2012年3月6日〜3月11日、イギリスバーミンガム市にて「第102回全英オープン選手権大会」が行われ、日本ユニシスからは、池田信太郎選手、潮田玲子選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手の7名が参加しました。 この大会はオリンピック、世界選手権に次ぐレベルのスーパーシリーズプレミアの大会であり、オリンピックレースの中でこのレベルの大会はこれが最後となります。高レベルの大会ほど獲得できるポイントも大きいため、トップクラスの選手が一堂に会し、日本ユニシスチームの選手達にとっても厳しい戦いとなりました。 混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組の1回戦の相手はシンガポールのTriyachart/Yao組。第1ゲームは順調な立ち上がりで中盤一旦追いつかれたものの後半引き離して先取します。しかし第2ゲームは逆に中盤から連続ポイントを許して奪われファイナルゲームへもつれこむと、同じように中盤にリードを奪われ、必死の追い上げも差を詰めることができず残念ながら初戦敗退となりました。 男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組(13位)はインドネシアのPratama/Saputra組 (18位)との1回戦では第2ゲームを落としたもののファイナルゲームはしっかり立て直して勝利します。 2回戦では世界チャンピオンFu/Cai組(中国、1位)に挑戦します。リードされてもあきらめず、次第にペースを掴むと17-20から連続ポイントでデュースに持ち込む粘りを見せましたが逆転はできず先取されます。第2ゲームに入ると第1ゲーム後半の勢いで一気にリードを奪いますが、さすがに振り切ることはできず、じわじわと差を詰められ終盤ついに逆転を許しストレートでの敗戦となりました。 高橋礼華・松友美佐紀組の女子ダブルスは1回戦のNg/Ng組(マレーシア)に第1ゲームを競り合いの末奪われると、第2ゲームも17-20とマッチポイントを握られるピンチを迎えます。しかしここで踏ん張って連続ポイントでデュースに持ち込み逆転してゲームを奪取し、ファイナルゲームも粘られたものの15本で振り切って勝利します。 2回戦も中国のMa/Zhong組に先行を許したものの第2ゲームを奪い返しファイナルゲームに持ち込みます。相手の強打に立ち上がりリードを許しながらも、必死についていきますが追いつくことはできず、70分に及ぶ長い試合も報われず17本で敗れました。 |

高橋礼華

松友美佐紀
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男子シングルスの山田和司選手(26位)は韓国のShon(17位)に対し第1ゲームを奪われますが、第2ゲームからは自分のペースに持ち込んで着実にポイントを挙げ長い試合を制して1回戦を突破します。しかし2回戦では日本の田児賢一選手にストレートで敗れ上位進出はなりませんでした。 |
【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト16 |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト16 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト32 |
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