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「YONEX OPEN JAPAN 2013」 女子シングルス 打田しづか 準優勝! 女子ダブルス 高橋礼華・松友美佐紀組 第3位

  • 2013.09.17 - 2013.09.22
  • 試合結果


9月17日〜22日、東京体育館にて「YONEX OPEN JAPAN 2013」が開催され、日本ユニシスから出場した打田しづか選手が準優勝を果たし、また、女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組も3位入賞の好成績を残しました。

打田しづか、高橋・松友組コメント
試合レポート
試合結果

大会期間中、ご声援いただきました皆様、ありがとうございました。

今週末(9/28・土)からは「日本リーグ2013」が富山県高岡市にて開幕します。
男女両チームともに優勝を目指して戦いますので、どうぞ応援よろしくお願いします。
女子シングルス準優勝の打田しづか選手(右:決勝で対戦した山口茜選手)
女子シングルス準優勝の打田しづか選手
(右:決勝で対戦した山口茜選手)

【試合レポート】

【女子シングルス】

今年はナショナルメンバーから外れ、国際試合の機会が少なく世界ランキングも大きく後退した打田しづか選手。当初の組合せでは予選からの出場 でしたが、予定選手の欠場などもあり、2回戦から登場しました。

打田しづか
打田しづか

最初の相手となったタイのBURANAPRASERTSUK(18位)には第1ゲームを奪われますが、第2ゲームからはテンポ良い攻撃で15本、14本で勝利。
続く準々決勝でもNTT東日本の三谷選手(第7シード、9位)をファイナル73分で振り切ってベスト4に進出します。

打田しづか
打田しづか

迎えた準決勝ではロンドンオリンピックの銀メダリストWANG Yihan(5位)と対戦。
立ち上がりから長身の相手をコート奥へ追い込み強打を封じると、機を見て得意のクロススマッシュやカットでポイントを重ねて17本でゲームを先取。

第2ゲームも勢いに乗って12-1と一方的にリード。ここから相手の反撃で8連続ポイントを奪われますが、ショットの正確さを失わずに踏みとどまると、再びポイントを積み上げ14本でストレート勝ちの大金星を挙げ、決勝進出を果たします。

打田しづか
打田しづか

決勝戦は予選から勝ち上がってきた高校1年生の山口茜選手との日本人対決。
しかし、この日はコントロールに苦しみ、山口選手の粘り強い守備と切り返しに苦戦し、15本、19本で敗戦。

惜しくも優勝は逃しましたが、自身初のスーパーシリーズ準優勝を勝ち取り、また、日本ユニシスの選手としてもYONEX OPEN JAPAN過去最高位の成績を残しました。

左から準優勝の打田しづか、優勝の山口茜、第3位のWANG Yihan
左から準優勝の打田しづか、優勝の山口茜、第3位のWANG Yihan

一方、高橋沙也加選手(20位)は1回戦、2回戦とストレート勝利で勝ち進み、準々決勝で昨年優勝のTAI(中華台北、8位)と対戦。

高橋沙也加
高橋沙也加

第1ゲームは中盤まで大きくリードしますが、追いつかれジュースの末失うと、第2ゲームも波に乗ることができず、悔しい敗戦となりました。

高橋沙也加
高橋沙也加

予選から出場した野尻野匡世選手は、佐藤選手(ヨネックス)と対戦。
先の社会人選手権では、野尻野選手が勝利しましたが、今回はファイナル19オールから振り切られ、本戦出場はなりませんでした。

【女子ダブルス】

女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組(3位)は第2シードで2回戦からの登場。
マレーシアペアにストレート勝ちを収めると、3回戦では昨年のYONEX OPEN JAPAN優勝の香港POON/TSE組(10位)と対戦。

高橋礼華(右)・松友美佐紀組
高橋礼華(右)・松友美佐紀組

4月のアジア選手権で対戦しファイナルの末に敗れている香港ペアを相手に、今回は安定した守備から積極的な攻撃を展開し、常に主導権を握ってストレート勝ちでリベンジを果たします。

高橋礼華・松友美佐紀組
高橋礼華・松友美佐紀組

準決勝の相手は、過去の対戦成績2勝2敗と互角の戦いを見せるデンマークの長身ペアJUHL/PEDERSEN組(4位)。第1ゲームは相手の強打をはね返して競り合いに持ち込みますが、次第に押しこまれ16本で失うと、第2ゲームも中盤から引き離されて、追い上げも実らず14本で敗戦。第3位で大会を終えました。

左から、準優勝のChristina Pedersen・Kamilla Rytter Juhl、優勝のMa jin・Tang Jinhua、第3位の高橋礼華・松友美佐紀
左から、準優勝のChristina Pedersen・Kamilla Rytter Juhl、
優勝のMa jin・Tang Jinhua、第3位の高橋礼華・松友美佐紀

【男子シングルス】

男子シングルスには3選手が出場。この大会が最後の試合となる池田雄一選手は、予選2試合を勝ち抜いて本戦に出場。
1回戦でタイのBOONSAK(4位)相手に立ち上がりから全力でぶつかって行きますが、10-5とリードしたところで相手が棄権。2回戦に進みインドのJAYARAM(24位)と対戦します。

池田雄一
池田雄一

第1ゲームを失うも第2ゲームを奪い返し、ファイナルも最後まで競り合いますが18オールから抜け出され、第一線でのキャリアにピリオドを打たれました。

池田雄一
池田雄一

上田拓馬選手(16位)は1回戦からデンマークのJORGENSEN(9位)と対戦。
ファイナルに持ち込みますが、序盤に7連続ポイントを許すと差を詰めることができず敗戦。
坂井一将選手(33位)もGAO(中国、27位)の攻撃力の前にストレートで敗れました。

【男子ダブルス】

男子ダブルスでは第3シードで登場した早川賢一・遠藤大由組(5位)が1回戦で韓国ペアを巧みなローテーションで圧倒してストレート勝ち。

2回戦では前週の中国マスターズ準決勝で勝利した中国のCHAI/HONG組と対戦すると、今回は長身から繰り出す相手の攻撃の前に得意の形が作れずにストレートで敗れ姿を消しました。

早川賢一・遠藤大由組
早川賢一・遠藤大由組

ペア結成後初のスーパーシリーズとなった数野健太・山田和司組は、1回戦で今年の全英チャンピオンLIU/QIU組(中国、7位)と互角のドライブ合戦を展開。激しい接戦でゲームを分け合い、勝負はファイナルに持ち込まれますが、終盤で振り切られ惜しくも敗退。

数野健太 山田和司
数野健太
山田和司

佐伯祐行・垰畑亮太組もインドペアにストレートで敗れ、共に1回戦敗退となりました。

佐伯祐行(右)・垰畑亮太組
佐伯祐行(右)・垰畑亮太組

【混合ダブルス】

混合ダブルスでは今年のランキングサーキットで優勝した井上拓斗・高橋礼華組が1回戦で韓国ペアをストレートで降すと、2回戦ではインドネシアのRIJAL/SUSANTO組(6位)に18本、14本で快勝する大金星を挙げます。

井上拓斗・高橋礼華組
井上拓斗・高橋礼華組

3回戦では世界3位のZHANG/ZHAO組(中国)と互角の戦いを繰り広げ、第2ゲームはジュースに持ち込む健闘を見せましたが敗戦。それでもベスト8という好成績を残しました。

井上拓斗・高橋礼華組
井上拓斗・高橋礼華組

早川・松友組、垰畑・福万(ルネサス)組は1回戦で姿を消しました。


【打田しづか、高橋・松友組コメント】

[打田しづか]
「ヨネックスオープンの決勝の舞台に立てたことは嬉しいのですが、負けてしまったことは、やはり悔しいです。決勝戦では、試合を支配したかったのですが、逆に山口選手に主導権を握られてしまいました。次に対戦する機会があったら、必ず勝ちたいと思います。
今週末に開幕する日本リーグではチームに貢献できるよう、そして、全日本総合でも良い成績が残せるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
沢山の応援どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

[高橋礼華]
「準決勝では、勝負どころで私たちが抜け出せなかった(リードできなかった)ことが敗因だと思います。3位という成績には満足していませんが、2回戦・3回戦では私達らしい試合をして勝利することができ、自信に繋がりました。
会場での沢山の声援、とても励みになりました。本当にありがとうございました。
これからも頑張りますので応援どうぞよろしくお願いします」

[松友美佐紀]
「今大会、私たちの最大の課題である初戦を良い形で勝利でき、準決勝まで勝ち上がれたことは、大きな収穫でした。
準決勝敗退は悔しいですが、今回見つかった課題を1つ1つクリアし、来年こそは優勝できるようさらに努力していきたいと思います。
これからもどうぞ応援よろしくお願いします」


【試合結果】

女子シングルス 打田 しづか 準優勝
高橋 沙也加 ベスト8
野尻野 匡世 予選敗退
女子ダブルス 高橋 礼華
松友 美佐紀
第3位
男子シングルス 池田 雄一 ベスト16
上田 拓馬 ベスト32
坂井 一将 ベスト32
男子ダブルス 早川 賢一
遠藤 大由
ベスト16
佐伯 祐行
垰畑 亮太
ベスト32
数野 健太
山田 和司
ベスト32
混合ダブルス 井上 拓斗
高橋 礼華
ベスト8
早川 賢一
松友 美佐紀
ベスト32
垰畑 亮太
福万 尚子
(ルネサス)
ベスト32



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