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AWS認定資格で3名が受賞。技術力とコミュニティー貢献が評価

2026年3月2日

ユニアデックス社員が「Japan All AWS Certifications Engineers」「Japan AWS Jr. Champions」を受賞

AWS認定資格で3名が受賞。技術力とコミュニティー貢献が評価

生成AIの普及により、企業のクラウド活用は不可欠になりつつあります。
こうした時代の大きな変化の中でBIPROGYグループでは、「AWS(Amazon Web Services)」をはじめとしたクラウド技術の高度利用を支える多様なサービス展開を通じて、企業のクラウド活用と課題解決に取り組んでいます。2025年には、AWSが日本国内のエンジニアを対象に実施する認定資格プログラムにおいて、グループ会社であるユニアデックスの社員3名がアワードを受賞しました。
今回は、「2025 Japan All AWS Certifications Engineers」を受賞した味澤健司と関根佑斗、「2025 Japan AWS Jr. Champions」を受賞した名倉悠に、受賞の思いやAI時代のクラウド活用の要点、これからの展望を聞きました。

難関のAWS認定で2つのアワードを受賞

AIの本格活用時代に入り、情報システムのクラウド化の流れは一層強まっています。BIPROGYグループでは、ビジネス環境の変化に迅速に対応し、企業のクラウド活用推進を支援するさまざまなサービスを提供しています。

こうした中、2025年には「AWS(Amazon Web Services)」の認定資格プログラムにおいて、「2025 Japan All AWS Certifications Engineers」と「2025 Japan AWS Jr. Champions」というアワードをBIPROGYグループのユニアデックス社員3名が受賞しました。

これは、AWSがBIPROGYグループにおけるエンジニアの技術力やコミュニティーへの貢献を評価したものです。前者は味澤健司と関根佑斗が、後者は名倉悠が受賞しました。

2つのアワードのうち、Japan All AWS Certifications Engineersは、AWSのパートナー企業ネットワーク「AWS Partner Network (APN)」に参加する企業に所属し、12あるAWS認定資格をすべて保持しているエンジニアを表彰するプログラムです。難易度が高く、更新が必要なすべての資格を保持し続けることが求められます。味澤はこう振り返ります。

クラウドソリューション一部 技術推進室 味澤健司
ユニアデックス株式会社(UAL) クラウドサービス本部
クラウドソリューション一部 技術推進室 味澤健司

「顧客向けAWS案件の設計や構築支援のほか、BIPROGYやユニアデックスの自社サービス提供に用いるAWSの構築支援などに10年ほど携わっています。以前も、AWS認定の「ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル」などいくつかの認定資格は保有していたのですが、業務領域の変更などで一旦失効してしまいました。現在は業務が元に戻り、先行してJapan All AWS Certifications Engineersを受賞していた同僚に刺激を受けて、そのとき資格を数多く保有する関根に『一緒にチャレンジしよう!』と声をかけました。情報交換など行いながら、すべての資格を取得できました」

クラウドソリューション一部 適用技術室 関根佑斗
ユニアデックス株式会社(UAL) クラウドサービス本部
クラウドソリューション一部 適用技術室 関根佑斗

同年に受賞した関根は、「AWSのデリバリーチームとして、私たちが提供するサービスの1つ『CLOUDForesight』などを担当しています。味澤からの声がけも後押しになって挑戦しました。資格の勉強は大変でしたが、共に挑戦する仲間がいることで視野が広がり、プロジェクトでもAWSの新しいサービスを使えるようになったので、仕事の楽しさが増しました」と話します。

一方、2名と同じ部署に所属する若手社員の名倉が受賞したJapan AWS Jr. Championsは、今後の活躍が期待される若手エンジニア向けのアワードです。技術的な挑戦やコミュニティー活動のリードなど、自ら起点となった周囲への影響力と貢献度が評価されました。

「現在、入社3年目で『CLOUDForesight』の中でも特にコンテナやKubernetesを扱う案件の基盤構築などに主に従事しています。アワードの募集対象は社会人1年目から3年目の若手のエンジニアで、『受賞しておめでとう』で終わるのではなく、1年間の任期でAWSの情報交換やさまざまなイベントの企画・開催などのコミュニティー活動を行うことも受賞者の役割の1つです。こうした取り組みを通じて、上位のエンジニアへの成長が期待されていると感じています」

クラウドソリューション一部 開発技術室 名倉悠
ユニアデックス株式会社(UAL) クラウドサービス本部
クラウドソリューション一部 開発技術室 名倉悠

AI時代のスピード感と柔軟性を支えるクラウド

今回のAWSの表彰は、クラウド分野での新たな価値創出にBIPROGYグループが力を入れている証しでもあります。では、クラウドの広がりは今、企業のシステム開発の現場をどのように変えているのでしょうか。

「オンプレミスのシステム開発からクラウド主体の開発へ移り、調達までのリードタイムがほぼゼロになりました。クラウドがシステムの作り方を変えたとも感じています。そして、クラウドの特徴である従量課金の恩恵から『不確かな部分は作って検証しよう』という体験の広がりは、オンプレミスの時代には難しかったことと、1人のエンジニアとして、クラウドの大きな可能性を感じています」(味澤)

関根と名倉も、そのスピード感を語るとともにこう続けます。

「物理的なハードウェアがない点が大きいと感じます。物理環境があるとセキュリティーや運用が大変です。また、購入から実機搬入までの期間もあり、購入や選定も慎重になります。クラウドではそうしたハードウェアがないがゆえの自由度の高さがあります」(関根)

「私自身は、学生時代からクラウドが当たり前の世界で技術を磨いてきました。その中でも、『すぐ試せること』がクラウドの大きな魅力と感じています。ビジネスでも勉強でも、やりたいと思ったときにすぐ使えるのはクラウドの良い点だと考えています」(名倉)

また、クラウドの大きな特徴の1つがコミュニティー活動です。ユーザーコミュニティーがあることで、オンプレミスのように閉じた環境ではなく、オープンな情報共有が可能になります。例えば、万が一のトラブルに向き合う際にも、多くの先達が知恵を貸してくださいます。

味澤は、「AWSはコミュニティーづくりが上手な印象です。コミュニティーを通じて知識や技術を広めながら、次世代の技術者を育成し続けていることが、AWSを利用するシステムの安定稼働を支えていると感じます」と語ります。コミュニティー活動を実践中の名倉もこう続けます。

「AWSは、公式・非公式も含めて、コミュニティー活動がとても活発です。自社内や同じチームだけの業務だと視野が狭くなりがちな面もあります。コミュニティーを通じてさまざまな会社のエンジニアとつながり、経験談や情報共有を受けるなど、知見が広がり自身の成長にも役立っていると感じています」

今、AIの活用が本格化し、クラウドはコンピューティング基盤として一層の活用が期待されています。ただ、「注意すべき点もある」と関根は続けます。

「知識や経験がAIエージェントで補完されるようになり、すべての人が新しいサービスを作れるようになってきています。こうした中でクラウドはスピード感や柔軟性を提供する重要な基盤ですが、『何でもクラウド化すればよい』わけではありません。適切な知識やベストプラクティスに則らないと、事故が起きたり、コストが上がったりすることもあります。こうした知識の共有にもコミュニティーの存在は心強いものになっています」

AI時代のスピード感と柔軟性を支えるクラウド

クラウド活用を支えるBIPROGYグループのサービスとチーム力

BIPROGYグループのユニアデックスでは、3名が語るようにAWSとの密接な関係構築や、多くのお客さまのクラウド活用を支援してきた経験を生かし、さまざまなサービスを提供しています。その代表的なサービスの1つが「CLOUDForesight」です。これはAWSをはじめとしたクラウドの環境構築に向けて、基盤構築から利用時のサポートまでをパッケージ化したサービスで、早期構築や利用時の利便性向上を実現します。

また、運用と保守では「CLOUDTREK」と名付けたリモート運用保守サービスを提供しています。これはシステム運用のノウハウを生かし、運用と保守を体系化してお客さまをサポートするサービスです。CLOUDForesightと併せて、設計開発から運用保守までトータルでクラウド活用を支援する体制を整えています。「要件定義や要件出しなどもサービス化しています。VMwareからの移行など、喫緊の課題に対しても要件定義から構築、運用保守までトータルに提供できる点が強みです」(関根)

その中心にあるのは、「チーム力」や「連携力」であると3名は語ります。

「私が担当した金融系案件では、複数のお客さまが入るマルチテナント環境に、既存の自社環境やSaaSとの連携を行う環境を構築しました。公共系ではコンテナの運用管理と自動化を行うKubernetesを扱う案件を推進しています。コンテナやKubernetesでは、インフラとアプリケーションが緊密に連携しており、それらの設計チームと連携して進めています。多くの技術や知見を持った人財がそろっていることはBIPROGYグループならではです」(名倉)

「自社向けサービスや公共向けの案件などに関わる中で、インフラだけでなく、アプリケーションもグループとして一緒に作れる点は私たちの大きな強みです。さらに構築だけで終わりにせず、SIerとして製品やミドルウェアなどのサポートなどが可能なのは、グループ内の専門チームと多角的に協力できるからこそです」(関根)

「ソフトウェアとして価値のあるシステムを実装できる開発力はもちろん、それを支えるチームとして、クラウドやミドルウェアなどの基盤づくりができるチームが連携しているのです」(味澤)

受賞を糧に、さらなる技術向上と価値創造へ

最後に3名は、今後に向けた意欲をこう語ります――。

「Japan AWS Jr. Championsの受賞は、周囲のサポートがあったからこそ。皆さんに改めて感謝を伝えたいです。その上でコミュニティー活動に1年間取り組み、今後もさらに技術力に磨きをかけます。そして、後輩にもアワードを受賞してもらいたいと考え、さまざまなイベントに招待しているところです」(名倉)

「Japan All AWS Certifications Engineersの受賞を継続することで、お客さまのAWS活用に貢献できると感じています。味澤と私の2名が受賞していることも大きなポイントだと思いますので、社内外にそのメリットや今後の価値創造に向けた情報を広く発信したいと考えています」(関根)

「関根が話すとおり、受賞のインパクトを広げていきたいですね。同時に、一人ひとりのエンジニアが主体的に学べる環境をBIPROGYグループが整えてくれていることのありがたさも感じます。受賞を継続することで、技術的な向上だけでなく、お客さまに対してより質の高いサービスや新たな価値が提供できるような良い流れをつくっていきたいです」(味澤)

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