
製造業の調達業務に「Plus」の進化をもたらすクラウドサービス
「eBuyerBrains Plus」は、BIPROGYが長年携わってきた製造業の調達高度化プロジェクトの知見とノウハウを集約したSaaS型ソリューションです。
日々の業務効率化やコスト削減から、戦略的調達、サプライチェーンマネジメントまで、幅広い業務課題を多彩な機能でグローバルにサポート。調達DXをさらに加速し、お客さまの購買業務を次のステージへとレベルアップさせます。
15年の実績を誇る製造業の直接材調達システム「eBuyerBrains」がさらに進化
SaaS型ソリューション「eBuyerBrains Plus」として登場

導入コストの大幅圧縮
- カスタマイズすることなくパラメータ設定で対応
- インフラの準備、維持が不要なSaaSでの提供

調達業務の高度化促進
- 見積機能の強化
- 操作性の大幅改善
- サプライヤーの管理情報を大幅拡張
- コミュニケーション機能強化

グローバル対応&グループ対応の強化
- 海外現地法人利用を想定した参照権限設定
- 多言語対応(日英中)、個人ごとの言語設定
- タイムゾーン対応
- 通貨対応の強化

社会的要請への対応
- CO²排出量算出支援機能
- BCPサプライチェーン機能を強化
- 電子帳簿保存法対応の強化
調達部門の4つのMissionを強力サポート!
幅広い業務課題を解決します。

最適な
調達価格の決定

競争力のある
サプライヤー選定

強い
調達組織づくり

継続性のある
サプライチェーン
製造業における購買・調達部門の課題
製造業の購買・調達部門では自社の他の部門に比べ、DX(デジタルトランスフォーメーション)やIT活用が大きく遅れているという印象を強く感じます。全社統一でERPを導入したものの、ERPの購買管理は、生産管理から依頼されたものを発注し、経理への伝票入力をするためのルーチンワークの粋を出ず、バイヤーとして重要な業務はほぼ手作業になっているのが現状ではないでしょうか。逆に考えると、購買・調達部門こそDX(デジタルトランスフォーメーション)によって大きな成果を生み出せる可能性を含んだ部門と言えます。

-
見積プロセスと単価登録業務を効率化したい
-
単価見積に加え、工事役務を含む設備見積もデジタル化したい
-
調達品の価格の妥当性を合理的に判断したい
-
半年に一度一斉に行う単価改定業務を効率化したい
-
Assy品や支給材料の管理が煩雑

-
サプライヤーとのやり取り全てを1つのポータルで行いたい
-
サプライヤー評価をデジタル化したい

- バイヤー担当者のスキルを向上させたい
- バイヤーのノウハウのブラックボックス化を変えたい
- グローバルで購買関連業務を共有したい
- ERPだけでは業務を網羅できない

- 調達品目のBCPサプライチェーン管理をしたい
- サステナブル調達と言っても何から始めたらよいか分からない
- 紙で行っている申請業務をデジタル化したい
特長
- 調達業務を広く網羅した統合システム
メイン業務のみならず周辺業務も含めた調達業務の全体像を分析し、バイヤー業務を幅広く支援できるソリューションに進化させました。同一システム上にて多くのバイヤー業務を遂行することが可能です。必要な機能だけをチョイスして利用することもできます。
-
CPP(Certified Procurement Professional)に基づき業務機能を検討
一般社団法人日本能率協会様が運営するバイヤー向け民間資格である購買プロフェッショナル認定CPP(Certified Procurement Professional)に賛同し、積極的に資格を取得。約30名のCPPホルダーが、ソリューション開発およびお客さま向けソリューション適用にあたっています。
-
サプライヤーの利便性にも配慮
バイヤー業務だけでなく、サプライヤー側の視点でも機能を検討。情報共有や画面やダウンロード機能のアレンジなど、サプライヤーとWin-Winで協力できる体制を支援します。
-
グローバルシステムとして実績多数
調達業務はグローバル化が進んでおり、当然導入するシステムにもグローバル対応が求められます。当社の調達システムユーザーさまもグローバルで利用いただいている企業が多く存在します。
-
周辺基幹システムとも連携
品目コードや仕入先コードなどのマスター類の連携や、見積選定後の単価データを基幹システムへ連携するなど、調達システムは周辺システムとの連携が必須です。eBuyerBrains Plusでは定型フォーマットによるインターフェース(API)を用意しており、スムーズに連携することが可能です。
主な機能
■最適な調達価格の決定
見積機能
-
見積プロセスと単価登録をデジタル化
直接材の単価見積/単価改定見積に加え、工事/役務を含む設備調達見積にも対応。
単価見積はAssy品管理や支給材料にも対応し、製造業の直接材調達業務を強力にサポートします。

コスト査定機能
-
価格の妥当性を合理的に判断
仕様パラメーター情報を活用し、価格の妥当性を判断根拠のある価格交渉を実現。
仕様のパラメータを元に価格の妥当性を判断することで、単なる相見積での比較から脱却します。



単価予測機能
-
重回帰分析による単価予測
事前に品目分類毎に分析のモデルをメンテナンスし、仕様パラメーターの入力情報をもとに単価予測を行います。

■競争力のあるサプライヤー選定
サプライヤー情報管理
-
サプライヤー情報を一元管理
属人化されている情報を使いやすくシステムで管理。
グループ、法人、サイトの3階層で情報を整理。必要な情報にいつでも容易にアクセス可能になります。

サプライヤー評価機能
-
サプライヤーを総合的に評価
サプライヤー評価機能は、様々な観点の項目でサプライヤーの状況を調査でき、さらにその結果を基に評価結果を自動採点することで、調査から評価までの業務負荷を大幅に軽減し、調査にかけていた時間を協働のための時間に充てることができます。また、複数カテゴリーを調達しているサプライヤーはカテゴリー別に評価することができるため、サプライヤー戦略としてカテゴリーマネジメントを支援します。サプライヤーにも妥当性のある評価が共有され、改善に向けたコミュニケーションが可能になります。


強い調達組織づくり
グローバルでの情報共有
-
サプライヤーや品目、価格情報を共有
グローバルでの共有が可能に。調達戦略をサポートします。
事業部やグループ会社、海外拠点と、サプライヤー情報や品目、価格情報の共有を実現。適切な権限設定が可能です。

バイヤースキル強化
-
バイヤースキルの底上げ
ベテランのノウハウ継承と、査定・単価予測機能でスキルアップを実現します。
コスト査定機能や単価予測機能、サプライヤーの面談情報共有により、バイヤースキルの底上げに貢献します。

■継続性のあるサプライチェーン
BCPサプライチェーン管理機能
-
調達業務のBCP対策を強化
2次サプライヤー以降も管理。災害時の迅速対応が可能に。
品目単位、仕入先単位でサプライチェーンを見える化。災害時の供給可否を調査し、早期対応を実現します。



CO²排出量算定機能
-
サステナブル調達に貢献
サプライチェーン全体のCO2排出量を可視化。
Scope3カテゴリ1に該当する調達品目についてCO2排出量を算出。持続可能な調達活動を支援します。

機能一覧
-
ソーシング業務
見積機能・コスト査定機能・価格予測機能、単価登録機能。承認も含めた業務フロー全体をカバーします。












-
サプライヤー管理
サプライヤーに関する様々な情報をサプライヤーマスタに紐付けて管理。サプライヤーとの各種コミュニケーションも行います。












-
その他便利機能
多様な事業内容や業務スタイルに合わせて、お客さまのユーザビリティを高める各種設定変更が可能です。








事例
企業名(五十音順) | 概要 |
---|---|
NOK様 | 購買業務フロー、分析業務、取引先調査など全てを網羅。 |
オムロン様 | 情報一元化、コスト査定、購入実績分析で利用。海外拠点へ単価も配信。日英中の3ヶ国語にて利用。 |
オリンパス様 | 取引先一斉調査、サプライヤー管理、実績分析機能を利用。試作購買へも拡張。 |
KDDI様 | 無線基地局関連等の見積選定業務とコスト査定業務に利用。順次適用範囲を拡大中。 |
コベルコ建機様 | 国内外グループ会社で利用。見積~発注、コスト査定、取引先調査など購買業務全般をカバー。 |
ジェイテクト様 | 見積から単価決定まで一連の業務効率化のため利用。調達部門の基幹システムとして発注業務でも利用。 |
タカラスタンダード様 | 見積から単価決定までのフローの標準化と、部品単価のコスト査定を行い、購買部門のスキルをアップ。 |
日機装様(医療機器) |
ソーシング業務と仕⼊先管理で適⽤。WEB⾒積から単価決定までの業務フローに加え、BCPサプライチェーン管理、アンケート、仕⼊先情報一元化などに利⽤。 |
日野自動車様 | グローバルでの部品情報一元化、コスト査定、購入実績の予実も管理。権限管理も強化。 |
ブラザー工業様 | 国内外生産拠点の調達部品目ごとにサプライチェーン情報を管理し、調達リスクの発見・低減・回避・緊急対応の備えと、有事の際の早期状況把握を実現し、BCP対策の推進に活用。 |
三菱重工業様 | 長年使用していたSAP MMからeBuyerBrainsに移行。各事業部門および主要グループ会社が利用する全社調達システムとして構築した大規模システム。ソーシングやパーチェシングだけでなく、サプライヤー管理、BCPサプライチェーン管理なども利用。 |
ローム様 | まず初めにBCP管理とサプライヤー管理を導入。その後、グローバルで購買基幹システムも移管。 |
コラム集
製造業の資材・調達・購買部門の皆様向けのコラムです。調達DXに関する課題や、eBuyerBrains Plusに関する機能や課題解決方法などについてお知らせします。
技報
持続可能なサプライヤー管理とデジタルトランスフォーメーション ――社会貢献のために購買・調達部門ができること
企業としてSDGsに取り組み、ESG経営を標榜することが当たり前になった昨今、調達・購買部門もサステナブル調達を求められるようになった。BIPROGYの調達ソリューション「eBuyerBrains Plus」は、製造業の調達・購買部門が持続可能なサプライチェーンを実現するために、法令遵守/人権/環境を含めたサプライヤー評価のデジタル化、カーボンニュートラルを目指す「サプライチェーン排出量の算出」、そして安定的な調達を継続する「調達品ごとのサプライチェーン情報管理」を提供している。「eBuyerBrains Plus」は、業務効率化するだけのデジタル化で終わらず、その先のデジタルトランスフォーメーションの実現を支援する。
2024年6月発行 Vol.44 No.1 通巻160号別冊技報【PDF】(610.3 KB)
カーボンニュートラル実現に向けて調達部門がやるべきこと

世界的な気候変動に対応する動きがあるように、日本でも 2050 年に向け温暖化の原因となる温室効果ガスの排出と吸収を均衡させる取り組み(カーボンニュートラル)がなされております。カーボンニュートラルは企業においても社会的な要請のみならず企業価値を高める機会として取り組むべき課題の認識が高まっている中、調達部門として何から始めるべきか、解説します。
いまさら聞けないサステナブル調達用語
SDGsやESGの意識の高まりの中で「サステナブル調達」の取り組みが加速しております。調達部門の皆様はこうした潮流を捉えた活動にシフトしているところですが、言葉の定義があいまいなまま活動を開始していらっしゃるのではないでしょうか。ここでは改めて平易な言葉でサステナブル調達に関する用語を解説します。
調達品ごとのBCPサプライチェーン管理の必要性
サプライヤー管理とは?管理方法、システム概要、管理手順を解説
eBuyerBrainsを活用した調達・購買分析の5つの分析手法
※掲載内容は特に断りのない限り執筆時点の情報であり、変更される場合があります。予めご了承ください。
トピックス
-
2025.07.14
ニュースリリース
製造業の購買・調達DXを短期間かつ低コストで実現する「eBuyerBrains Plus」を提供開始
-
2024.10.18
ニュースリリース
三菱重工グループの共通直接材調達・購買管理システムに製造業向け調達・購買ソリューション「eBuyerBrains」を提供
-
2024.06.01
お知らせ
2024年6月発行 Vol.44 No.1 通巻160号別冊技報にeBuyerBrainsに関する記事を執筆しました。
-
2024.03.28
お知らせ
日本経済新聞社主催「不確実な時代を勝ち抜く購買・調達DX戦略」セミナーに登壇しました。
-
2024.01.15
お知らせ
調達・購買関連のコラム「カーボンニュートラル実現に向けて調達部門がやるべきこと」掲載
-
2023.06.23
お知らせ
調達・購買関連のコラム「いまさら聞けないサステナブル調達用語」掲載
-
2023.06.12
イベント/セミナー
サステナブル調達を考慮したサプライヤーマネジメント セミナー(2023年7月12日)
-
2023.06.09
ニュースリリース
統合調達ソリューション「eBuyerBrains」で持続可能な調達を実現する、サプライヤー評価機能を提供開始
-
2021.03.16
お知らせ
調達・購買関連のコラム集を掲載しました
-
2020.12.03
イベント/セミナー
購買/調達セミナー:サプライヤマネジメントと調達競争力強化:オンデマンド配信(2020年12月9日~12月23日)
~重要カテゴリにおける競争力強化のポイント~ -
2020.11.12
イベント/セミナー
購買/調達セミナー:調達業務における一歩進んだペーパーレス対応:オンデマンド配信(2020年11月24日~12月8日)
~Web発注での電子帳簿保存法対応のポイント~ -
2018.07.04
イベント/セミナー
AI機能リリース!統合調達ソリューション「eBuyerBrains®」ご紹介セミナー ~多くの製造業で利用実績を誇る「eBuyerBrains」の全てをお見せします~
-
2017.12.15
ニュースリリース
日本ユニシス 国内初!製造業の部品単価決定やサプライヤー選定をAIが支援
~ ベテランバイヤーが持つノウハウをAIが継承。購買/調達部門を支援する購買分析「eBuyerBrains®(イーバイヤーブレイン)」の新機能「コスト査定AIオプション」を販売開始 ~ -
2015.07.03
イベント/セミナー
製造業の購買・調達部門向けグローバル情報一元化セミナーのご案内(7月24日)
- *eBuyerBrain、eBuyerBrains PlusはBIPROGY株式会社の商標または登録商標です。
- *その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。