CAREERキャリア紹介
社会課題の解決に向けて、
企業間の事業共創を推進する


K.HAKOZAKI
戦略事業推進第二本部 事業推進二部 企業共創プロジェクト(1G)2019年入社(中途)
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ROLES
※2022年6月取材時点
多彩な経験×ICTで
新たなチャレンジへ
私は新卒で大手旅行会社に入社しました。BtoCのイベントプロモーションのマーケティング支援など、旅行業に留まらない新しいビジネスに挑戦していました。その後転職したのが、日本企業の経営革新に貢献することを目的とした一般社団法人で、ここでもさまざまな新しい取り組みを推進しました。地方創生にかかわる地方自治体の施策立案と実行支援、中小企業向けの経営支援や販路開拓支援、国際的な展示会事業の運営など、国内外問わず多岐にわたる分野の業務を行ってきました。そして、自身のキャリアを振り返ったときに気付いたのが、デジタル領域に関わる仕事を経験していないということです。未知の領域と、自分が今まで培ってきた知見・ノウハウを組み合わせた新たな仕事にチャレンジしたいと思い、転職を考えました。
数ある企業の中でも、当社はデジタルの力で人間中心の地域経済活性化を目指すスマートタウン構想をはじめ、単にICTを社会に提供するのではなく、社会課題の解決を目指して取り組む姿勢に強く惹かれました。最初の面接から私への期待度を伝えてくれたことに加え、ある調査業務で社長のコメントにふれた際には「社会課題解決に取り組むことで、社会的価値創出企業に変革する」という社長の意志を感じ、入社を決めました。


企業間共創を促す
新たなデータ流通の試み
現在、企業間による「事業共創」が大きな注目を集めていますが、当社でも複数の企業や団体が業種・業界の垣根を越えて連携する「ビジネスエコシステム」を推進しています。私は入社後、ビジネスエコシステムの創出に向け、パートナー企業の事業や強みにICTをどう組み合わせるかといった検討や実証実験に取り組んできました。その一つが、企業同士の共創を促す分散型企業間データ流通基盤「Dot to Dot(ドット トゥ ドット)」で、2022年5月に本格提供を開始しました。
「Dot to Dot」は、生活者が所有するパーソナルデータを本人の意思に基づき、安心・安全に業界・業種を横断して流通させることを可能とするプラットフォームです。サービス利用者は、組み合わせたいサービスを持つ各企業に対し、セキュアな環境において自身の意思でパーソナルデータを提供することで、日常的に便利なサービスを受けることができます。たとえば、バイタルデータを提供することで本人にマッチした適切なヘルスケアサービスを受けることができたり、病歴等を提供することで災害時などの非常事態でも最適なサービスを受けたりすることが可能となります。「Dot to Dot」は業種・業界を越えたデータ連携により、利用者目線に立った事業者連携による新しいデータ活用モデルの創出を目指しています。私はこの新たなデータ流通の仕組みと共創空間の裾野を広げる役割を担っており、企業同士の共創を加速させていきたいと考えています。


斬新な発想やアプローチで
新たな事業開発を
私は前職も含め、常に新しいことに挑戦してきましたが、現在取り組んでいる業務も私にとってまったく新しい試みです。しかし、これまでさまざまな企業・団体等との事業共創を行ってきたため、そのキャリアが現在の業務に大いに活きていると感じています。ただ、過去の経験則や成功体験にとらわれず、これからを見据えたフレッシュなアイデアを出すために、インプットは欠かさないように心掛けています。そしてグループのリーダーとして、アイデアを生み出しやすくコミュニケーションが取りやすい環境をつくるために、年次の違うメンバーの意見を最大限に尊重することを大切にしています。もちろん、自身のこれまでの経験や蓄えてきた知見やノウハウも惜しみなくメンバーに伝えています。当社が進めていかねばならない新規事業創出の意義やそのノウハウをインプットすることで、メンバーの意識や推進力が高まっていることに非常にやりがいを感じています。入社4年目になりますが、BIPROGYは「素敵な会社」であると思います。多様な人が集まっており、その多様性が許容される風土が培われています。私のようにICTに無縁だった者でも、受け入れ、認められる。そして実直で真面目な企業文化が強みであり、その環境こそが「素敵な会社」を形づくっていると思います。
現時点での目標は、現在推進している「Dot to Dot」を安定成長軌道に乗せることです。会社の変革期である今、中途入社の社員だからこそできる斬新な発想やアプローチで、事業を推進していきたいです。将来は、DXを推進する産業・企業との共創で新しい事業開発を継続できる人財を目指していきます。会社が10年後も生き残っていくための新しいビジネス、新しいエンジンを創造していきたいです。


1DAY SCHEDULE
1日の流れ

