2011年9月20日〜9月25日、東京体育館にて「ヨネックスオープンジャパン2011」が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、潮田玲子選手、廣部好輝選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、佐伯祐行選手、垰畑亮太選手、上田拓馬選手、坂井一将選手、アルベン選手、栗原文音選手、打田しづか選手、野尻野匡世選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手が参加しました。 本戦1回戦では佐伯・垰畑組、池田・潮田組と早川・松友組が惜しくも敗退。 男子シングルスの山田選手も、最終的に優勝を収めるLong CHEN選手に第2ゲームジュースと検討しますが振り切られ、ダブルスでも早川・遠藤組が、今大会準優勝のAHSAN・SEPTANO組に1ゲームを先取するものの逆転で敗れてしまいます。 女子も栗原選手がインドネシア選手に、高橋・松友組がデンマークペアにストレート負けを喫し、この日の1回戦を突破したのはオランダのエースを下した男子ダブルスの廣部・数野組、アルベン選手のペア、そしてタイの新鋭を見事破ったルーキー上田選手のみとなりました。 翌22日の2回戦では上田選手、廣部・数野組とも大熱戦を展開。 上田選手は山田選手を退けたCHEN選手と対戦し、第1ゲームこそ14オールから抜け出されて15-21で失いますが、続くゲームは持ち直して接戦を展開。終盤にかけてじわじわと先手を取り、17-15から一気に4点を重ねゲームをタイに持ち込みます。 ファイナルゲームも相手の長身からの攻撃に食らいつき、中盤で5点差に引き離された場面でも諦めず再び19-20と1点差に。最後は相手に勝ちきられたものの、世界トップレベルとの互角の戦いで会場を沸かせました。 同時間帯に行われた廣部・数野組の試合はマレーシアの雄KOO・TAN組との一戦。 試合開始直後から集中するユニシスペアは、相手にリードを許すことなく先行し続け、第1ゲームを見事奪います。 しかし1ゲーム目終盤から調子を上げてきたマレーシアペアが第2ゲームを11本で取り返してゲームカウント1-1。両ペアとも勝利への執念を新たに臨むファイナルゲームは、目まぐるしくリードの入れ替わるシーソーゲームとなりますが、僅差のまま迎えた18-18の場面でマレーシアペアが三度ポイントを重ねてゲームセット。 五輪出場のため日本のライバルたちに何とか差をつけたい廣部・数野組としては非常に惜しい敗退となりました。 |

池田信太郎・潮田玲子

上田拓馬
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この日唯一勝利をもぎ取ったのはアルベン選手とGUNAWAN選手(インドネシア)のペア。 これまで2回の対戦で接戦となるも下してきた韓国のCHO・KWON組との勝負は、今回もファイナルにもつれる熱戦となりますが最後は21-15でアルベンペアが勝利しベスト8入り。準々決勝では優勝するCAI・FU組(中国)に敗れて8強に留まる結果となりました。 こちらも五輪に向けて出場権を争う2組の同胞に先行したいところでしたが、一組は準優勝、もう一組はベスト4とよりよい成績を残したことにより 自身3度目の出場を狙うアルベン選手にとっては、いよいよ正念場が訪れてきたと言えそうです。 今大会、台風の接近などあり、交通の便も悪い中、沢山の方に開場に足を運んでいただき誠に有難うございました。 オリンピックレースも後半戦を迎え、選手たちもより精進し頑張って参ります。 これからも、皆様のご声援どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト32 |
上田 拓馬 |
ベスト16 |
坂井 一将 |
予選敗退 |
女子シングルス |
栗原 文音 |
ベスト32 |
打田 しづか |
予選敗退 |
野尻野 匡世 |
予選敗退 |
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト16 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト32 |
佐伯 祐行 垰畑 亮太 |
ベスト32 |
アルベン チャンドラ ユリアント ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
ベスト8 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト32 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト32 |
数野 健太 高橋 礼華 |
予選敗退 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
佐伯 祐行 奥原 希望 (大宮東高校) |
予選敗退 |
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