2011年3月15日〜3月20日、スイス・バーゼル市にて「スイスオープン2011」(グランプリゴールド)」が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手、アルベン ユリアント チャンドラ選手兼コーチが参加しました。 前週の全英オープンで8強と好調の山田選手は今大会の第10シード。 初戦でイタリア選手、2回戦でドイツ選手に力の差を見せつけて勝利します。 3回戦では第1シードのJORGENSEN選手(デンマーク)に挑み、第1ゲームはジュースの末に奪う健闘ぶり。しかし第2ゲームを取り返されると、ファイナルゲームも相手の長いラリーに持ち込む作戦に抗しきれず敗退し、ドローサイズ64の中でベスト16の結果となりました。 男子ダブルスでは早川・遠藤組が1回戦で韓国のLEE・JUNG組と対戦。世界3位の相手に対し第1ゲームを25-23で勝ち取り、第2ゲームを奪われるもファイナルでは中盤で6点をリードします。しかし韓国ペアが見せた終盤の猛反撃に屈して惜しくも逆転負け。昨年のマカオオープン以来となる金星はなりませんでした。 一方、廣部・数野組は中華台北ペアとの1回戦を突破。第2ゲームは幾度も追いつかれながらも、3度目のマッチポイントをものにし駒を進めます。 迎えた2回戦ではインドネシアのAHSAN・SEPTANO組と対戦し、第1ゲームを22-20で制するものの続く2ゲームは16本、14本で失い、残念ながらベスト16に甘んじました。 気を吐いたのはアルベン選手のペア。1回戦で中華台北、2回戦でシンガポールのペアをストレートで破ると、準々決勝でも第1シードを破って勝ち上がってきたオランダのBOSCH・RIDDER組に逆転勝利を挙げます。 準決勝では早川・遠藤組と同じく韓国ペアに敗れますが、今年の国際大会で初の4強入りを果たしました。 女子ダブルスの高橋・松友組は1回戦でカナダペアを7本、18本のストレートで下し、2回戦では第1シード・世界ランキング1位のCHENG・CHIEN組に挑みます。 第1ゲームは終盤に抜け出されて失いますが、第2ゲームは9-13からの連続ポイントで一気に逆転し17本で奪取。しかしファイナルでは序盤の失点を挽回することができず、12本で敗れて惜しい星を落としました。 |

廣部好輝(右)・数野健太組

高橋礼華(右)・松友美佐紀組
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