2013年10月15日〜10月20日、デンマーク・オーデンセ市にて「デンマークオープン2013(スーパーシリーズプレミア)が開催され、日本ユニシスから上田拓馬、早川賢一、遠藤大由、高橋礼華、松友美佐紀、高橋沙也加の6選手が参加しました。 昨年の同大会で準優勝の高橋・松友組(世界4位)は、1回戦は地元ペア、2回戦はタイペアを順当に下し、3回戦で世界8位のタイペアと対戦。接戦も予想されましたが、2ゲームとも14本のストレート勝利。決勝進出を賭けた準決勝の相手は中国のBAO/TANG組。いずれも他のペアリングで世界2位になっている実力者を相手に、第1ゲームは先行を許しながらも粘り強くラリーを重ねて追い上げ、先取。しかし第2ゲーム以降は相手の攻撃に主導権を握られ、いずれも15本でゲームを奪われ惜しくも敗退。ベスト4に終わりました。 早川・遠藤組(世界4位)も1回戦のデンマークペア、2回戦のマレーシアを順調に下し、3回戦でロンドン五輪金メダルのCAIと、先日のヨネックスオープン準々決勝で敗れたペアの一人CHAIのペアと対戦。 実力者同士の難敵でしたが、終始主導権を握ってリードを広げ、いずれも16本でストレート勝ちを収めベスト4進出を果たします。 続く準決勝では、今年の世界チャンピオンAHSAN/SETIAWAN組(インドネシア、2位)と対戦。5回目の対戦での初勝利を狙った戦いは、立ち上がり9−4とリードしますが、すぐに追いつかれ、そこからは一点を争う競り合いが続きます。相手のパワフルな攻撃に、固いレシーブとコンビネーションで立ち向かい、試合はジュースを繰り返す大熱戦。何度かゲームポイントをつかみますがものにできず、結局25−27で第1ゲームを失います。第2ゲームも序盤はペースをつかんでリードしますが終盤は競り合いでまたもジュースとなり、21−23で逃げ切られ敗退。惜しくもあと一歩及びませんでした。 早川選手と松友選手は混合ダブルスでも活躍を見せ(23位)、1回戦の韓国YOO/JANG組(29位)をファイナル17本で下すと、2回戦ではロンドン五輪銅メダルの地元ペアNIELSEN/PEDERSEN(4位)と大接戦を展開。長身の相手の攻撃をしのぎ、2ゲーム共ジュースに持ち込みますが最後に振り切られて敗れました。 男子シングルスでは、上田拓馬選手(14位)が地元のエースJORGENSEN(5位)と1回戦で対戦。 9月のヨネックスオープンでは敗れた相手に雪辱を期し、第1ゲームは立ち上がりからリードを奪いますが終盤追いつかれ、逆転で失います。第2ゲームは中盤で引き離して取り、勝負はファイナルゲームへ。ここでも競り合いとなりますが13−14の勝負どころから連続ポイントを許して敗れ惜しくも1回戦で姿を消しました。女子シングルスの高橋沙也加選手(13位)は1回戦で香港のCHAN(29位)と対戦し、第1ゲームを中盤から追い上げジュースの末奪い、第2ゲームも11−8とリードしますが、インターバル後から腰に違和感を感じ、6連続ポイントを奪われた所で、大事を取って棄権しています。 |

高橋礼華・松友美佐紀組

早川賢一(右)・遠藤大由組
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