サステナビリティ ERP booost Sustainability Cloud
サステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」は、自社およびサプライヤーのサステナビリティ情報をマネジメントし、企業価値向上に貢献します。

サステナビリティ経営をブーストする、サステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」
booost Sustainablity Cloudは、製造業において真価を発揮し、LCA/CFP※対応によるデータ収集の実現はもちろんのこと、環境規制を遵守し、持続可能な経営を実現することができます。
非製造業では、食品、小売、商社・卸売、不動産、建設などさまざまな業界での導入が進み、業界を問わず、企業の持続可能な成長をサポートするための強力なツールです。
※LCA(ライフサイクルアセスメント)は、製品やサービスのライフサイクル全体における環境負荷を定量的かつ客観的に評価する手法
※CFP(カーボンフットプリント)は、LCA手法によりライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を定量的に評価する方法
ESG経営の課題・ポイント
- 持続可能な経営を実現するには
企業の財務情報だけではなく、非財務情報、特に環境、社会、ガバナンス(ESG)に関するデータを測定し管理することが重要です。このことにより企業は、ESGの目標達成に向けた進捗を追跡しリスクを管理、また機会を特定することができます。 - 非財務情報の管理の重要性
近年、投資家や顧客、規制当局からの要求が高まっています。
これらのステークホルダーは、企業が社会的および環境的な影響をどのように考慮しているかを理解し、その情報を投資や購買の意思決定に利用したいと考えています。そのため、ESGの管理は企業の持続可能性と成功にとって不可欠な要素となっています。 - 価値創造とビジネスリスク軽減を実現するには
ESG経営の重要性は、企業が長期的な価値を創造し、将来のビジネスリスクを軽減するために、環境や社会に対する責任を果たす必要があるという認識が高まっていることに起因します。サステナビリティERPは、これらの責任を果たすための戦略を策定し、実行する上で、企業にとって不可欠な支援を提供します。

※ESG(イーエスジー)とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字を取った言葉で、企業が環境や社会、ガバナンスに配慮した経営や投資活動を行うことを指します。
ESG経営の現状
グローバルでは義務化の動きが進んでいます。
海外では企業のサステナビリティ、非財務情報開示に関する義務化が進み、欧州連合(EU)では、2014年から従業員500人以上の企業を対象に非財務情報開示指令(NFRD)」に基づき、社会や従業員に関する情報開示が義務付けられていました。
2023年1月に発効された「企業サステナビリティ報告指令(CSRD)」では、このNFRDを刷新して対象範囲を拡大し、約5万社にサステナビリティ情報の開示を義務付ける動きが進んでいます。
米国では、2020年8月に米国証券取引委員会(SEC)が「Regulation S-K」を改定し、米国の証券市場の上場企業に対して「人的資本の開示」が義務化しています。
国内への義務化波及によりビジネスへの影響可能性
日本では、2027年からプライム市場企業の非財務情報開示の義務化がはじまります。将来的に有価証券報告書での財務情報との同時開示、プライム市場から対象が拡大され、投融資の判断や企業審査の必要性などから中小企業までの開示の動きまで予想されます。
非財務情報を開示できない企業は、規制や市場の要求に対応できないため、投資家や顧客からの信頼を失い、ビジネス上のリスクが高まる可能性があります。
課題解決:サステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」
サステナビリティERP*「booost Sustainability Cloud」は、自社およびサプライヤーのサステナビリティ情報を管理する“統合型SXプラットフォーム”です。
企業の目的別に適した柔軟な導入が可能で、サステナビリティ関連業務の効率化・最適化を実現します。
グローバル80カ国、18万拠点で利用され、サステナビリティ先進企業の効果的な実践(ベストプラクティス)を元に開発されています。GHG排出量や水・廃棄物などの環境データ全般、CO₂フリー電力などの調達や供給、人的資本やガバナンスといったサステナビリティデータ各種の「見える化」「診える化」「削減・改善」を実現し、コンサルティングサービスも併せて一気通貫で支援しています。
グローバルでの第三者保証にも対応し、CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive)、ISSB(International Sustainability Standards Board)対応を起点としたSXプロジェクトを推進し、企業価値向上に貢献します。

*サステナビリティERP: グローバル企業におけるサステナビリティ情報管理のあり方を最適化する「統合型SXプラットフォーム」。CSRDやISSBなど、国内外のサステナビリティ開示基準や規制への対応をはじめ、企業価値向上が求められるエンタープライズ企業のSX(サステナビリティ トランスフォーメーション),GX(グリーン トランスフォーメーション)の加速に貢献。
※ERPとは:Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略語で、企業活動におけるあらゆる情報を連携・集約した統合基幹業務システムのこと。販売、財務、人事・給与、在庫購買、生産などの領域でデータを管理し、企業の基幹情報を、統合的かつリアルタイムに処理し、経営の最適化を図る経営概念のこと。
※GHGとは:温室効果ガス(Greenhouse Gas)の略で、二酸化炭素、メタン、フロン類など、地球上の温室効果を引き起こす主要なガスのことを指します。
非財務情報の可視化からエネルギー管理まで一貫対応

非財務情報の可視化からエネルギー管理までを包括している唯一のプラットフォーム
「booost Sustainability Cloud」で実現できる4つのこと
ESG Management
- ESGデータ収集/集計
- 拠点入力機能
- 承認ワークフロー
- 第三者保証対応
- BI機能
- マルチレポーティング
GHG Management
- 組織(Scope1.2.3.策定)
- 製品(フットプリント策定)
- 脱炭素ロードマップ作製/管理
- カーボン・オフセット
Supplier Management
- 環境デューデリジェンス
- 人権デューデリジェンス
- 各種アンケート調査
- GHG 一次データ取得(素材/部品/加工)
- Pathfinder Framework
- Supplierコミュニケーション
Energy Management
- 再エネ、省エネ/ポテンシャル管理
- 実測値による精密な診える化
- CO₂フリー電力調達・供給
- PPA管理(オンサイト/オフサイト)
- FIT非化石証書調達(トラッキング)
- 海外証書管理
- 電力データ自動取得/Scope2自動算定