2011年6月21日〜6月26日、インドネシア・ジャカルタ市にて「インドネシアオープン2011」(スーパーシリーズプレミアム)が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、上田拓馬選手、栗原文音選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手、アルベン ユリアント チャンドラ選手兼コーチが参加しました。 男子シングルスの山田選手は中華台北のHSUEH選手を16本と12本であっさり下し2回戦に進出します。しかし翌日のオープニングゲームでは、世界10位の中国・DU選手に14本、13本で敗退し16強。 女子シングルス栗原選手も初戦で地元インドネシアのKUSUMASTUTI選手を相手に13本、19本のストレート勝ち。完全にアウェーの状況ながら、第2ゲームでは大きく許したリードを逆転して奪い成長を示しました。 2回戦ではヨーロッパの雄・デンマークのBAUN選手との長身対決に敗れますが、第2ゲームは15-16と終盤まで競り合う場面をつくりました。 混合ダブルスでは池田・潮田組は世界7位のポーランドペアを下す快調な滑り出し。競り合いの第1ゲームを24-22で奪うと、第2ゲームは一方的に落とすもファイナルゲームでは13オールから7本を連取し一気にマッチポイントに到達し、2度目の機会をものにして、3月のドイツGPGでの対戦に続き殊勲の勝利をつかみました。 好調を維持したまま臨んだ2回戦は強国中国のHE・YU組と対戦。第1ゲームの競り合いを24-26で落としながら、2ゲーム目を奪い返して意地を見せたものの、ファイナルでは12-21と突き放されました。 同じく混合ダブルスでは予選から勝ち上がってきた早川・松友組も初戦を突破。第7シードのADCOCK・BANKIER組(イングランド/スコットランド)を2ゲームとも21-19で奪う勝負強さを見せ、ドイツGPGで敗れた雪辱を見事に果たしました。 しかし2回戦ではデンマークペアに持ち味を消されストレートで敗退となりました。 数野・高橋組は予選決勝で日本の佐藤・松尾組(NTT東日本/パナソニック)に惜敗。2ゲームともに追いつくも追い越せない展開となり、22-24、20-22の僅差ながらストレート負けを喫しています。 |
山田和司
廣部好輝・数野健太組
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男子ダブルスの廣部・数野組は、シンガポールSSで敗れた中国ペアに見事雪辱。対策やディスカッションを欠かさない2人らしく、第1ゲームは前週の反省をもとに終始リードを保ち16本で先制します。2ゲーム目は19-18から逆転を許しますが、ファイナルでは終盤の連続得点で19-15。ここから相手の必死の追撃にあうものの、ジュースでは落ち着きを取り戻して2本を奪い勝負を決めました。 しかし2回戦では北京五輪王者のKIDO・SETIAWAN組(インドネシア)に惜敗。2ゲーム目は食らいついてジュースに持ち込むも、2週続けて日本人ペアに敗れまいとする相手に振り切られ16強となりました。 一方、早川・遠藤組とアルベン選手のペアは初戦敗退。早川・遠藤組は韓国ペアにファイナル13-6とリードするも追いつかれ、最終的には22-24で屈しました。 アルベン組はシンガポールSS決勝の再戦となるCAI・FU組との対戦。前回はストレートで敗れましたが、この日は第2ゲームを奪い意地を見せます。ファイナルゲームでも13-14と競り合うも、しかしここから突き放されて無念の敗退。次回の対戦での勝利を誓っています。 女子ダブルスでは高橋・松友組が全英SSPでも対戦した第5シードのHA・KIM組(韓国)と対戦。1ゲームを奪う善戦を見せるが及ばず、1回戦で姿を消しました。 |
【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト16 |
女子シングルス |
栗原 文音 |
ベスト16 |
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト16 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト32 |
アルベン チャンドラ ユリアント ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
ベスト32 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト32 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト16 |
数野 健太 高橋 礼華 |
予選敗退 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
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