
輸配送管理システム(TMS)
配送管理システム・輸配送管理システムを指すTMSとは、Transport Management Systemの略称です。物流コスト全体の中でも大きなウェイトを持つ、配車コストの削減に寄与し、具体的には配車・配送計画、進捗管理、積付、運賃計算、請求書発行などの管理業務の効率化を実現するシステムです。これまで熟練の経験者によるKKD(勘・経験・度胸)に頼られてきていますが、昨今の人手不足から初心者でも同じ様に業務が実行でき、業務の平準化ができるTMSに注目が集まっております。
TMSの基礎と主な機能「システムを導入するときに比較すべき8の項目」の資料はこちらからダウンロードできます。
物流業務の効率化に関して下記のような事例資料などがダウンロードできます。お気軽にお申し込みください。
- ロジスティクス分野におけるBIPROGYの取り組みとロジスティクスソリューションの概要
- 3PL事業所の収支管理における課題と解決策「収支管理業務のシステム化事例」
- 物流業務を効率化した7つの事例集
- 物流業務の効率化やDXに関するお問い合わせ・ご相談
こんな課題ありませんか?
配車業務の前には荷物の入庫やピッキング、配車後にはトラックの入場・積み込みが行われ、 各プロセスの中でさまざまな課題を抱えられているかと思います。
配車担当者が抱える課題

・出荷伝票をもとに紙やExcelをベースに手作業で配車を計画しており、担当者が変わると品質が保てない
・最適なルート/積載効率/トラック台数で手配できているかわからず、無駄なコストが発生している可能性があるが改善手段がない
・配車結果がデータ管理できておらず、予定・実績にもとづく改善施策が打てない
配車前後のプロセスにおける課題

・輸配送コストの見直しを行いたいものの、物流会社へ業務を委託しており、どこから改善すればよいかわからない
・工場や倉庫拠点でバースの入退場管理ができておらず、トラックの順番待ちが慢性的に発生している
・工場や倉庫拠点で配車手配したトラックの入場時刻が把握できていないため、順番を考慮した事前ピッキングができず、入場後に待機時間が発生している
配車業務のお悩み解決します!
課題解決のためには荷物の入庫から出庫までのプロセスの中で、どこにボトルネックがあるのかを特定し施策を打つことが重要です。運用でカバーできるのか、システム導入をしないと解決できないのか、BIPROGYは現場業務フローと他システムの導入状況、利用状況に応じて、課題解決に向けた施策をご提案します。
輸配送管理システム(TMS)パッケージのご紹介
LogiSTAR配車管理簿
自動配送では、道路ネットワークを使った効率の良い配車が行え、地図上での配送ルート表示も可能です。
また、配車担当者が作成した配車状況の共有ができます。

本製品に限らずご要望を伺った上で最適なご提案をさせていただきます。
TMSの基礎と主な機能「システムを導入するときに比較すべき8の項目」の資料はこちらからダウンロードできます。
輸配送管理システム(TMS)導入のメリット

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出荷指示データ(積み地・降し地・荷量など)と車両データ(車種・台数・出発地など)から、最適な配送ルートをシステムが計算するため、より多くの荷物を効率よく配達できるようになる。それにより、長時間労働の解消、人手不足の緩和、車両台数や燃料費削減などのコスト削減効果が期待できる
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配送ルートの計算をシステムが行うことで、配車品質を標準化しながら、経験・土地勘がない人でも配送ルートの作成・管理ができるようになる。業務の俗人化を解消し、急な計画変更にも柔軟な対応ができるようになる
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配車予定がデータ化されるため、配車した結果の請求データと突き合わせができるようになる。それにより、配車における収支管理がしやすくなる
他システムとの連携でのメリット
TMSは、ご利用者様の課題感や運用に合えば単体でも十分な投資対効果を生みますが、動態管理システムやバース予約システムと連携させて利用することで、より効果が高まります。

これらのシステムの連携により、
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輸配送に関する情報は相互に連携しているため、配車マンが各システムに情報を入力する手間や確認時間の削減。
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システムをまたぐ予実管理が可能。
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動態管理の情報をバース予約システムに連携することでバース予約システムのセンター到着時刻を精緻に取得し、システムにて厳正な管理が可能。
などの効果が期待できます。
輸配送管理システム(TMS)以外にも・・・
輸配送に関わる課題解決のためにはサプライチェーンマネジメント(SCM)を用いた物流の川上~川下の荷物の入庫から出庫までのプロセスの中で、どこにボトルネックがあるのかを特定し施策を打つことが重要です。運用でカバーできるのか、システム導入をしないと解決できないのか、BIPROGYは現場業務フローと他システムの導入状況、利用状況に応じて、課題解決に向けた施策を提案させていただきます。

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