CAREERキャリア紹介

自分らしいリーダー像を
求めながら
さまざまな領域に
チャレンジしていく

Y.TSUBOI

プロセスアウトソーシング本部 企画推進部 プロセス・デザイン室2009年入社

  • #新卒入社
  • #入社10年以上
  • #システムエンジニア
  • #その他

ROLES

PAST(1~3年目)

#セールスエンジニア

クラウドサービスの提案業務を経験し、クラウドサービスの知見と提案業務のプロセスを身につけました。

PAST(4~9年目)

#基盤スペシャリスト

大規模プロジェクトのインフラ担当を経験し、インフラの知見と多様な関係者との調整を行う経験値を得ました。

PAST(10年目~)

#HRストラテジスト

チームリーダーとして新卒採用の戦略策定から実行までを経験し、採用および人事業務の知見を身につけました。

NOW

#プロダクトコミュニケーションマネージャー
#プロダクトビジネスマネージャー

セキュリティ/システム運用サービスの企画業務に従事しています。売上拡大に寄与できる企画力を磨いていきたいです。

FUTURE

#ソリューションデザイナー(成長)
#プログラムマネージャー(事業、成長)

新たな領域のサービス開発を目指し、引き続きさまざまな領域のサービス企画業務の経験値を積み上げていきたいです。

※2021年12月取材時点

チームで大規模プロジェクトに
挑戦することを目標に

私が大学院で研究していたのは天文学です。「第2の地球」を探していました。望遠鏡を使って撮影した画像データを、プログラムを組んで解析していくのです。(見つかりませんでしたが…(笑))。もちろん、この研究が直接就職につながるわけではありません。研究がほぼ一人の作業だったので、チームで何かをつくる仕事がしたいと思い、プログラミングスキルを活かすことができるIT業界で、大規模案件に携わってみたいと思うようになりました。

入社当初は、クラウドサービスの営業を支援する部署に配属になりました。ちょうど当社でもクラウドサービスを扱いはじめたころであり、私自身もクラウドサービスに興味を持っておりましたので、先輩に学びながらですが業務内容の面白さを感じることができていました。しかし、当時の私にはエンジニアの現場での経験値がありませんでした。そのため、お客さまへの提案を、経験値を踏まえてまとめることができず、徐々に難しさを感じるようになりました。エンジニアとしての現場経験を積みたいという思いが募っていたところ、タイミングよくシステム構築プロジェクトに参加することができ、インフラエンジニアとして、サーバーまわりの設計や構築を担うこととなりました。そして、そのプロジェクトは就職活動の際に携わってみたいと考えていた大規模案件だったのです。それは、物流系企業さまの基幹系システム全面更改という内容のプロジェクトで、プロジェクトメンバーが最大で約700名程度も関わるという規模でした。プロジェクト全体が前半と後半の2つのフェーズに分かれていたのですが、すべてを通して5年ほどの長期間なプロジェクトであり、“現場”には違いありませんし“大規模プロジェクト”も入社時からの目標でしたが、いきなりハードな世界に入ることになりました。

混成チームを率いる貴重な経験

私は協力企業の方々を含めて8名ほどでつくるチームのリーダーを任されました。要件定義および設計工程にてシステムのインフラ部分の設計を行い、設計内容に基づき必要になるインフラとして、サーバーを何台用意し、それぞれをどのように設定するか、ストレージはどれだけ必要かといった詳細を詰め、実装していくという役割です。扱うシステムの規模が大きく難易度は高かったですが、最も難しかったのは既存システムから新システムへの移行作業でした。新システムを稼働させるには既存システムとの移行作業が必要です。そして、システムでは業務の流れに沿ってプログラムが実行されていくのですが、移行作業時には既存システムのプログラムを止めて、新システムのプログラムを導入し、改めて新システムのプログラムを稼働させる必要があります。このプログラムの入れ替えを、業務上の不整合が起こらないように実施しなければなりません。しかも、このプログラムが全体で100本以上ありました。業務不整合が起きないように既存システム上のどのプログラムをいつどのタイミングで止め、新システム上でどのプログラムからスタートさせるかを判断する必要があるので、プロジェクト内の各チームに適切なタイミングをヒアリングして周りました。そして、ヒアリング結果を基に移行作業専用のツールを作成し、何回もリハーサルを行いツールと手順の精度を上げ、移行作業に備えました。その結果、きちんと事前準備を行うことができたため、私が担当する移行作業は本番でも特に問題無く無事に完了することができました。

チームで成果を出すことの重要性も、このプロジェクトで気づかされたことの一つです。移行作業は絶対に自分一人では達成できない目標でした。それを実現するためにチームが最高のパフォーマンスを発揮できるように運営していかなければなりません。それはエンジニアとしての技術的なスキルとは違った人間力が問われるものでした。

自分に合ったリーダー像を
見つけることができた

リーダーはどうあるべきなのか、日々考えさせられました。技術的なことを含め、チームのメンバーにはそれぞれ得意分野があります。リーダーだからといって全員に「あなたはこれをやってください」などと細かな指示をする必要はないことを知りました。常にコミュニケーションを取り、時にはメンバーから「こうやったほうがいいんじゃないですか」という提案ももらいながら進めていく、そういうやり方が自分に合っていると思いました。チームのリーダーを務める中で、自分なりのリーダー像がつかめたのは、大きな収穫だったと思います。

プロジェクトが山場を越えた以降は、エンジニアの経験を基にしてビジネスマネージャーとして新しいサービスの企画やプロモーションを含めたさまざまな業務を担当しました。また、社内ローテーションの一環で2年間人事部にて新卒採用業務を経験したことで、会社の業務に対する視野が広がったように感じています。1年前からは現在の部署へ所属となり、セキュリティビジネスの推進を行っています。具体的に担当している業務は、セミナー開催などによるセキュリティビジネスのプロモーションやビジネス提案の支援、セキュリティサービスの企画などです。

これまでの私のキャリアは、インフラエンジニア、ビジネスマネージャー、新卒採用担当など、多岐にわたります。セキュリティ分野に本格的に従事するのは初めてですが、インフラの知識やプロモーションの企画などに関する経験値を新たな領域で活かすことができると思っています。これからもさまざまな領域に積極的にチャレンジし、今まで以上に当社のビジネスに貢献していきたいと考えています。

1DAY SCHEDULE
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1日のスケジュール
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