Sibos Frankfurt出展のご報告
～SurFIN®での国内導入実績をもとに、今後海外展開を加速～

BIPROGYブース

BIPROGYは、Sibosにて初めてブースを出展しました。ブースでは商談エリアを広めに設け、事前アポイントや当日の立ち寄りを含め、4日間で30社以上の企業と意見交換を行いました。

＜商談風景＞

Enabler User Group登壇

BIPROGYは、Sibos会期前日に開催されたSwift Enabler向けのユーザー会に出席し、SwiftのエンドユーザーへのSwift APIオンボーディングをテーマに、パネリストとして登壇しました。
SurFINはSwift API導入実績が世界でトップクラスであり、他のEnablerとAPI導入展開の秘訣を紹介する貴重な情報交換の機会となりました。

• テーマ：Swift EnablerによるAPI情報共有会
• 日時：2025年9月28日（日）13:00－14:30（現地時間）
• 内容：SwiftエンドユーザーへのAPIオンボーディングのテーマの他、ベストプラクティスの共有など、グローバルでの取り組みについて意見交換を行いました。

Exhibitor stage登壇

BIPROGYは、出展企業による登壇セッションにてプレゼンテーションを行いました。
本セッションでは、日本における金融機関の送金業務における課題に触れ、SurFINを導入することでSTPを実現し、また業務がどのように改善したか、デモを交え具体的に紹介しました。約40〜50名収容のステージはほぼ満席となり、参加者の高い関心がうかがえました。

• テーマ：日本における送金のSTPプロセッシング事例 ～G20ゴールに向けた取り組み
• 日時：2025年10月1日（水）14:15－14:45（現地時間）

国内のSurFIN導入状況と今後の海外展開について

BIPROGYは、国内の40金融機関に対してSurFINを提供し、ISO20022移行において順調に本番稼働を迎えることができました。複雑な送金ルールやAMLに関する各種手続きをシームレスかつスムーズに運用できるソリューションとして、高い評価を受けています。
今回のSibosを通じて、世界ではISO20022移行において顧客チャネルやSTP処理についてまだまだ課題を抱えている金融機関が多いことが分かりました。G20で2027年までの目標となっている「クロスボーダー送金改善に向けたロードマップ」では、以下の4点がKPIとして設定されていますが、各国の金融機関の規制やシステムの影響で現状のままでは達成が難しい状況も見られており、テクノロジーでの解決が期待されています。SurFINは仕向および被仕向送金をSTP化できるソリューションとして、海外での大きな反響を受け、今後海外金融機関に向けた販売を進めていきます。

＜クロスボーダー送金改善に向けたロードマップで定められている4つのKPI＞

1. コスト（コストを送金額の１％以下に抑える）
2. スピード（全体の75％以上が1時間以内に受取可能となる）
3. アクセス（90％以上がデジタル手段で支払・受取ができる）
4. 透明性（手数料、レート、着金時間が事前に把握できる）

注意事項

• 注1：Sibos Frankfurt
  公式webサイト：https://www.sibos.com/別ウィンドウで開く

• 注2：Swift（Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication）
  国際銀行間通信協会
  Swiftは200を超える国と地域における11,500以上の銀行、証券会社、市場インフラ、事業法人などをつなぐ通信プラットフォーム、および各種製品・サービスを提供しています。

• 注3：Sibos出展企業ページ
  BIPROGYの「SurFIN」ソリューションのご紹介別ウィンドウで開く