AXLab®(Agile Transformation Lab)
新規ビジネスの早期立ち上げのために、ビジネスの仮説検証を小さいサイクルで繰り返すことができる、アジャイル開発を支援します。開発手法としてスクラムを採用し、アジャイル開発チームの立ち上げとプロセスのコーチング、開発技術のサポートの3つをサービスメニューとして提供します。
最新の事例はこちら
AXLab Launch
アジャイル開発をはじめるために『必要な準備』をスクラムマスターが支援します。
アジャイル開発開始の課題
アジャイル開発の勉強をしても、いざ始めるとなると「何をどこまですれば良いか?」「バックログはどうやって作るの?」など経験が浅いと、簡単には実践できない悩みがあります。
本サービスの利用効果
アジャイル開発のマインドを体得しながら、アジャイル開発の準備を進められます。
また、ワークショップを実施しながら準備が整うので、スムーズにアジャイル開発を始めることができます。
サービス内容・進め方
以下の作業を提供し、約1ヶ月間(※)でアジャイル開発を始めるための準備を行います。
(※)プロジェクトの状況により異なります。
作業項目 | 内容 |
---|---|
1. ヒアリング | プロジェクトの概要と目的、メンバーの構成と前提となる開発技術等をヒアリングし、理解する。 |
2. スクラム説明 | スクラム研修未参加のメンバーに向け、スクラムの基礎知識を座学で伝える。 |
3. インセプションデッキ作成 | 開発チームとともに、プロジェクトの目的や成功要因をインセプションデッキの形で作成し、相互理解を深める。 |
4. プロダクトバックログ作成 | 開発チームとともに、開発対象の機能をストーリーとして表現し、作業の優先順位付けと作業規模の見積を行う。 |
5. スプリントバックログ作成 | 開発チームとともに、作業タスクを分解しスプリント1で行うタスクを明確化する。 |
6. 開発環境構築 | 開発チームとともに、プロジェクトで利用する要素技術を決定し、必要な準備作業を支援する。 |
7. スプリント1のセレモニー支援 | スプリント1のセレモニーに参加し、各セレモニーの進め方を伝える。 |
8. まとめ | スプリント1の完了後に、全体をふりかえり、今後に向けた助言を行う。 |
作成物
-
インセプションデッキプロジェクトの全体像を端的に伝えるためのドキュメント
-
マイルストーン開発サイクル(スプリント期間)を管理するためのスケジュール
-
プロダクトバックログ製品やサービスの要件リスト
-
スプリントバックログプロダクトバックログからスプリント期間で実施するタスクリスト
AXLab Coaching
アジャイル開発のプロセスを適用し、チームがマインドとプロセスを身につけることを支援します。
アジャイル開発継続の課題と本サービス利用効果
チーム内のメンバと継続的に開発を実施して行くためには、コミュニケーションを密に取るマインドや開発のプロセスを身につける必要があります。本サービスではスクラムマスター認定資格者がコーチとしてチームに参画し、スクラムのプロセスに基づいて、課題を整理・分析し、解決策を提示します。
週2回程度、チームにコーチとして参画し、以下のような内容を支援(※)します。
(※)支援内容は一例です。支援するチームによって内容は異なります。
作業項目 | 内容 |
---|---|
1. ヒアリング | プロジェクトの概要と目的、制約と、プロジェクトとして認識している課題感を確認する。 |
2. セレモニーへの参加 | アジャイル開発の各種セレモニーに参加し、都度助言を与える。 |
3. プラクティス実施状況の確認 | アジャイル開発の各種プラクティスの実施状況・活用状況と、現場としての改善実感度について確認する。 |
4. チーム習熟度の確認 | 各種セレモニーの実施状況や、プラクティスの実施状況をもとに、チームとしてアジャイルとしての考え方が行動にあらわれているかを確認する。 |
5. プロジェクト阻害要因の把握 | プロジェクトの生産性(ベロシティ)を低下させている要因を整理する。 |
6. プロジェクト阻害要因の解決案作成 | プロジェクトの阻害要因について、対処策を開発チームともに検討し、解決策を作成する。 |
7. まとめ | これまでに行った活動をまとめ、プロジェクトに共有する。 |
AXLab Development
開発チームメンバーとして参画しアジャイル開発に適した技術とプロセスの適用を支援します。
アジャイル開発継続の課題と本サービス利用効果
チーム内のメンバと継続的に開発を実施して行くためには、マインドやプロセスだけでは無く、開発する技術が必要になります。本サービスではスクラムマスター認定資格者が開発メンバーとしてチームに参画し、アジャイルに適したツールとスキルのトランスファーを実施します。
週3回程度、チームに開発メンバーとして参画し、以下のような内容を支援(※)します。
(※)支援内容の一例です。支援するチームによって内容は異なります。
作業項目 | 内容 |
---|---|
役割 | 開発メンバーないしスクラムマスターとしての役割を負う。 |
1. セレモニーへの参加 | アジャイル開発の各種セレモニーに参加し、都度助言を与える。 |
2. 開発・実行環境の構成検討 | アジャイル開発に適した開発環境・実行環境の構成をチームとともに検討する。 |
3. コードレビューの実施 | ソースコードレビューを実施し、スキルをチーム全体に共有する。 |
4. モブプログラミングの実施 | 全員で一つの成果物を作成することで、開発の流れを確認し、スキルをチーム全体に共有する。 |
5. 勉強会の開催 | アジャイル開発の知識、プラクティスの具体的な実施方法について、都度勉強会を開催する。 |
6. ソースコード管理方針の策定 | ブランチの作成ルール、コミットルール、ソースの作成からレビューまでの流れを整理し、展開する。 |
7. レトロスペクティブでの改善提案 | レトロスペクティブ(ふりかえり)で出たプロジェクトの阻害要因に対し、技術的な観点から改善策を提示する。 |
関連サービス
事例紹介
*AXLabはBIPROGY株式会社の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。