「オーストラリアオープン2017」 女子ダブルス高橋・松友組、女子シングルス奥原希望 優勝!
- 2017.06.20 - 2017.06.25
試合結果
2017年6月20日~25日、オーストラリア、シドニー市にて「オーストラリアオープン2017(SS)」が開催され、女子ダブルスの髙橋礼華・松友美佐紀が決勝でデンマークペアを圧倒してスーパーシリーズ8度目の優勝、女子シングルスの奥原希望は昨年3月の全英以来となるスーパーシリーズ優勝を達成しました。
第1シードで2回戦から登場した女子ダブルスの髙橋・松友組は初戦で香港ペア(世界38位)に勝利。3回戦では北都銀行の田中・米元組と対戦し、第2ゲームを奪われますが、ファイナルゲームは立ち上がりから一度もリードを許さずに粘る相手を振り切って勝利。
準決勝に進むと、先のスディルマンカップ準決勝で苦杯をなめた中国のCHEN/JIA組(4位)が相手。昨年から3連敗している相手ですが、前に出てくる相手を奥へと押し返す配球でペースをつかませず、接戦に持ち込むと16−17から5連続ポイントでゲームを先取。第2ゲームも相手に攻撃の形を作らせず、2度の7連続ポイントなどで圧倒し11本に抑えて雪辱を果たします。
迎えた決勝はまたもデンマークのPEDERSEN/RYTTER-JUHL組(2位)との対戦。第1シードと第2シードの戦いですが、今回はタカ マツペアが圧倒。2ゲームとも最初の1ポイント以外、相手にリードを許さない展開で10本、13本のストレート勝ち。スーパーシリーズは昨年10月のデンマークオープン以来の優勝。8月の世界選手権前では最後となるスーパーシリーズを勝利で飾りました。
女子シングルスの奥原希望は(12位)は1回戦でいきなり、リオ五輪金のMARIN(スペイン、2位)と対戦。第1ゲーム中盤から4連続ポイントでリードを奪うとさらに差を広げて12本で先取。第2ゲームも激しい競り合いに耐え抜き17−18の勝負所で3連続ポイントを奪い、逃げ切って幸先良い勝利。
2回戦でも三谷選手(NTT東日本)を12本、10本で圧倒して3回戦に進みます。一方、ひざの故障から着実な復帰を見せ、昨年のヨネックス・オープン・ジャパン以来のスーパーシリーズ出場となった髙橋沙也加(50位)も1回戦、2回戦を勝ち進み、3回戦は髙橋と奥原の対戦となりました。
第1ゲームは中盤まで競り合いますが、この大会安定したプレーを見せる奥原が次第に差を広げると最後は6連続ポイントで先取。第2ゲームは力強さを見せた髙橋が11−6とリード。しかしインターバル明けにサイドを狙ったショットが2本続けてわ ずかにアウトとなり、流れをつかみきれないでいると奥原が反撃。4連続ポイントなどで追い上げ、ジュースにもつれ込んだ末に23−21で勝利し、ベスト4に進みました。
準決勝はジュニア時代からのライバルSUN(中国、6位)と対戦。長身からの攻撃に固いレシーブで対抗し、1ゲームずつを取り合ってファイナルゲームへ。中盤から奥原が引き離しにかかると、相手は根負けしたようにミスが増え始め、終盤は奥原が5連続ポイントをあげ14本で勝利。
決勝の相手は、もう一つの準決勝で世界1位のTAI(中華台北)を降した山口選手(再春館製薬所、4位)。15年9月のヨネックス・オープン・ジャパン以来となる二人の顔合わせでのスーパーシリーズ決勝は、奥原が第1ゲームを先取。第2ゲームも中盤で大きくリードしますが、追いつかれ、2回のマッチポイントも決められずに逆転されて失います。ファイナルゲームは先行する奥原に、山口選手が何度も追いつく展開となりますが、終始落ち着いたプレーを見せた奥原が17オールから4連続ポイントで振り切ってスーパーシリーズ4度目の優勝を決めました。
沢山のご声援ありがとうございました。
また、7月5日~9日、秋田県秋田市で全日本実業団大会が開催されます。チーム一丸となって優勝目指しますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
第1シードで2回戦から登場した女子ダブルスの髙橋・松友組は初戦で香港ペア(世界38位)に勝利。3回戦では北都銀行の田中・米元組と対戦し、第2ゲームを奪われますが、ファイナルゲームは立ち上がりから一度もリードを許さずに粘る相手を振り切って勝利。
準決勝に進むと、先のスディルマンカップ準決勝で苦杯をなめた中国のCHEN/JIA組(4位)が相手。昨年から3連敗している相手ですが、前に出てくる相手を奥へと押し返す配球でペースをつかませず、接戦に持ち込むと16−17から5連続ポイントでゲームを先取。第2ゲームも相手に攻撃の形を作らせず、2度の7連続ポイントなどで圧倒し11本に抑えて雪辱を果たします。
迎えた決勝はまたもデンマークのPEDERSEN/RYTTER-JUHL組(2位)との対戦。第1シードと第2シードの戦いですが、今回はタカ マツペアが圧倒。2ゲームとも最初の1ポイント以外、相手にリードを許さない展開で10本、13本のストレート勝ち。スーパーシリーズは昨年10月のデンマークオープン以来の優勝。8月の世界選手権前では最後となるスーパーシリーズを勝利で飾りました。
女子シングルスの奥原希望は(12位)は1回戦でいきなり、リオ五輪金のMARIN(スペイン、2位)と対戦。第1ゲーム中盤から4連続ポイントでリードを奪うとさらに差を広げて12本で先取。第2ゲームも激しい競り合いに耐え抜き17−18の勝負所で3連続ポイントを奪い、逃げ切って幸先良い勝利。
2回戦でも三谷選手(NTT東日本)を12本、10本で圧倒して3回戦に進みます。一方、ひざの故障から着実な復帰を見せ、昨年のヨネックス・オープン・ジャパン以来のスーパーシリーズ出場となった髙橋沙也加(50位)も1回戦、2回戦を勝ち進み、3回戦は髙橋と奥原の対戦となりました。
第1ゲームは中盤まで競り合いますが、この大会安定したプレーを見せる奥原が次第に差を広げると最後は6連続ポイントで先取。第2ゲームは力強さを見せた髙橋が11−6とリード。しかしインターバル明けにサイドを狙ったショットが2本続けてわ ずかにアウトとなり、流れをつかみきれないでいると奥原が反撃。4連続ポイントなどで追い上げ、ジュースにもつれ込んだ末に23−21で勝利し、ベスト4に進みました。
準決勝はジュニア時代からのライバルSUN(中国、6位)と対戦。長身からの攻撃に固いレシーブで対抗し、1ゲームずつを取り合ってファイナルゲームへ。中盤から奥原が引き離しにかかると、相手は根負けしたようにミスが増え始め、終盤は奥原が5連続ポイントをあげ14本で勝利。
決勝の相手は、もう一つの準決勝で世界1位のTAI(中華台北)を降した山口選手(再春館製薬所、4位)。15年9月のヨネックス・オープン・ジャパン以来となる二人の顔合わせでのスーパーシリーズ決勝は、奥原が第1ゲームを先取。第2ゲームも中盤で大きくリードしますが、追いつかれ、2回のマッチポイントも決められずに逆転されて失います。ファイナルゲームは先行する奥原に、山口選手が何度も追いつく展開となりますが、終始落ち着いたプレーを見せた奥原が17オールから4連続ポイントで振り切ってスーパーシリーズ4度目の優勝を決めました。
沢山のご声援ありがとうございました。
また、7月5日~9日、秋田県秋田市で全日本実業団大会が開催されます。チーム一丸となって優勝目指しますので、引き続き応援よろしくお願い致します。


【優勝選手コメント】
高橋 礼華
「今年初のSSを優勝を果たすことができ、嬉しく思います。この大会では自分たちの良いプレーを出すことができました。次は全日本実業団大会でチーム一丸となって優勝できるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。」
松友 美佐紀
「今回、オーストラリアオープンで優勝することができました。沢山の声援を送っていただき、とても嬉しかったです。ありがとうございました。今後もさらに進化していけるように頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します。」
奥原 希望
「復活優勝出来てほっとしています。やっと勝負出来るスタートラインに立てたかな、という感じです。この後は世界選手権、その前に全日本実業団大会があります。1試合ずつ私らしさを忘れずに頑張りたいと思います!応援ありがとうございました。」
試合結果
女子シングルス | 奥原 希望 | 優勝 |
高橋 沙也加 | ベスト8 | |
女子ダブルス | 高橋 礼華 松友 美佐紀 |
優勝 |
栗原 文音 東野 有紗 |
2回戦敗退 | |
男子ダブルス | 井上 拓斗 金子 祐樹 |
ベスト8 |
遠藤 大由 渡邉 勇大 |
2回戦敗退 | |
男子シングルス | 上田 拓馬 | 1回戦敗退 |
坂井 一将 | 予選敗退 | |
混合ダブルス |
小林 優吾(トナミ運輸) 松友 美佐紀 |
ベスト8 |
数野 健太 栗原 文音 |
2回戦敗退 | |
渡辺 勇大 東野 有紗 |
1回戦敗退 |