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RPAとは

業務の効率化(自動化)に向け最適なRPAソリューション

パソコン上の単純作業を自動化して生産性をアップ

事務系スタッフなどが日常的に行っている、パソコンを使って繰り返す同じ作業。その手順をソフトウェアロボットに記憶させ、自動処理させるのがRPA(Robotic Process Automation)です。人による作業に比べ、圧倒的な生産性を獲得することができます。

RPAの活用事例、連携ツールなどの詳細資料とRPAの導入までのステップをアニメーションで分かりやすく解説した動画をご希望の方は、以下の「資料ダウンロード」からお申込みください。

導入の目的

生産性向上、ひいては企業成長のために

経営環境の変化に対応する

作業手順を自動化することで、人手への依存を減らすことができます。これにより、経営課題となっている人手不足の解消や、人間の労働時間の短縮、業務の属人化解消などが期待されます。

すべての組織に自動化の機会

RPAが得意なのは、あるデータを別のアプリケーションにコピー&ペーストするといった「単純定型」型の作業です。人事、調達、情報システム、財務、会計など、さまざまな部門での導入が考えられます。

人材を活かすためのツール

自動化によって生じた人的余力を、本来の業務のクオリティ向上、手つかずの業務や新たな分野への挑戦などに、積極的に投入することが期待されます。

特長的な効果と仕組み

具体的な効果

生産性・効率性UP

人間の数倍から数十倍のスピードで作業を処理。
24時間365日稼働が可能。

業務能力の上限拡大

突発的な作業の増加にも、人手への影響を最小化した作業対応が可能。

正確性

ロボットなら、疲労などによるミスもなく正確な作業を休みなく実行。

コンプライアンス遵守

完全自動化した業務では、すべての操作を記録・追跡可能。高い透明性。

コスト削減

定型・反復~複数システム横断までの自動化で20~40%程度の人件費削減。

基本的な仕組み

実体のないソフトウェアロボット

「ロボティック」といっても、キーボードを打つ実物のロボットをデスクに置くようなものではありません。パソコンの中のソフトウェアロボットに、人間がパソコン上で行う一連の操作手順を記憶(シナリオ作成)した上で作業を代行します。

既存アプリケーションをそのまま使える

ロボットは、パソコン内のアプリケーションを、そのまま操作することができます。このため、異なるアプリケーションを連携させる仕組みを構築するための手間やコストが必要なく、アプリケーションの更新などで大きな影響を受ける心配もありません。

RPAに期待できること、できないこと

新入社員に単純作業を教えるように初めは複雑な処理をさせず、段階的に高度化するのがベターです。Excelの「マクロ」とは違い、Webブラウザや多様なアプリケーションの操作も自動化できます。ただしAIのように自己学習する機能はありません。

最適な業務や作業

RPAで自動化できる作業

大きく言えば、次の4タイプが挙げられます。

  • ルールに基づき手順が定型化された業務
  • デジタルによる入力・出力
  • 複数のアプリケーションを使用する作業
  • 大量データを繰り返し扱う作業

例えば、ロボットはこんな業務が得意

データ集計&出力

社内外のデータへアクセスして情報を取得。決められた手順で編集・加工し、レポートなどのアウトプットを作成します。

突合・判断

異なるデータの情報を突き合わせて、誤差などをチェック。正確で素早い判断により、トラブル等を未然に防ぎます。

情報モニタリング

社内のシステムやファイルデータをモニタリングし、決まったルールで内容を判定。異常なケースを検知し、通知します。

入力代行

他社や他部門からの情報連携を受け、OCRなどの紙帳票もデータ化して、決まったシステムへの入力を繰り返し代行します。

DB補正・洗い替え

更新用データを元に、ひたすら登録情報を更新。社内の情報鮮度を高めるアップデートを繰り返し代行します。

照会受付・回答

第三者からの照会内容に応じ、システムから必要な情報を取得・確認して、お問い合わせに結果を回答します。

※ 不定期で発生頻度の低い作業は、RPAには向きません。

FAQ:はじめてのRPAなら

RPA導入前のFAQ

RPAはマクロとどう違うのか

利用の難易度と自動化可能な範囲が異なります。
RPAはマクロ開発ほどプログラミング知識が必要ではなく、録画機能や部品群を組み合わせて開発します。マクロよりもRPAのほうがプログラミング知識がなくても直観的に開発・実行できます。またRPAは様々なアプリケーションと連携が可能で、一度に数万件のデータを処理することも可能です。

どのような業務が自動化できるのか

デスクトップ上で行うルールの決まった定型作業の自動化が得意です。例えばシステムを操作して条件設定・検索を行い、検索結果一覧をcsvダウンロードして編集し、メールで共有するなどが可能です。

開発方法を覚えるのが大変なのではないか

UiPath社より提供されているUiPathアカデミーという無償のEラーニングを使って勉強が可能です。また、弊社でも難易度や内容の異なる複数のハンズオントレーニングを用意しております。

UiPathは日本語に対応しているのか

基本的には製品・マニュアルすべて日本語に対応しています。(リリース直後のバージョンは一部英語が残る場合もありますが、順次日本語化されていきます)

RPA導入企業の事例を知りたい

UiPath社ホームページから閲覧できます。弊社事例も下記リンク(弊社事例)からダウンロード可能です。

くわしくはこちら別ウィンドウで開く

RPAを導入するにはどういった環境の準備が必要か

専用端末でなくてもいいのですが開発、実行を行うための端末(PCなど)が必要です。管理・統制機能を持つ管理サーバ(Orchestrator)を導入する場合はサーバの準備も必要です。詳細なスペックはUiPath社ホームページの製品ガイドに記載があります。

くわしくはこちら別ウィンドウで開く

RPAではシステム上のボタンをどのように認識するのか

認識方法は3つあります。
①システムの裏側のプログラムを読み取るオブジェクト認識
②画像を記憶する画像認識
③端末画面上の位置を記憶する座標認識

3つの中では①が一番システム上のボタンの位置や端末が変わっても対応できる可能性が高いですが、まれにプログラムを認識できないシステムもあるのでその場合は②③を組み合わせて認識します。

作業の分岐(結果がAだった場合はこの作業、Bだった場合はこの作業という場合分け)はできるか

可能です。UiPathの開発にはアクティビティという開発部品を使いますが、分岐というアクティビティも存在します。他にも数百種類のアクティビティを使って様々な業務の自動化が可能です。

RPAを導入するとどのようなメリットがあるか

人が手作業で行う定型業務を自動化すると、もともとその作業を行っていた担当者を別のより人間にしかできないクリエイティブな作業(お客さま対応や新規事業企画など)に配置転換できます。また、属人化している作業を誰でもロボットの実行ボタンを押せば出来るようになるため、繁忙期やピークのある業務を自動化すれば業務時間の平準化につながる効果もあります。

RPA導入後のFAQ

エラーなどによってロボットがうまく動かない

エラー発生時等のトラブルシューティングには、UiPath技術支援サービスをご用意しています。

ロボットの数が増えて手作業の管理がむずかしくなってきた

もし管理サーバ(Orchestrator)が未導入な場合、導入すればロボットの実行状況の監視、ライセンスの管理、スケジュール実行などが可能です。管理の手間を減らすために有効です。

社内のRPA利用のルールを定め、効率的な運用を実現したい

弊社内でもUiPathを導入しており、弊社の利用・運用ルールをご参考に紹介させていただくことが可能です。またUiPath技術支援サービスで提供する技術質問やトラブルへの対応を通じて、効率的なRPA運用を支援します。

管理サーバライセンス(Orchestrator)のトレーニングがないか

UiPath社で無償で提供されているEラーニング(UiPathアカデミー)の中にOrchestratorに特化したトレーニングもございます。また、弊社ではOrchestratorの操作研修をハンズオンで実施させていただくサービスもご用意しております。

RPA化する業務がなかなか見つからない、現場部門から上がってこない

弊社や他社様でRPA化されている業務の事例を参考に社内に似た業務がないか検討いただけます。業務全体の可視化から実施たい場合には、UiPathのProcessMining、タスクマイニング製品であるMeeCapなど、業務分析に役立つツールをご紹介いたします。

一般的なRPA導入のステップ

一般的なRPA導入のステップ

RPAの活用事例、連携ツールなどの詳細資料とRPAの導入までのステップをアニメーションで分かりやすく解説した動画をご希望の方は、以下の「資料ダウンロード」からお申込みください。

関連リンク

*UiPathは、UiPath社の登録商標です。
*ABBYY、FlexiCaptureは、ABBYY Software Ltd.の登録商標です。
*DX Suiteは、AI inside社の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。