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Unisys ClearPath® Software Series GE1500(MCPモデル)

ミッションクリティカルな基幹系システムはじめ、お客様のIT資産を守り続けます。
ミッドレンジからハイエンドまでカバーするUnisys ClearPath MCP Software Series の最新モデルGE1500。

Unisys ClearPath Software Series GE1500は、1961年の提供開始から現在まで改良を続けるオペレーティングシステムMCP(Master Control Program)をBIPROGYが検証したオープンプラットフォームと組み合わせて提供します。メインフレームの特性である高度な信頼性、可用性、拡張性、セキュリティ、サポート等を継承し、互換性を維持することでお客様のIT資産を守り続けていきます。
ClearPathの更なる進化系・GE1500はあらゆる企業のビジネス・インフラストラクチャとして、これからもお客様の付加価値向上を目指します。

特長

GE1500は、ハイエンド/ミッドレンジ向けMCP-OSの最新パッケージです。BIPROGYが検証したIAサーバ、ストレージ、仮想化ソフトウェアと組み合わせ、企業の基幹系システムとして可用性をさらに高めるため機器構成を二重化したHigh Availability(HA)システムで提供します。
お客様の利用形態にあわせ、メータリング・モデル(従量制モデル)とキャパシティ・モデル(固定性能モデル)を用意しています。

BCP/DR支援、キャパシティ・オン・デマンド(COD)

BCP (Business Continuity Plan) / DR (Disaster Recovery) への支援として、災害対策、バックアップ等の用途で複数台購入される場合のライセンスを用意しています。【メータリング・モデル、キャパシティ・モデル共通】

キャパシティ・オン・デマンド機能はMCPオペレーティング・システムが提供する動的プロセッサ性能制御機能です。予め実装された物理プロセッサの潜在的な処理性能を必要に応じて追加できます。【キャパシティ・モデル向け】

メータリング技術を採用

米国ユニシス独自のメータリング技術により、MCPシステムのプロセッサ使用量を計測・集計・通知し、メータリング(従量制)システムの基盤を支えます。

  • ユーティリティ・コンピューティングに対応
    GE1500では、MCPシステムのプロセッサ性能を必要なときに必要なだけ、自由にお使いいただけます。実際の使用量に応じて課金するシステムなので、従来型のシステムで提供中のキャパシティ・オン・デマンド(COD)に比べて、より弾力的なユーティリティ・コンピューティングに対応し、一段とパワフルで自由度が高いシステム・リソースの有効活用を可能にします。
  • 実稼働に合わせた効率的なシステム投資を実現
    GE1500では、実際の使用量に応じて、事前にご契約いただいた性能量からの引き落としや使用料金の精算を行います。短期間または一時的な繁忙期(スパイク)に備えて高価なシステムを購入するのではなく、業務の繁閑とITコストを連動させ、実稼働に合わせた効率的な投資でシステムを使用することが可能です。
実稼働に合わせた効率的なシステム投資を実現
  • 大型機クラスの最大性能を標準装備
    GE1500では、大型機にも匹敵する最大システム性能を標準装備し、プロセッサ負荷の重いアプリケーションやバッチ処理もストレスを感じさせることなく動作します。実効的な最大性能(シーリング)を動的に変更して、予期しないリソース使用を回避したり、処理時間や所要コストを調節したりすることもできます。
大型機クラスの最大性能を標準装備
  • 簡潔でわかりやすいプリペイド方式を採用
    あらかじめ所定の期間の予想使用量を一括購入するプリペイド方式の採用により、従量制のシステムでありながら必要なコストを把握しやすく、事前の予算確保や初期投資の平準化が可能です。また、使用量の計測・集計・通知はシステムが自動的に行うので、複雑な運用・管理は不要です。事前にご契約いただいた性能量の費消後や有効期間の満了後も、性能量の追加購入または月次の実績精算により、煩雑な操作や手続きなしにシステムを継続して使用できます。

より堅固なセキュリティとデータのオープン化を追求

GE1500では、多彩なビジネスに素早く対応できる強力で豊富なミドルウエア群、ビジネスの変化に素早く対応できる斬新な開発環境によって迅速なマーケット展開が可能です。

GE1500 ソフトウェア群

基幹システムを守る高度なセキュリティと暗号化を実現

  • セキュリティと暗号化
    ネットワーク化が高度に進展した現在の情報システムでは、蓄積された膨大な基幹データ群(企業の極秘データ、個人情報など)に対する厳重な保管保全対策が強く求められています。増加しているインターネット経由での各種不正アクセスなどに対して、GE1500では標準機能として提供するシステム・アクセス制御に加えて長年にわたって培われたメインフレームのセキュリティ技術をベースとして各種ソリューションを提供し、情報漏洩に対する防止策を強力に支援します。
  • 安全保護機能
    GE1500の基本セキュリティ機能をさらに強化する拡張機能として、安全保護機能を標準で提供します。このソフトウェア・コンポーネントを追加適用することで、より厳密なシステム安全保護管理、ファイルアクセス管理が可能になります。
  • データの暗号化、圧縮機能、ネットワークのセキュリティ対策
    AES256暗号化アルゴリズムに基づいて安全にDMSIIデータベースを暗号化します。
    WRAPの圧縮機能により、データベースのバックアップのような大きなデータファイルを圧縮することで、外部サーバ等で保管をする際のネットワーク負荷を低減することができます。さらに、WRAPしたデータを暗号化することで、セキュリティを強化することもできます。
    加えて、ネットワークからの攻撃に対する防衛機能として、ブロードキャスト・ストームの抑止機能、動的フレーム・フィルタリング機能、IPセキュリティ機能といったTCP/IP関連の機能を継続的に強化し続けています。
データの暗号化:MCPテープ暗号化、MCPディスク暗号化イメージ図

統合開発/実行環境:Unisys ABSuite®

ABSuite® (Agile Business Suite)は、ミッションクリティカルな基幹業務システムなどを迅速に構築し、統合的に保守・管理が出来るツールです。ABSuiteの開発環境はMicrosoft Visual Studio®のIDE(統合開発環境)フレームワークに組み込まれ、業界標準のユーザーインターフェイスで開発やデバッグ操作ができます。

  • PIM (Platform Independent Model )型開発:
    稼働対象プラットフォームを意識することなく、データベース連携を含むオンライン・トランザクション、バッチシステムなどを効率的に開発することができます。
  • ターゲットとなるシステムは、Microsoft® .NET FrameworkとClearPath MCPです。
    MCP環境で構築したソフトウェア資産を将来、Windows環境へ移行できます。
  • 自動テスト機能を標準でサポート
    煩雑で単調な確認作業の負荷を軽減します。
  • 高生産性スクリプト言語LDL+ (Logical Definition Language plus )を採用
    LINC®2000 Developer 3.3で記述されたSW(LDL)資産からも簡単に移行することができます。
ABSuiteイメージ図

基幹データベースからのデータ抽出:Unisys DataExtractorII/NX

DataExtractorII/NXはMCPシステム上のDMSIIデータベースから、SQL Server™;、或いはOracle®へのデータ抽出を簡単なパラメータ設定で実行できるデータ抽出ユーティリティです。これにより基幹系データをタイムリー且つ、効率的にRDBMS(Oracle、SQL Server)に抽出することができます。また、MCP上のファイルについてはOLE DB機能によりSQL Serverにデータを抽出することができます。

ホスト帳票を電子帳票に変換:UNIREP-V

電子帳票システム UNIREP-Vは、ホスト上で作成された帳票データを変換しWindowsサーバ上で稼働するPandora-AXサーバに格納、 クライアントPCから罫線付き表示、検索、印書などを実現するソフトウェアです。

ホスト帳票を電子帳票に変換:UNIREP-V

*UNIREPは、BIPROGY株式会社の登録商標です。
*ABSuite/エービースイート、ClearPathは、Unisys Corporationの登録商標です。
*Microsoft、Windows、Visual StudioおよびSQL Serverは、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*Oracleは、Oracle Corporationおよびその関連会社の登録商標または商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。