WOMAN女性のキャリア・活躍推進

CROSSTALK
女性社員座談会

自分らしいキャリアを
形成できる、
安心して働ける環境がある。

当社グループでは、主体的にキャリアを形成でき、かつ柔軟に働くことができる制度や環境を整備してきました。特にライフイベント等を迎えた女性社員に向けて、手厚い支援を行っています。ここでは職種や年次、ライフステージの異なる女性社員3名が登場。どのような仕事を、どのような想いで、どのような環境で取り組んできたか。制度活用も含め、女性が働く場としての当社の魅力を語り合ってもらいました。

MEMBER

  • M.MIYACHI
    M.MIYACHI

    流通ビジネスサービス第一本部
    リテールサービス一部 一室
    2008年入社
    人間社会学部文化学科卒

  • M.MIKAMI
    M.MIKAMI

    プロダクトサービス第二本部
    OBDサービス第一部 サービス適用室
    サービス基盤課
    2022年入社
    教育学部芸術表現専攻卒

  • C.TAKAMOTO
    C.TAKAMOTO

    インダストリーサービス第四事業部
    営業四部 第一営業所 所長
    2005年入社
    文学部人文社会学科卒

(※所属は2024年3月時点)

IT業界が持つ
大きな可能性。

長く働き続けることが
できる環境。

最初にBIPROGYへの入社理由を教えてください。

就職に際しては、人々の生活に密接に関わる分野の仕事をしたいと思っていました。その中でもIT業界に着目したのは、SEとして技術を身につけることができる、つまり手に職をつけられる業界と思ったためです。自分が携わった仕事が社会に与えるインパクトの大きさにも魅力を感じました。三上さんがIT業界に惹かれた理由はなんでしたか?
私が就活している時はコロナ禍真只中で、リモート面接やITを活用したテレワークの普及など、デジタル化の流れを身近に感じていました。IT業界の進化は目まぐるしく、この情報社会を牽引するSEという仕事に憧れを持つようになったのです。そして、SIerを中心としたIT企業を見ていく中で、当社に出会いました。
お二人とも、ITあるいはSEに魅力を感じたということですが、私の場合は結果としてITになったという感じでした。漠然とながらも営業の仕事を志望していましたが、単純なモノ売りではない仕事がいいなと考えていました。自分で考え形にしていく、そうすることで仕事・自分の成長の可能性が広がるのではないかなと。そういった観点で業界を見たとき、お客様のニーズを把握してお客様と共にシステム等をつくり上げていくITの営業に惹かれました。ですが、数あるIT企業の中で、どうしてBIPROGYだったのか。宮地さんはどの辺りに当社の魅力を感じたのですか?
さまざまな業種・業界のお客様のビジネスに関わることができること、また、社内に多様な役割があり、キャリアの選択肢が幅広いことも大きな魅力でした。さらに充実した研修制度に加え、出産・育児などのライフイベントを迎えても、それを支援する制度が整っていることも当社を選んだ理由の一つです。私が入社したのは2008年ですが、現在振り返ってみても先駆的な制度整備だったと思いますね。ライフスタイルが変わっても長く働き続けることができる、これが入社の決め手になりました。
私は宮地さんよりも3年前に入社していますが、当時から福利厚生の手厚さは感じていました。宮地さんと同じく、長く働き続けていきたいという想いを持っていましたので、ここでならばそれを実現できると思いました。入社の決め手は、会社と自分の相性が合ったという点が大きいですね。面接などで感じた誠実かつ親しみやすい雰囲気に惹かれました。
私も高本さんがおっしゃったように、採用担当者の人柄に惹かれて入社を決めました。仕事の面でいえば、当社は大きなプロジェクトが多く、社会への影響が大きく、やりがいと手応えのある仕事に携われると感じたことも入社の大きな理由の一つです。

お客様への貢献、
お客様からの信頼。

それは主体的に
動ける環境から生まれる。

これまでの仕事、現在の仕事内容を教えてください。

入社後、製造業のお客様を担当する部署に配属されました。その後、関西支社に異動となり自動車会社のお客様を担当していました。現在は関東地区の自動車をはじめとする、製造業のお客様を担当する営業所長として、担当マーケットの戦略検討・推進、メンバーのお客様対応支援、育成などを行っています。
高本さんが担当する営業の仕事は、具体的にはどのように進めていくのですか?私たちSEが動き出す前から、お客様にアプローチしていくわけですね。
そうですね。たとえばお客様の社内システムに課題がある場合は、その解決のために個別最適から全体最適への提案を行い、実際の構築フェーズでSEと協働し新たな社内システムをリリースしていきます。このように、私たち営業は担当するお客様に日常的にアプローチすることで関係性をつくり、お客様の課題やニーズ・テーマを把握することがミッションです。そのためにはお客様に安心・信頼していただくことが極めて重要な業務と言えますね。三上さんはSEとして活躍されていると聞いています。どのような取り組みをされているのですか?
インフラチームの一員として、ECサイトの基盤構築を担当しています。当社は、SaaS型コマースサービスであるECサイトプラットフォーム「Omni-Base for DIGITAL’ATELIER(デジタラトリエ)」を2022年から提供しています。このプラットフォーム(デジタラトリエ)は、EC事業・通販事業・店舗事業・卸事業といった事業に対応可能なシステム機能を持っており、受注管理や仕入から出荷におよぶバックオフィス機能も兼ね備え、フルフィルメント業務全般をオールインワンでカバーしています。私はお客様が「デジタラトリエ」サービスを利用される際の、サーバーの設計や構築を行っています。
私は入社以来一貫して流通系の部署に所属しています。スーパーマーケットやドラッグストアなど小売業界のお客様を対象に、情報分析システムの適用・保守を担当しています。システム内に集められた情報を、店舗運営・戦略に反映していくことになります。適用・保守のみならず、同じお客様の新領域のシステム構築も担当しており、いずれもプロジェクトマネージャーとしてチームをマネジメントしています。継続してお付き合いさせていただいているお客様から信頼を得られ評価をいただいた際や、培ったノウハウを社内に還元しプラスに働いたときなどに、この仕事のやりがいを感じています。三上さんはどのようなところにやりがいを感じていますか?
私の業務は直接お客様と接することはありませんが、お客様やその先のECサイトを利用するユーザーの方々が使いやすいECサイトの構築を実現することがミッションです。そのためにはOS、ネットワーク、サーバー、セキュリティなど、インフラエンジニアとして多岐にわたる複数分野の専門知識が必要になってきます。常に新しい技術を吸収し勉強する日々ですが、着実に知識・スキルが身についていると実感できること、また、まだ間接的にではありますがお客様からのお喜びの声をいただけることが、私のやりがいにつながっています。
私のチームが担当しているお客様は、多くの人が耳にしたことがある大企業のお客様も少なくありません。私たちの活動の結果、お客様のさまざまな業務の改善・進化に貢献できる点にやりがいを感じています。私は入社2年目の時に“ある気づき”があり、それが現在の自身のベースにつながっています。当時、お客様に対して他のパートナーと共同提案を行いました。コンペには負けてしまったのですが、パートナーから「BIPROGYのメンバーと仕事ができて本当に良かった」と言っていただきました。当たり前のことかもしれませんが、仕事とは、人と人が共に創りあげるものであることに改めて気がつきました。仕事そのもののやりがいも大切ですが、周囲の方と良好な関係を築いて働き続けること、それを大切にしています。
高本さんのお話は、今までのキャリアの出発点となるエピソードだと思います。私にもそんな節目のような時期がありました。新規顧客に対する提案活動に参加し、案件受注に至ったことがあります。それまでも保守・開発案件に従事していましたが、この新たなシステム構築の提案活動では、自分が主体となって考え提案することが求められました。それまで培ってきた知識や技術をフルに活かして提案できたことで、自ら主体的にキャリアを描く、ということを実践できた手応えがあります。
私はまだ入社2年目で経験は浅いですが、インフラチームのチームリーダーという責任あるポジションを任せていただいています。「何にでも挑戦してみよう!」という上司の言葉に押されチームのリーダーとなりましたが、わからないことも多く上司や周りの方々に助けてもらう場面も少なくありません。ですが、若手に責任ある仕事を任せて成長を優しく見守る、そんな当社の社風を実感しています。

ライフイベントを
迎えても安心。

子育てを支援する
充実した制度の整備。

女性社員が働く環境、働き方について教えてください。

前提としてお伝えしておきたいのは、社内で「女性だから」と感じるようなシーンがあまりないですね。「女性社員が働く環境」を意識したり考えたりすることはない。仕事と子育ての両立はできるものの、昇進や昇格には縁遠いキャリアコースに乗ってしまう「マミートラック」という言葉がありますが、キャリアを制限されるような環境におかれるような会社ではないなと。
同感です。そもそも女性だからと特別扱いをしたくないし、されたくもないですよね。宮地さんが言うように、社内にそのような雰囲気も場面もない。そういった環境そのものが心地いいと感じています。
私もそう感じています。ただ、お二人とも私とは異なり、出産・育児を経験されていて、それ以前とは働き方も変わってきたと思います。会社の制度の活用や働き方の変化を教えてください。
私と高本さんは、偶然同じ時期に出産し育児休職を取って復職しました。その時はコロナ禍真只中で、テレワーク制度が拡充されていた時期。上司とも相談の上、以来、基本テレワーク勤務とさせていただいています。テレワーク制度を活用することにより、移動時間を仕事に充てることができるため、時短制度を使うことなく、8:00~16:30のフルタイム勤務を実現しています。
私も宮地さんと同様で、復職後テレワークの働き方に移行しました。私は営業担当のため、お客様を訪問する必要もあり、またメンバーとのコミュニケーションのため週一回の出社をしていますが、基本的にテレワークで9:00~17:30のフルタイム勤務です。
私は、テレワーク制度だけでなく、フレックスタイム制度や時間休制度なども活用しており、自分に合った柔軟な働き方を実践できていると思います。制度面だけでなく、育児を担っている社員に対して、周囲の人が優しく温かいのも当社の特徴だと思いますね。
一方で、仕事と育児の両立は大変だと思うのですが、実際はいかがですか?
確かに当初は、子育てしながら仕事をすることで、仕事の取り組み方に変化が起きるかどうか想像がつかないだけに、不安がありました。でも実際、当事者になってみるとバランスよく成立できているなと思いますね。その背景には、これまでお話ししてきたように、制度が整備されていること、周囲の人たちの協力があるためだと感じています。
そうですね。未来に対しての想像ができていなかったので、仕事・プライベートともに不安はありましたが、なるようになるだろうと思っていました。実際、なるようになっています。ただ、育児をしていないときに比べると仕事に割ける時間に融通を利かせにくいため、注力したくてもできない、といったジレンマを抱えることはあります。またオンライン講座等の自己研鑽の機会を会社が用意してくれますが、中々、時間の確保ができないところがもどかしい部分でもありますね。もう少し育児落ち着いたら、もっと学びの時間を増やしていきたい思っています。
私も同じです。業務時間中以外でインプットの時間が取りにくいのは確かですね。時間を確保しつつ、意識的に取り組んでいきたいですね。ワークライフバランスという点で、三上さんはいかがですか?
最近は、なるべく効率的に業務を進められるように設計して、プライベートの時間を確保できるように心掛けています。私の仕事はインフラの専門的な知識を求められるので、勉強することは無限にあります。勉強して知識を蓄えることは苦ではないものの、いい意味で見切りをつけることも大切だと感じるようになりました。長く仕事を続けていくために、仕事とプライベートのバランスを意識するようにしています。

専門性を高め、頼りにされ、
感謝される存在に。

自分らしい、
理想の働き方の実現。

今後の夢・目標、キャリアビジョンについて教えてください。

チームリーダーの立場として、独力で遂行できる範囲を広げていくことを短期的な目標としています。また中長期的には、フロントサイドの開発を担当し、今私たちがつくっているサービスの細かい仕様を理解できるようになりたいです。この二つの領域の経験を踏まえ、サービスをトータルに理解した人財を目指していきたいと思います。
私は現在、仕事よりも子育てを重視する傾向にあります。仕事の価値観は、経験や置かれた環境で異なると思いますが、これからどのような仕事の仕方をしていけばよいか、より良く過ごせるかを模索していきたいと思っています。これまでは同じ業界・同じプロダクトに長く関わってまいりましたが、その過程で培ったスペシャリティを足掛かりにして、今後どのように展開していくか。社内外のステークホルダーと共に考えていきたいと思っています。
私は復職時にグループリーダーに、翌年営業所長にアサインされました。役割が変われば、見える景色も変わってきますし、担う責任も相応に大きくなります。また、担当する製造業界・自動車業界も大きな変化の中にあります。その中で、さらに責任あるポジションを目指し、世の中に直接的・間接的によい影響を与えられる仕事をしたいと考えています。

最後に、女子学生のみなさんに向けてメッセージをお願いします。

生き方・働き方の選択肢はたくさんあり、何を大切にしていくのか、ご自身の意思を大切にしてください。とはいえ、状況も価値観も変わっていきますので、怖れず気負わず、自然体で就活に臨んでいただきたいと思っています。当社はこれまでお話ししてきたように、制度面をはじめ、女性が安心して働ける環境を提供しています。相談ごとや悩みに対して、各個人の事情をくみ取って一緒に考えてくれる、寄り添ってくれる、そんな人が集まっている会社です。
当社は仕事第一でバリバリ働きたい人、仕事もプライベートも同じくらい充実させたい人、どちらの希望も叶えてくれる会社です。高本さんや宮地さん同様、私の部署の先輩社員も、子育てしながら働き、活躍されている方がいます。働くパパ・ママを支援する制度の手厚さは、今日のお二人の話からも感じていただけたのかなと思います。子育て以外の福利厚生も充実しており、仕事面だけでなくプライベートも支援する環境が整っています。自分の選択次第で、理想の働き方ができる会社です。
今、国をあげて女性が活躍できる土壌が整いつつあり、さまざまな選択肢が広がっているタイミングだと思います。迷うことも多いと思いますが、自分で納得がいくまで考えて、チャレンジしてみてください。就活時は、仕事の内容やそのやりがいなどに着目することが多いと思います。ただ、私がいま改めて大切だと思うことは、先ほど宮地さんがお話されていたように、「安心感」だと思っています。当社では、仕事や働き方に関して「できない」のではなく「どうすればできるか」を会話することが多く、それを会社が考え受け入れてくれる。制度・環境面のみならず、そうした風土が安心感を生み出し、多くの社員の成長につながっていると思っています。

CAREER

2005年
入社後、製造業のお客様を担当する部署に配属
2011年
関西支社へ転勤となり、自動車業界のお客様を担当
基幹システムのアウトソーシングをはじめ、販売系のビジネスに従事
2017年
本社勤務の部署へ異動となり、自動車業界やその関連のお客様を担当
2019年
産前産後休職・育児休職制度を利用して約1年間の休職
2020年
復職後は、復職前の担当部署にて、グループリーダを担当
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の真っ只中だったため、復職初日からテレワーク勤務を行っていた
テレワーク中心、かつ周囲の協力もあり、時短制度は使わずフルタイム勤務で復職
2021年
同部署にて営業所長となり、現在に至る

CAREER

2008年
入社後、新人研修を経て流通系のお客様を担当する部署に配属
主にSQLの習得に励み技術力を磨く
その後、詳細な指示のもとプログラム改修、テスト作業を担当
2009年
流通次世代ソリューション要件定義に参画し、製品評価を実施
2010年
新規顧客への製品適用プロジェクトのメンバーにアサインされる
2012年
同顧客担当リーダーとして保守・開発案件に従事
2017年
同業他社に対する提案活動に参加し、案件を受注
アプリケーション開発のリーダーとして適用プロジェクトへ参画、以降PMとして保守・開発案件に従事
2019年
産前産後休職・育児休職制度を利用して約1年半休職
2020年
復職後は、復職前と同様に担当顧客の保守・開発案件のPMを担当
新型コロナウイルス感染症拡大を機にテレワーク制度が拡充されたため、上司とも相談のうえ基本的にはテレワーク勤務、フレックスタイム制度を利用しフルタイム勤務を行っている
2024年
現職。保守・開発案件のPMに加え、同顧客の別領域である構築案件のPMを担当

1DAY SCHEDULE

9:00
出社
メールや1日の業務スケジュールの確認、社内情報の確認
10:00
インフラチームの打ち合わせ
適用・運用プロジェクトの課題検討、情報共有
12:00
ランチタイム
13:00
インフラ構築作業
14:00
インフラ環境構築のために作成した設計書や、プログラムのレビュー
16:00
お客様先打ち合わせ
17:00
インフラチーム日次定例
17:30
退社
TOP