宅で発生した余剰電力を、電力の消費者とプロシューマーの希望価格から、各種方式により取引価格を決定し、ブロックチェーンを用いて模擬的に取引を行い、複数電力消費者宅へ送電するものです。

- 2019年12月 ニュースリリース
- 環境価値の売買価格の決定を含むブロックチェーン技術を活用した 環境価値取引の実証研究の開始について
その他
- 2025年5月 ニュースリリース
- “カードのタッチ”というリアル接点が、NFT/Web3体験の入口として有効!? 交通系ICカードが、デジタル体験を身近にする“カギ”に!
- 2023年9月発行 Vol.43 No.2 通巻157号 社会公共サービス
- ブロックチェーン等のテクノロジーを活用した電力および環境価値分野における実証事例
- 2023年6月発行 Vol.43 No.1 通巻156号 別冊技報
- 称賛と感謝で強い組織を作る ――PRAISE CARDで個人・組織の変革を促進する
- *記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。