2012年1月3日〜8日、韓国・ソウルにおいて「韓国オープン・スーパーシリーズ・プレミア」が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、潮田玲子選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手が参加しました。 年末の12月29日からナショナル合宿に入り、元日に成田を発ってソウル入りと、まさに正月返上でロンドンへの切符を賭けたレースに臨む選手たち。 賞金総額100万USドルとバドミントン界最高賞金の大会には世界のトップが集結し、本戦最初の試合でいきなり混合ダブルスの世界チャンピオンが敗退する波乱の幕開けとなりました。 混合ダブルスでは昨年最後に発表されたランキングでこれまで最高の8位に入った池田・潮田組が第6シードPRAPAKAMOL/THOUNGTHONGKAM組(タイ、6位)と対戦。昨年のスーパーシリーズファイナルでベスト4入りを決めた時の相手です。 試合は互いに一歩も譲らずリードを奪い合う接戦が続きますが、14-15から3連続ポイントをつかんだ池田・潮田組が振り切って第1ゲームを先取。第2ゲームも序盤からリードを重ねストレートで1回戦を突破します。 続く2回戦は地元韓国の英雄で北京五輪の混合ダブルス金メダリストLEE Yong Daeと昨年よりパートナーとなった HA Jung Eunとのペア(世界12位)と対戦。 第1ゲームは中盤で決めに行った球がネットやアウトで流れに乗れず奪われます。 第2ゲームは粘り強いラリーで会場を沸かせ13オールまで接戦を続けますが、ややレシーブが甘くなったところをつけ込まれて連続ポイントを許し敗退となりました。 男子ダブルスの早川・遠藤組(13位)は1回戦でドイツのKINDERVATER/SCHOETTLER組(17位)と対戦。 第1ゲームを12本で取り、第2ゲームも14-6とリードしたところで相手が棄権し2回戦へと進みます。 ここでは同じ日本の佐藤・川前組(10位)との顔合わせ。オリンピック出場権のためには乗り越えなければならない相手に序盤から激しい競り合いが続きますが、14-15から一気に7連続ポイントで、第1ゲームを先取。第2ゲームでも、6-10とリードを許したところから10連続ポイントで逆転すると、追い上げを許さずストレートで勝利を掴みます。 3回戦では地元の声援にも後押しされた第4シードKO/YOO組韓国(4位)に第1ゲーム16オールと粘るも突き放され、第2ゲームも一時は10-5リードしたものの逆転を許し敗退となりました。 男子シングルスの山田選手(29位)は1回戦で第8シードのSANTOSO(インドネシア、7位)に敗退となりました。 |

池田信太郎・潮田玲子組

早川賢一・遠藤大由組
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【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト32 |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト8 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト16 |
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