中堅企業向けERPソリューション パッケージ Hybrish®(ハイブリッシュ)

ERPシステム「Hybrish(ハイブリッシュ)」とは?
Hybrish(ハイブリッシュ)は、BIPROGYが開発した中堅企業向けERPソリューションパッケージです。
財務会計/管理会計をコアとして、販売、購買、生産管理などさまざまな業務に対応可能です。
Hybrishはお客さまの基幹業務全体の標準化を推進し、時代のニーズにあった経営に必要なIT基盤を提供します。

中堅企業向けERPシステム「Hybrish」の機能がわかる資料や、製品比較表のフォーマット、要件整理の進め方などの資料がダウンロードできます。
「Hybrish(ハイブリッシュ)」の提供業務範囲
Hybrishの提供業務範囲は、以下のように自社に合わせて範囲を選べます。

特長「経営環境の変化に強い」
Hybrishは、経営環境の変化に強いという特長があります。この後詳しくご紹介しますが、「カセット」という概念を取り入れており、カセットによって業務にフィットし続ける、環境変化に強いERPを実現しています。
経営環境変化の例
- M&Aなどで新規事業が立ち上がる
- 組織変革が頻繁に行われる
- 経営管理報告の様式がよく変わる
- 事業拡大に伴い国内外の拠点が増加
- グループ経営の強化が必須になった
- 予算・計画策定や経費配賦ルールの変更
なぜ経営環境変化に強いのか?「Hybrish」の「カセット」の仕組み
Hybrishの「カセット」とは、以下図のように、 Hybrishに自由に抜き差しできる「機能群」のことです。カセットはさまざまな単位で追加開発・修正することができるため、経営環境の変化に強いERPを実現することができます。

カセット活用の具体例
ここでは、文房具卸業、食品卸業の2つの業種を例に、カセットの活用例をご紹介します。企業により、どんな単位でカセットを作るべきか、検討のヒントにしてください。
オフィスソリューション事業例
これは、オフィスソリューション事業を例にしたカセットの活用例です。複合機などの事務機販売事業とオフィス家具・設置施工事業においては、販売管理、在庫管理の他、保守や役務の有無などの業務が異なります。そういった場合は、カセットを事業単位で構築するとよいでしょう。


食品卸業例
これは、食品卸業を例にしたカセットの活用例です。食品卸の場合、得意先毎に販売管理などが異なるケースがあります。こういった場合は、支店別にカセットを構築することで、支店毎の得意先のニーズに応えられるERPを実現することができます。


中堅企業向けERPシステム「Hybrish」の機能がわかる資料や、製品比較表のフォーマット、要件整理の進め方などの資料がダウンロードできます。
「Hybrish」のメリット
Hybrishはカセットのように差し込む仕組みにより、以下のようなメリットがあります。

カセットは別々に構築しても、DBは1つのみです。そのため、すべてのカセットのデータは1つのDBで一元管理されます。全従業員でデータの共有も可能になります。

1つのDBですべてのデータが管理されますので、BIツールを活用することで経営の可視化も可能です。カセットを跨いで経営状況を可視化できます。

カセットは別々でも、請求業務は一括で行いたいといったこともDBが1つですので実現可能です。

カセットにより、経営環境の変化に合わせたシステム構築が可能です。さまざまな要因で変化し続ける経営環境に柔軟に対応できることで、長く利用いただくことが可能です。ERPは長く使えば使うほど、社員への浸透も早くなり、より生産性の高い業務推進も可能となります。

カセットにより、御社の業務にあったシステムを柔軟に構築できます。パッケージでは物足りない、スクラッチだと高すぎるといった問題を解決できる仕組みです。

Hybrishは標準でさまざまな機能を実装していますが、業務にフィットしない場合は「カセット」を差し込むイメージでフィット感を向上させます。そのため、システムの開発工数を大幅に削減できます。
「Hybrish」のカセット活用をおすすめできる企業向け

複数事業を展開する企業の場合、事業ごとに販売、在庫管理などの業務が異なります。こういった場合、事業ごとに「カセット」を差し込み、事業別にフィットしたERPを構築できます。新規事業の開始、事業の終了などにも柔軟に対応可能です。

同じ事業や同じ製品を販売していても、拠点ごとに売り方や在庫の持ち方などが異なることがあります。そういった場合、拠点ごとに「カセット」を差し込むことで、拠点別に柔軟なシステムを構築できます。国内でも海外でも拠点が異なると市場特性も異なるため、拠点ごとにカスタマイズすることで、拠点ごとに事業を拡大することができます。

子会社やグループ会社が複数存在する場合、子会社ごとに「カセット」を差し込むことで、子会社ごとに個別にERPを導入する必要がなくなります。1つのERPでグループ全体を統合管理でき、運用業務の効率化だけでなく、業務標準化やグループ全体の経営の可視化なども実現します。
「Hybrish」の詳細資料
食品卸売業向け
HybrishV2 詳細資料
Hybrishの概要、コンセプト、5つの強み、8つの特長、稼働環境、食品卸売業向けテンプレートについて詳しく解説した製品の詳細資料です。食品卸売業向けテンプレートの説明では、業務フローなども解説しています。
補完ソリューション
Hybrishを補完するさまざまな連携ソフトウェアをご紹介します。
課題と解決
- レガシーシステムで長年運用しているが、システム拡張・メンテナンスが困難で法改正などに対応できない。
- 決算処理の早期化を実現し、可能な限りリアルタイム経営(企業活動の可視化)を実現したい。
- グループ経営を推進する為、グループ全体でのERP導入を考えたいが、コストが合わず困っている。
- 企業合併・新事業展開・グループ統合・業務形態の変革など、企業環境の変化に応じ、自社内に複数存在するビジネスモデルに対応したい。
- 事務を標準化し、財務報告の信頼性確保のためにも内部統制対応に備えておきたい。
- 全てパッケージソフトに依存するのではなく、自社の独自性を出すために機能拡張を自由に自社開発したい。
お役立ちコラム
卸売業における適正在庫の計算方法と考え方|リードタイムや必要在庫から算出する方法を解説
基幹システムとは?意味や種類・機能・ERPとの違いをわかりやすく解説
ERPシステムとは?意味やERPパッケージ導入のメリット・デメリットをわかりやすく解説
用語集
中堅企業向けERPシステム「Hybrish」の機能がわかる資料や、製品比較表のフォーマット、要件整理の進め方などの資料がダウンロードできます。
事例紹介
- *Hybrishは、BIPROGY株式会社の登録商標です。
- *その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。