CAREERキャリア紹介
何のために働き、
どういう社会をつくるのか
一人ひとりが主体的に考える
組織をつくる
E.KAWABATA
人事部 組織開発室 室長2017年入社(中途)
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ROLES
※2021年12月取材時点
この会社を
もっと強くしたいと思った
私は2017年に中途採用で入社しました。前職はコーチング会社のコンサルタントで、組織内のコミュニケーション改善や組織風土改革などについて、専門的な立場からアドバイスをする仕事でした。実は当社は私が担当していたクライアントで、4年間、いろいろな提案をするなかで、私もこの会社の中に入って一緒に組織づくりがしたいと思うようになりました。コンサルタントとして第三者的な立場で支援することにもどかしさがあり、何よりも、当社の組織改革への強い思いに惹かれるものがあったからです。管理職の皆さんの多くが、とにかく会社を変え、部下が今以上に躍動する組織にしたいという熱意にあふれていてとても感動しました。
イノベーションを生み出す人財と
組織風土とは
組織の何を変えなければならないのか―。当社はこれまでお客さまのITインフラを構築し、守っていくことを軸に事業を展開してきました。お客さまの目的を達成するためのシステムを決まった期日までに完成させるというゴールがあり、それに向かってチームを編成し、工程を組み、着実に実行して約束を果たす――それが当社の任務です。その期待に誠実に応え続けてきたからこそ今があると思います。もちろん、それは大事な強みとして継続しつつも、社会やお客さまのビジネスがどこに向かっていくのかを予見し、お客さまの可能性を広げるソリューションやサービスを提供し、さらには社会課題を解決する企業に変わっていく必要があると考えました。我々社員一人ひとりがこういった新しい価値やイノベーションを生み出すには、その考え方やふるまいをどう変える必要があるのか。またそういう社員が活躍できる組織風土をどのように創ることができるのか。入社後の私はこういった問いと向き合うことになりました。
1on1施策を積極的に推進
その問いに対する答えの一つとして、一足飛びにイノベーションを起こすのではなく、まずは自分が置かれた環境の中で小さな行動変革を起こしていくことが重要だと考えています。そのためには、会社の方向性や自組織の業務のありかた、自身の振る舞いなどに関して客観的に見つめ「もっと工夫できる余地はないか」「自分達は本当にお客さまに貢献できているのか」など、忙しい日常の中ではなかなか考えられないようなことをじっくりと考える機会が必要になるのではないかと思うようになりました。そこで、私が入社後に企画し、社内で推進している施策の1つが1on1(ワンオンワン)です。上司と部下が一対一で、定期的に対話をする場を持つというものです。テーマは自由です。業務のことでも、キャリア形成のことでも、プライベートな話題でもいい。環境の変化が激しい今日、上司がすべてにおいて正解を持っているわけではなく、上司の指示に従ってさえいればいいというわけでもありません。上司が相手を受け入れたうえで部下の考えを広げるような会話をしたり、部下も対話をヒントに自分がなすべきことに気づき、自律的に行動していったりする、そのきっかけになればと思い取り組んでいるものです。日常の仕事とは少し切り離して時間を確保し、一対一で向き合うからこそ、上司と部下がお互いの考えを知り信頼関係を深めることにもつながっています。
また、システム部門では日常業務から少し離れ、自由にテーマを選びリサーチやアイデアづくりなどを行う時間を確保する「T3活動(Time to Think)」にも積極的に取り組んでいます。週に3時間程度の時間を確保して活動していますが、この時間の活用によって、新たなビジネスアイデアや自分についてのさまざまな気づきが生まれたという話を聞いています。
「社会課題を解決するビジネスエコシステムの創出」を目指す当社だからこそ、その組織風土も変えていかなければなりません。その一端を担っていることに大きなやりがいを感じます。当社を変える――私も自らのポジションで、それを担っていきます。