2011年5月3日〜5月8日、マレーシア・アロールスター市にて「マレーシアオープン2011」(グランプリゴールド)が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、上田拓馬選手、栗原文音選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手、アルベン ユリアント チャンドラ選手兼コーチが参加しました。 男子シングルスの山田選手(世界27位、第16シード)は1、2回戦を勝ち上がり3回戦で中国のBAO Chunlai(10位、第7シード)と対戦。持ち前のスピードで第1ゲームを先取し、第2ゲームも中盤までリードしますがここから逆転を許してゲームを失うと、ファイナルゲームは一方的に攻められて敗戦。前週同様勢いに乗れば世界トップクラスからゲームを奪える力を見せ、これをどこまで持続できるかがこれからの課題です。 同じくシングルスに出場した上田選手は2回戦で世界1位のLEE Chong Weiにストレートで敗れました。 女子シングルスの栗原選手(30位)はシンガポールのFU Mingtian(39位)と今年に入って3度目の対戦。18本、17本のストレート勝ちしますが、2回戦では第1シードSaina NEHWAL(インド、4位)に2ゲームとも中盤までは競り合いを続けますが、終盤突き放されて敗れました。 |
早川賢一(右)・遠藤大由組
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混合ダブルスでは数野・高橋組、早川・松友組が予選からの出場となり早川・松友組が本選に進出。1回戦でインドネシアのベテランWIDIANTO/MARISSA組と対戦。それぞれ別のパートナーと組んで昨年世界1位、2位に並んでいた実力者を相手に第1ゲームを延長で逆転し奪取。1ゲームオールで迎えたファイナルゲームも16−20と後のないところに追い込まれてから4連続ポイントを奪う粘りで延長に持ち込みましたが、最後は突き放され惜しくも敗退となりました。 本選から出場した池田・潮田組は1回戦でスイスペアに勝利し、2回戦でインドネシアのWIDIANTO/MARISSA組と対戦。第1ゲームを11-14から7連続ポイントで逆転して取り、第2ゲームもリードしますが、逆に連続ポイントを奪われ1ゲームオール。ファイナルゲームは中盤からリードを奪うと、粘る相手を19-19から突き放して勝利し3回戦に進出。 3回戦では前週のインドオープンで優勝したインドネシアのAHMAD/NATSIR組(15位)が相手になかなかリズムにのれずに第1ゲームを奪われると第2ゲーム中盤から盛り返し、一度は逆転を果たしますが最後は再び突き放され18本で敗戦。ベスト8となりポイントの積み上げを果たしました。 男子ダブルスには廣部・数野組、早川・遠藤組とアルベンのインドネシアペアが出場。廣部・数野組は1回戦で第1シード地元のKOO/TAN組(4位)と対戦し第1ゲームは粘ったものの18本、第2ゲームも13本でストレート負け。 早川・遠藤組は1、2回戦を勝ち上がり3回戦でそのKOO/TAN組と対戦。激しい打ち合いの中、第1ゲーム中盤に連続ポイントを上げまず先取。第2ゲームは奪われ、迎えたファイナルゲームは先行を許したものの粘り強く追いかけ、何度も同点に追いつくもののリードを奪うことができず最後は17-17から突き放されて敗れました。 アルベン組は3回戦で日本の平田・橋本組にファイナルゲームでマッチポイントを握られるピンチから連続ポイントで逆転勝ちするなど接戦を次々にものにし決勝に進出しますが、これも地元優勝に燃えるKOO/TAN組に敗れ惜しくも準優勝となりました。 高橋・松友組の女子ダブルスは世界5位のタイペアに17本、17本で敗れて1回戦で敗退しています。 |
【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト16 |
上田 拓馬 |
ベスト32 |
女子シングルス |
栗原 文音 |
ベスト16 |
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト32 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト8 |
アルベン ユリアント チャンドラ ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
準優勝 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト32 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト8 |
数野 健太 高橋 礼華 |
予選敗退 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト32 |
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