BIPROGYBIPROGYバドミントンチーム
公式サイト

ニュースNEWS

第62回全日本総合バドミントン選手権大会 男子ダブルス優勝 坂本修一・池田信太郎インタビュー

  • トピックス


−− :
優勝おめでとうございます。今のお気持ちは?
坂本 : 全日本総合という日本最高峰の個人戦で優勝できた嬉しさと安堵感でいっぱいです。
池田 : 本当に嬉しいですね!
−− : 大会前からイケサカは調子が良さそうだと様子が聞こえてきていましたが、実際のところどうでしたか?
坂本 : まあまあでした。自分自身にも調子が良いんだと言い聞かせていました。
池田 : 大会前は調子は上向きだったと思うのですが、僕は大会が始まって体育館の風、ライトに戸惑い調子が悪くなったと思います。
−− : 順調に勝ち進み準決勝は同じチームの廣部・小宮山組でした。
坂本 : 普段対戦して慣れているのでショットのコースとかも分かっているだろうし、廣部・小宮山組も力をつけているので特に2ゲーム目などはいっぱいいっぱいでした。
池田 : 勢いがあったので前半の入り方を気をつけました。同じチームでいつもやり慣れている分、警戒する場面が多々ありました。
−− : 廣部・小宮山組を降し、なんと決勝戦もチームメイトの数野・早川(日本大学4年・2009年度入社内定者)組でした。
舛田・大束組(トナミ運輸)に劇的な勝利で決勝進出した二人は勢いがあるようにも見えましたが、どのような気持ちで挑まれましたか?
坂本 : 相手は年下で後輩だけれど、向かっていくチャレンジャーの気持ちで試合に臨みました。
池田 : 勢いはもちろん、前回対戦したときよりも戦術面で工夫してきているなと感じました。
とにかく我慢の連続でした。
−− : 準決勝まで1ゲームも落とすことなく勝ちあがってきましたが、決勝では初めて1ゲーム失いました。
池田 : 前半風下からスタートだったので、攻撃されると対応できなく1ゲームを失うことになりました。
正直焦りはありましたが、気持ちを切り替えて2ゲーム目に入れたのが良かったですね。
坂本 : 2ゲーム目取らないと負けてしまうので必死でした。
−− : いつも坂本・池田組は、試合の始まりや合間にハイタッチして意思の疎通をはかられていますが、今回は特に長い時間手を握り合って気持ちを1つにしている姿が印象的でした。
坂本 : 握り合ってるなんて・・・池田信太郎ファンに怒られてしまいます。
池田 : 愛し合っているので・・・・(笑)
−− : 池田選手は、体育館の環境に苦戦されたようですが?
池田 : 代々木第二の会場は、風とライトが独特で本当に難しかった。でも最終的に優勝できたので良かったです。
−− : 戦いを終えて、対戦相手の数野・早川組の印象をあらためて聞かせていただけますか。
坂本 : 本当に強かったし、全日本総合の試合を通じて成長していたように思えます。
池田 : ここ数ヶ月で強くなったなと感じました。
最近は一緒に練習することが多かったので、僕達のお陰ですね・・・・(笑)
−− : 今大会は、優勝が大命題、との声もあり、プレッシャーも大きかったと思いますが?
坂本 : 優勝は目標でしたが、昨年3位という結果の自分にプレッシャーはありませんでした。今回は挑戦者ですから!!
池田 : もちろん優勝というプレッシャーはありましたが、昨年はベスト4でしたので挑戦者の気持ちで試合に臨みました。
−− : 2年ぶりの優勝カップの重みはどうでしたか?
坂本 : あらためて優勝したという実感がわき、本当に嬉しかったです。
池田 : 最高ですね!
−− : 池田選手は今回は号泣が見られませんでしたが?!
池田 : 試合後にすぐ会場から追い出されたので・・・。
余韻にひたる事ができませんでした。
−− : 試合後、愛依ちゃん(坂本選手の愛娘)がとても嬉しそうにしていましたね。
坂本 : 内容まではまだ分かってないと思いますが、試合終盤の子供の“一本”という声は試合の最中でも良く聞こえました。
−− : 北京から総合まで、メンタルでの立て直しがなかなか難しかったのでは?と思いますが。
坂本 : そんなにデリケートではありません。すぐ開き直ってしまいますから!
池田 : 僕は気持ちの切り替えが本当に難しかったです。 今でも吹っ切れているのかどうか、自分でもわかりません。
ただ、この優勝が自分にとって本当に大きくて、少し気持ちの面で救われたと思います。
−− : では、今後の目標をお聞かせください。
池田 : 日本リーグが年末にありますので、それに向けて頑張りたいと思います。
坂本 : やはり日本リーグの優勝です。
全日本総合ではユニシス勢は良い成績を残すことができました。ですが、他のチームは負けた悔しさを日本リーグにぶつけてくることが予想されます。
総合で勝ったからといって浮かれずに、新たな目標に向かって進みたいと思います。
−− : 最後に大会期間中応援してくださった皆様に一言お願いします。
坂本 : たくさんの応援本当にありがとうございました。一人一人の声援が力になりました。 日本リーグでも日本ユニシスを応援してください。
池田 : 応援ありがとうございます。
今後も日本ユニシスバドミントン部の応援を宜しくお願い致します。

坂本修一
坂本修一

池田信太郎
池田信太郎

坂本修一・池田信太郎
坂本修一・池田信太郎

優勝カップを手に
優勝カップを手に

ゴールドメダルを噛む坂本・池田

・全日本総合入賞者インタビュー 数野健太、廣部好輝、小宮山元、池田雄一
・第62回全日本総合選手権大会結果報告
・第62回全日本総合選手権大会大会アナウンス


* 関連リンク
・日本バドミントン協会