2015年10月20日〜25日、フランス、パリ市にて「フランスオープン2015(SS)」が開催され、日本ユニシスから出場した女子シングルス奥原希望、男子ダブルス早川賢一・遠藤大由組がベスト8となりました。 ・試合結果
男子ダブルスで昨年準優勝の早川賢一・遠藤大由組(世界5位)は1回戦で中国のLI/LIU組(15位)にストレートで快勝すると、2回戦ではマレーシアのKOO/TAN組(22位)と対戦。元世界1位でペアの解消・再結成を繰り返してきたベテランに第1ゲームを奪われ、第2ゲームもリードされますが、終盤に5連続ポイントで逆転すると、ファイナルゲームも中盤から抜け出して勝利しベスト8に進出します。準決勝進出をかけての対戦相手は、世界1位のLEE/YOO組(韓国)。立ち上がりからリードを奪われ、相手のペースを崩すことができず、残念ながらストレートで敗れました。 数野健太・山田和司組(23位)は1回戦で中華台北のLIN/WU組(44位)と終始接戦を展開しファイナルゲーム、ジュースの末に振り切って勝利。しかし、2回戦ではインドネシアのSERIAWAN/AHSAN組(2位)の前に力を発揮できず0-2で敗れました。 女子シングルスでは奥原希望選手(9位)が登場。1回戦は世界ジュニアからのライバルSUN(中国、11位)との対戦でしたが、立ち上がりから積極的に攻めて1ゲームを先取。第2ゲームも終盤に逆転してストレート勝利で初戦を突破します。2回戦では、中国のWANG Yihan(8位)を相手に、第1ゲームを中盤から抜け出して13本で先取。第2ゲームも14本の快勝でベスト8に進出。準々決勝では、この大会3人目の中国選手となるWANG Shixian(6位)と対戦。第1ゲームは中盤からリードを奪われて失いますが、第2ゲームは4−3から10連続ポイントを奪って大量リード。しかし、相手も盛り返して追いつかれジュースに突入。何度もゲームポイントをつかみながら決められず、25オールまでもつれますが、ここから突き放され結局ストレートで敗れました。 女子ダブルス高橋礼華・松友美佐紀組(1位)は、高橋・松友組はドイツペア(28位)にストレート勝ちで2回戦に進みますが、中国の元世界1位TANGがこのヨーロッパ遠征から組み始めたHUANGとのペアに、第1ゲーム中盤からペースをつかまれ、第2ゲームも後半追い上げたものの届かず、ストレートで敗れました。中国ペアは、最終的に優勝しています。 栗原文音・篠谷菜留組(25位)は、韓国の実力者ペアJUNG/SHINに1回戦敗退しています。 混合ダブルスでは、予選から出場した数野健太・栗原文音組(65位)は2試合をストレート勝ちして本戦に進出。1回戦でもNOHR/THYGESEN組(デンマーク、35位)を16本、17本で降して2回戦に進みますが、第6シードのADCOCK夫妻組(イングランド、7位)に主導権を握られストレートで敗戦。もう一組の早川賢一・松友美佐紀組(20位)は1回戦のLABAR/LEFEL組(フランス、22位)に2ゲームとも粘られながらも振り切って勝利。2回戦のLIU/BAO組(中国、3位)との対戦では、第1ゲームを終盤の逆転で先取。しかし残る2ゲームは、いずれも中盤から引き離されて2回戦で敗退となりました。 男子シングルスの上田拓馬選手(27位)は、未だ本調子とは言えず、予選から勝ち上がってきた西本選手(中央大)にストレートで敗れ、1回戦敗退に終わっています。 |
早川賢一・遠藤大由組
奥原希望
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【試合結果】
男子シングルス |
上田 拓馬 |
ベスト32 |
女子シングルス |
奥原 希望 |
ベスト8 |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト8 |
数野 健太 山田 和司 |
ベスト16 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
栗原 文音 篠谷 菜留 |
ベスト32 |
混合ダブルス |
数野 健太 栗原 文音 |
ベスト16 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
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