「オーストラリアオープン2011」 男子ダブルス 早川賢一・遠藤大由組 優勝!
- 2011.04.05 - 2011.04.10
試合結果
2011年4月5日〜4月10日、オーストラリア・メルボルン市にて「オーストラリアオープン2011」(グランプリゴールド)」が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、池田雄一選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、上田拓馬選手、栗原文音選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手、アルベン ユリアント チャンドラ選手兼コーチが参加しました。 このうち早川・遠藤組が、昨年に続き男子ダブルスで見事優勝を飾りました。 ・早川・遠藤組、池田・潮田組コメント 早川・遠藤組は初戦のシンガポールペアにファイナル9本で勝利すると2回戦、準々決勝は快勝し、準決勝では今大会トップシードの平田・橋本組(トナミ運輸)と対戦。 第1ゲームを21-19で先制しますが、第2ゲームは逆に18本で奪い返される熱戦となります。しかしファイナルゲームでは序盤から集中力を発揮し続けて21-7。 日本リーグ2010最終戦に続き、全日本王者を見事下します。 決勝戦の相手はやはり日本の佐藤・川前組。今年に入ってから好調を維持し、今大会でも準決勝でアルベン選手のペアを破って勝ち上がってきた侮れない相手です。 競り合いとなった第1ゲーム、ユニシスペアは12-11から5連続得点を挙げて大きくリード。このゲームを21-17で先制すると、第2ゲームでも11-13から6本を連取します。この流れを最後までキープした早川・遠藤組が18本で制し、ペア結成直後に優勝を飾った昨年大会に続き国際大会連覇を成し遂げました。 廣部・数野組はマレーシアのCHAN・LEE組にファイナルで競り負け32強。第2シードとして臨んだアルベン選手のペアは中華台北の2ペアなど3試合を勝利しベスト4に進出し、佐藤・川前組からも第1ゲームを奪いますが、ここから逆転され第3位となりました。 混合ダブルスでは池田・潮田組が第3位入賞。 初戦、2回戦で中華台北ペアを連破すると、準々決勝でもオーストラリアのVEERAN・VEERAN組を9本、15本で下し地元の希望を打ち砕きます。 迎えた準決勝の相手はタイのANUGRITAYAWON・VORAVICHITCHAIKUL組。これまでの対戦では1月のマレーシアオープンでタイペア、3月に行われたドイツオープンで池田・潮田組と星を分け合っています。 しかし相手のペースとなった今回は、両ゲームともリードを広げられて12本で敗退しました。それでもドイツでの準優勝に続く上位入賞を果たし、安定した成績を残しています。 なお混合ダブルスでは数野・高橋組と早川・松友組も出場し、ともに初戦を突破し16強となっています。 男子シングルスには雄一選手、山田選手、上田選手の3名が出場しました。久々の海外遠征となった雄一選手は地元選手に圧勝し初戦を突破。 しかし2回戦では今大会準優勝となるWONG Choong Hann選手(マレーシア)に19本、16本で惜しくも敗退しベスト32の結果となりました。 山田選手は予選上がりのインドネシア選手を1回戦で、ブラジルのPAIOLA選手を2回戦で下し3回戦へ進みますが、インドネシアのSUGIARTO選手には10本、12本で屈してベスト16。 |

男子ダブルス優勝の早川賢一(右)・遠藤大由組

早川賢一・遠藤大由組

池田信太郎・潮田玲子組
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ルーキー上田選手は2戦を勝ち抜いた後、第3シード・香港のエースHU Yun選手をストレートで下す殊勲を挙げます。 準々決勝では雄一選手と同じくマレーシアのWONG選手に敗れますが、気を吐き8強入りを果たしました。 女子シングルスでは栗原選手が16強。スイスの選手を圧倒して初戦を突破した後、現世界王者のWANG Lin選手に挑むも12本、17本で敗退しました。女子ダブルスの高橋・松友組は地元ペアを寄せ付けず18本で勝利し、さらにマレーシアペアを破って準々決勝へ。中国の若手ペアに4強入りは阻まれましたが、ベスト8はキープしています。 4月19日からはアジア選手権、翌週26日からはインドスーパーシリーズが行われます。 皆様の熱い応援をお願いいたします。 |
【早川・遠藤組、池田・潮田組コメント】
【早川 賢一】 今回のオーストラリアは優勝を狙っていたので、優勝できてとても嬉しい結果です。 ですがこの結果に満足せず、今後の練習や試合に悔いのないようがんばっていきます。 応援よろしくお願いします。
【遠藤 大由】 今回も優勝ができて嬉しく思います。 この試合をキッカケに次にステップアップできるように頑張っていきたいと思います!! 【池田 信太郎】 今回はベスト4でしたが、内容が良くなかったので満足していません。 一から練習してまた頑張ります!応援有難うございました!
【潮田 玲子】 今回のオーストラリアGPGは準決勝で負けてしまい、内容的にも納得のいく試合ができず、悔しい思いだけが残りました。 前回ドイツGPGの準決勝では勝っていた相手だけに、簡単に負けてしまい反省ばかりです。 次はもっと内容のある試合ができるように、そしてまた勝てるように頑張ります。 |
【試合結果】
男子シングルス |
上田 拓馬 |
ベスト8 |
山田 和司 |
ベスト16 |
池田 雄一 |
ベスト32 |
女子シングルス |
栗原 文音 |
ベスト16 |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
優勝 |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト32 |
アルベン ユリアント チャンドラ ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
第3位 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト8 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
第3位 |
数野 健太 高橋 礼華 |
ベスト16 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
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* 関連リンク オーストラリアオープン2011(日本バドミントン協会) YONEX Australian Open Grand Prix Gold 2011 |
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