BIPROGY Foresight in sight BIPROGY Foresight in sight

時系列情報のデータ化

いつ、どこで、何が起こったか、誰が対応しているか――。
メモ、ホワイトボード、模造紙に散在する時系列情報を、
「ホワイトボードにそのまま書き込む」感覚でデータ化し、
最新の情報や経緯を部署や拠点を超えて共有できます。

概念図

〈ホワイトボードイメージ〉

ホワイトボード

〈災害ネット 画面イメージ〉

災害ネット画面イメージ

時系列だから、迷わず、 スピーディに情報が集まる

災害時、受け付けた情報をホワイトボードに時系列でとりあえず殴り書く――その行為をそのまま画面にしました。
施設・フロアの被災情報や、社員からのリクエスト、取引先からの問い合わせ…まるでホワイトボードに記録するように、どんな内容でも時系列に沿ってドンドン入力でき、あっという間に全社の災害データベースができあがります。
関係部署や現場から、直接書き込んでもらえるため、BCP担当部署にかかってくる電話やメールがグンと少なくなり、時間と心に余裕が生まれます。
「訓練で使ってみたら、以前よりも静かになってびっくりしたけど、その分、冷静に対処できた」そんなお声をたくさんいただいています。

欲しい情報をすぐに引き出せるから、対策会議がラクに

重要な情報や最新の状況をすぐに報告せよ――乱立する各フロアのホワイトボードの情報をどうやって確認・とりまとめればよいのか、途方に暮れていませんか?
災害ネットなら、時系列で並べられた全社の災害データベースから、条件で絞り込み、見たい情報だけすぐに確認することができます。そのまま出力して報告資料にしてもよし、プロジェクターで対策本部会議で映してもよし、とりまとめ作業が大幅にラクになります。
「あの件はどうなった?」「その件はどういう経緯なんだ?」そんな場合でも、検索ですぐに見つけられるのは、時系列情報をデータ化するからこそ。

同じ情報を見ながら会話。 離れた部署との意思疎通もストレスなく

現場や支社・支店、または別のフロアの社員との意思疎通、電話だけではよくわからない、うまく伝わらない…。災害ネットなら同じ情報をどこからでも見られるから、「何時何分の~~の件だけど」と、空中戦にならずにストレスなく会話ができます。
また、現場からスマートフォンを使って写真も投稿でき、時系列で並ぶので、言葉では伝えにくい被害の様子も一目瞭然。視覚的にわかりやすく、すばやい状況把握に大いに役立ちます。

最新の情報がリアルタイムに見られるから、
意思決定者にも喜ばれます

迅速な意思決定を迫られる役員ら意思決定者は、常に最新の情報を求めます。タイムリーに情報をあげなければ、「どうなってるんだ?!」とBCP担当者に詰め寄ったり、直接現場の責任者を呼びだしたり、焦る気持ちが、現場のプレッシャーになることもしばしば。
災害ネットは時系列に集められた情報をPCやスマートフォンからリアルタイムに見ることができるので、役員は自席から、または自宅からでも常に最新情報を把握できます。
またリアルタイムに最新情報を把握していれば、定期的に開かれる対策会議でも、各部局からの報告時間を短縮でき、「どのような対策を打つべきか」といった具体的なアクションを考える時間を増やすことができます。
もちろん、閲覧範囲を制限するなど、情報のコントロールは柔軟に調整できます。

データが溜まっているから、引継ぎや、振り返りに役立ちます

災害対応が長期にわたる場合、ただでさえ疲れているのに交代要員への引き継ぎにまた時間がかかったり、災害対応が終了した後、どのような活動をしたかのデータが残っておらず、振り返りもできなかったりと、BCPを改善させる機会を失っていませんか?
災害ネットで集めた被害情報や活動情報は、全て時系列に記録されているため、例えば交代要員に「未対応事案はこれだけ」といったように、スムーズかつ漏れのない引継ぎをすることができます。

また、災害対応後に実災害ではいつ、どこで、どのような事案が発生したか、それに対する活動はどのような経緯で行ったか、情報の集まる部署の体制はもっと厚くすべきではないかといった振り返りを行うことができます。また訓練で登録されたデータを見返すことで、入力のルールや検索用のタグの付け方などを改善するなど、BCPをより強固にするためのPDCAを回すことができるようになります。

*記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。