「YONEX OPEN JAPAN 2012」 混合ダブルス 池田・潮田組、男子ダブルス 佐伯・垰畑組が3位入賞!
             
               - 2012.09.18 - 2012.09.23
- 試合結果 
 
 
 
   
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           | 2012年9月18日〜23日、日本で唯一のスーパーシリーズ「YONEX OPEN JAPAN 2012」が開催され、日本ユニシスからは11選手が出場し、混合ダブルス池田信太郎・潮田玲子組と男子ダブルス佐伯祐行・垰畑亮太組が3位入賞を果たしました。 
 ・試合レポート
 ・試合結果
 
 また、大会最終日の9月23日、今大会で引退となる潮田玲子選手の引退セレモニーが開催されました。
 
 ・潮田玲子選手引退セレモニー
 
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             ラストマッチとなるYONEX OPEN JAPAN 2012で
             3位入賞を果たした池田信太郎・潮田玲子組
 
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         【試合レポート】
         潮田選手が今大会を最後に現役引退を表明しているため、ラストマッチとなる混合ダブルスの池田・潮田ペア。過去3回のこの大会でいずれも初戦敗退していますが、強い気持ちで臨んだ今大会、1回戦不戦勝後の2回戦で韓国ペアを相手に立ち上がりから8連続ポイントを奪う快調な滑り出しをみせ、ストレート勝ちをおさめます。
 準々決勝も韓国ペアが相手でしたが、ここでも常に主導権を奪い続け、一度もリードを許さず、ストレート勝ちでベスト4入りを果たします。
 
 
 
           
          軽快なプレーでベスト4進出を果たす池田信太郎・潮田玲子組
          迎えた準決勝の相手はインドネシアのRijal/Natsir組。女性のNatsirは元世界王者。試合はパワー、テクニック共に上回るインドネシア組がゲームを支配し、必死の反撃もなかなか攻撃の糸口を見い出せないまま残念ながら0-2で敗戦となりました。
 
 
 
           
          ラストマッチを3位入賞で終えた池田信太郎・潮田玲子組
          長いバドミントン人生に終止符が打たれ涙を浮かべる潮田選手は、池田選手とともに体育館を埋めた沢山の観客に感謝の挨拶をして、4年間に及んだイケシオペアもその幕を降ろしました。
 
 
 
           
          体育館を埋めた沢山の観客に感謝の挨拶をする池田信太郎・潮田玲子組
          実はイケシオがペアを組んで最初に臨んだ国際試合の相手がNatsirのペアでもあり、最初と最後の戦いが同じ相手という不思議な巡りあわせで、Natsirも潮田選手を抱擁し健闘をたたえました。
 この種目では早川賢一・松友美佐紀組も2回戦で第5シードのタイペアをストレートで破りベスト8に進む健闘をみせています。
 
 
 
           
          イケシオ最後の会見
          男子シングルスでは予選から勝ち上がった坂井一将選手(世界87位)が1回戦でデンマークのJORGENSEN(第5シード、世界11位)と対戦。粘り強いレシーブで接戦に持ち込むとジュースの末ゲームを奪。勢いに乗った第2ゲームでは持ち前の攻撃力を発揮し、ストレートで勝利する大金星。
 
 
 
           
          初戦で世界11位のデンマーク選手を破る坂井一将選手
          さらに続く2回戦でも香港のWONG(22位)に第1ゲームを奪われながら、粘りを見せて第2ゲームを奪い返すとファイナルゲームは快調にポイントを重ねて14本で勝利しベスト8進出を果たします。準々決勝ではタイのベテランPONSANAのテクニックに翻弄されて敗れましたが、初めて進んだスーパーシリーズの本戦でベスト8となり、一気に名を上げました。
 上田拓馬選手(29位)も1回戦を勝ち抜きましたが、2回戦で香港のHU(21位)に攻撃を封じられて敗退しています。
 
 
 
           
          初のスーパーシリーズ本戦でベスト8入りを果たした坂井一将選手
          男子ダブルスには2組が出場。第3シードの早川賢一・遠藤大由組は、2回戦で昨年までのチームメイトであるアルベン・ユリアントと北京五輪金メダルのKIDOが組んだペアと対戦。第1ゲームは競り合いの末落としたものの、第2ゲームからは迫力のある攻撃でポイントを奪い逆転で恩返しとなる勝利。準々決勝では4月のアジア選手権決勝で敗れた韓国の成長株KIM/KIM組と迫力のある攻防を展開し、ファイナルにもつれる戦いをしますが最後に逃げ切られベスト8に終わりました。
 
 
 
           
          早川賢一・遠藤大由組はベスト8
          一方の佐伯祐行・垰畑亮太組は1回戦で第6シードのタイISSARA/JONGJIT(14位)と対戦。佐伯選手が縦横に動き回り、垰畑選手も角度のあるスマッシュを打ち込み互角の戦いに持ち込みます。ファイナルゲームでも持ち味を出して振り切り大きな勝ち星を奪います。
 
 
 
           
          初戦、世界14位のタイペアにファイナル勝利を果たす佐伯祐行・垰畑亮太組
          2回戦のシンガポールペアをストレートで破ると、3回戦の相手は、これまでアルベンと組んでいたGUNAWANがDASUKIと組んだインドネシアの実力者ペア。ここでも二人は思い切りのよいプレイで第1ゲームを先取します。第2ゲームも接戦からジュースとなりますが、最後は判定を不服とした相手の態度が試合放棄とみなされ坂井・垰畑組にポイントが入り勝負が決まるという過去に例のない幕切れながら、これも価値ある勝利をおさめました。準決勝では早川・遠藤組が敗れた韓国のKIM/KIM組と対戦しストレートで敗れましたが、日本ダブルス陣トップの第3位となりました。
 このほか女子シングルスの打田しづか選手は1回戦でタイ選手に、女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組は2回戦で韓国ペアにそれぞれ敗れて姿を消しました。
 
 
 
           
          ペア初となるスーパーシリーズ3位入賞を果たした佐伯祐行・垰畑亮太組
          
 
 
         【潮田玲子選手引退セレモニー】
         YONEX OPEN JAPAN大会最終日の9月23日、今大会で引退を迎える潮田玲子選手の引退セレモニーが開催されました。
 
 
 決勝戦の全試合終了後にもかかわらず、多くの観客の方々が会場に残り“玲ちゃんありがとう”のメッセージカードを持って潮田選手を見守ります。
 
 
 
 家族や友人、ペアの池田信太郎選手らが駆けつけ、花束贈呈などが行われました。
 
 
 
 潮田選手は、「私の夢は五輪で活躍してメダルを取ることでした。夢はかないませんでしたが、最後の最後の 最後まで応援していただいて、現役を終える私は、とても幸せです」とスピーチ。
 
 
 最後は女子チームのチームメイトに胴上げされ、長い現役生活に幕を閉じました。
 
 
 潮田玲子選手、本当にお疲れさまでした。
 
 
 
  
         
           
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             【試合結果】
             
  
             
              
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                   | 男子シングルス | 坂井 一将 | ベスト8 |   
                   | 上田 拓馬 | ベスト16 |   
                   | 女子シングルス | 打田 しづか | 1回戦敗退 |   
                   | 男子ダブルス | 佐伯 祐行 垰畑 亮太
 | ベスト4 |   
                   | 早川 賢一 遠藤 大由
 | ベスト8 |   
                   | 女子ダブルス | 高橋 礼華 松友 美佐紀
 | ベスト16 |   
                   | 混合ダブルス | 池田 信太郎 潮田 玲子
 | ベスト4 |   
                   | 早川 賢一 松友 美佐紀
 | ベスト8 |   
                   | 垰畑 亮太 高橋 礼華
 | 1回戦敗退 |  |  
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