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NFT×食産業の新たな形を実現する「D-Farm Village」

NFT×食産業の新たな形を実現する「D-Farm Village」

NFT×食産業の新たな形を実現する「D-Farm Village」概念実証(PoC)を開始

BIPROGYは世界的な課題である食料危機と需要増加による環境問題に着目し、NFT(*1)を用いて地球にやさしいサステナブルな取組みを行う生産者と応援したい生活者を繋ぎ、貢献を可視化する、新たなプラットフォーム「D-Farm Village」の概念実証(*2)を開始します。

※1.NFT(Non-Fungible Token):非代替性トークン。複製・偽造など代替不可能な証明書を付与したデジタルデータのこと。
※2.概念実証(PoC):新たなアイデアやコンセプトの実現可能性とそれによって得られる効果などについて検証すること。

世界的な食糧危機と生産強化による環境負荷問題

世界的な人口増加や経済発展により、農林水産省の調査結果では2050年には世界の食料需要量は2010年比1.7倍が必要となり、人・土地・水の資源や生産強化による環境負荷と汚染が問題視されています。
世界中で脱炭素の取組みや、生産だけではなく輸送や消費に関しても、経済価値だけではなく環境価値が重要視されるようになり、各国で輸入輸出に関する戦略が変化し地産地消が進行したり、フードテックやバリューチェーンGHGの数値化など「生産/輸送/加工/消費」の資源循環の仕組みづくりの重要度が上がっています。
日本においても農林水産省における食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会の中間報告(令和5年5月29日)において、SDG’sなど「環境等に配慮した持続可能な農業・食品産業への転換」が今後20年間の変化を見据えた基本理念の見直しとして掲げられました。

地球にやさしく NFTで応援!D-Farm Village

BIPROGYでは「環境と生物にやさしい、サステナブルな食産業の拡大」を目的とし、食産業に特化したNFTプラットフォームを提供。生活者が商品を購入するのではなく、NFTを購入することでサステナブルな生産に貢献する新たなサービス「D-Farm Village」の概念実証を開始します。

D-Farm Villageでは、リアルとバーチャルの融合を図りながら、生産者と応援者が双方向の繋がりを実現する、新たなブランド体験価値を提供します。

  1. 環境に配慮した生産活動やビジョンに共感した生産者のNFTを購入することで応援できます
  2. 購入したNFTや環境貢献ポイントでアイテムを入手し、オリジナルファームを作れます
  3. 生産者から実際の農場や生産品の情報をメッセージでお届けし、コミュニケーションを演出します
  4. 生産者は、販売するNFTに応じて生産品や収穫などの体験を応援者にお返しします

今後の取り組み

D-Farm VillageでNFTを購入・応援することでサステナブルな取り組みにどう貢献しているかを可視化し、応援者の行動を促す仕組みづくりを行います。

  1. 貢献の数値化:CO2排出量、ESGスコア、アニマルウェルフェア(*3)認証など

  2. 貢献の透明性:生産者情報の開示、使用用途の報告、現場の声や様子の共有

  3. 貢献のメリット:NFT購入者へのお礼の品開発(商品や体験)、地域通貨など連携

※3.アニマルウェルフェア(Animal Welfare):動物福祉。動物が生まれてから死ぬまで、心地よい状態やストレスを最小限に抑え、自然な行動を表現できる状態を維持すること。

また、D-Farm Villageの取り組みに共感いただき、共創パートナー候補となる企業や生産者の方々との対話を通じ、本事業の実現に向けた検証を行いながら、事業化へ向け取り組みを行いますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。