Unisys ClearPath® CS4400D Series CS4480D Server(OS2200モデル)
※ この製品は販売終了いたしました。
OS2200のミッションクリティカルアプリケーションをインテル®プロセッサでそのまま稼働。 ファブリックベース・インフラストラクチャ・アーキテクチャを採用した次世代型サーバ、ミドルレンジモデルCS4480D登場
CS4480Dは、インテルプロセッサによるOS2200アプリケーションの稼働を実現する最新モデルです。CMOSベースサーバあるいはインテルベース旧モデルとの間で、OS2200アプリケーションのコードおよびデータの互換性をファームウェアレベルで完全保障しています。そのため、お客様はアプリケーションの再コンパイルや再リンクを行うことなく、速やかに移行することが可能です。
従来機と完全互換のミドルレンジモデルを提供
CS4480Dはシステム当たり、最大2パーティションに対応します。
また1パーティション毎にインテルプロセッサ・システムの専用ファームウェア上に従来のCMOS機と完全互換のOS2200 IPをハードウェア増設なしに最大8個まで拡張可能です。
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CS4480Dは従来のCMOS機のIPと完全互換を実現、更にシングルスレッド性能もCMOSモデルと同等性能を達成し、お客様の既存資産を再コンパイルなしにストレスなく移行・稼働させることができます。
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最大2000 IPC(注1)まで40倍以上の拡張性を持ちます。また、IP性能増強単位は10/20 IPCときめ細かい単位で上位モデルを設定しており、キャパシティ・オン・デマンド機能との組合せで柔軟なシステムを構成できます。
注1)IPC(Instruction Processing Capacity):IP性能を表わすBIPROGYの独自性能単位です。 -
単一システム・単一パーティションでの稼働に必要な各種ストレージ機器用チャネルとネットワークの冗長化、メモリのミラー構成最大容量128GBを基本構成で設定しています。
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HA(High Availablity)構成の標準化による可用性向上CS4480Dはミドルレンジモデルとして初めてパーティションあたり、2台のPMM(OS2200が稼働するハードウェアモジュール)を標準で提供、2台目を完全待機機として装備することで不測の事態における負荷のシームレスな引継ぎによる高い可用性を実現します。また、この構成により、業務を継続しながら負荷の退避を行う形での定期メンテナンスを可能としています。
バックアップとリカバリ
OS2200は万一のシステム障害時に、基幹データをバックアップ、且つリカバリするための統合的なソリューションとしてIRU(Integrated Recovery Utility)を基本ソフトウェア群のひとつとして標準提供します。さらに基幹システムの絶対的な要件である無停止、冗長性を追及、そのための高可用性ソリューションを提供することも可能です。
ネットワーク化が高度に進展した情報システム上に蓄積された膨大な基幹データ群(企業の極秘データ、個人情報など)に対する厳重な保管保全対策が強く求められています。近年増加しつつあるインターネット経由の各種不正アクセスなどに対しては、OS2200は標準機能として提供するシステム・アクセス制御に加えて長年に亘って培われたメインフレームのセキュリティ技術をベースとして各種ソリューションを提供し、情報漏洩に対する防止策を強力に支援します。
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セキュリティ・オプションOS2200の基本セキュリティ機能を更に強化する拡張機能を提供します。セキュリティ・オプションを追加することでより厳密なファイル・アクセス管理が可能になります。
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OS2200上のデータの暗号化:CIPHISCIPHISはDES、3DESそしてAESに対応する暗号化アルゴリズムに基づき、OS2200上のデータにアクセスするための暗号化ユーティリティです。
キャパシティ・オン・デマンド(COD)
キャパシティ・オン・デマンド機能はOS2200オペレーティング・システムが提供する動的IP(Instruction Processor)性能制御機能です。予め実装されたOS2200 IPの潜在的な処理性能を必要に応じて動的に再配分、あるいは追加できます。
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Performance Redistribution(PR)CS4480Dシステム上に複数パーティションが稼働する場合、該当するパーティション間で動的に性能を移動させる機能です。これにより繁忙期などの期間限定的な処理量増加に対して、追加の性能契約することなく他のパーティションのIP性能を一時的に利用することができます。
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Temporary Workload(TW)一時的なIP性能の増強が必要な場合に有効な機能です。
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Emergency Recovery(ER)複数システムで運用環境を構成する場合に有効な機能です。障害発生時に、障害発生システムとは異なるシステムで障害システムのIP性能をバックアップします。
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Disaster Recovery(DR)複数システムで運用環境を構成する場合に有効な機能です。復旧に長期間を必要とする災害(地震、台風、洪水、火災、テロなど)時に、障害発生システムとは異なるシステムで障害システムのIP性能をバックアップします。
*ClearPath、s-Parは、Unisys Corporationの登録商標です。
*インテルは、Intel Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。