「全英オープン2011」 男子シングルス 山田和司 ベスト8
2011年3月8日〜3月13日、イギリス・バーミンガム市にて「全英オープン2011」(スーパーシリーズプレミア)」が開催されました。日本ユニシスからは池田信太郎選手、潮田玲子選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手が参加し、このうち男子シングルスの山田選手がベスト8に進出する好成績を挙げました。 ・山田和司コメント 山田選手が1回戦で対戦したのは世界選手権優勝・アテネ五輪金メダルの輝かしい戦績を持つHIDAYAT選手です。 今大会も第2シードとして上位進出が確実視されたインドネシアの国民的英雄に対し、立ち上がりから積極的なプレーで出鼻をくじくと、相手にペースを渡すことなく10本、14本で快勝。1年前のスイスオープンに続く金星を挙げた瞬間、仰向けに倒れこんでのガッツポーズで喜びを表しました。 続く2回戦でも中国のホープWANG選手と対戦。1月の韓国オープンでは敗れている相手ですが、今回は長身から繰り出される強打に粘り強く対処してラリーを重ねます。 第1ゲームを先取し、第2ゲームは落としたもののファイナルゲームでは中盤の競り合いから抜け出して見事勝利。 ベスト4入りを目指した準々決勝ではドイツのZWIEBLER選手に62分の熱闘の末敗れますが、昨年の世界選手権8強に続き大舞台で堂々の好成績を挙げ、5月から始まるオリンピック出場権を賭けたレースに向け弾みをつけました。 男子ダブルスでは早川・遠藤組が出場。 初戦でマレーシアのMAK・TAN組に対し、苦しみながらも16本、18本で振り切り初戦を突破します。 しかし2回戦では同じくマレーシアのABDUL LATIF・HOON組に惜敗。1ゲームずつを分け合ったファイナルでは19オールから2本を奪われ、ベスト8までわずかに及ばず敗れました。 一方アルベン選手のペアは初戦敗退。直前に行われていたインドネシア国内リーグの影響もあり、ポーランドペアにストレートで敗退を喫しています。 |

山田和司

早川賢一・遠藤大由組
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女子ダブルスでは高橋・松友組が16強となりました。1回戦は台北ペアを27分で一蹴しますが、2回戦では韓国のHA・KIM組に1-2で惜敗。ジュースとなった第2ゲームは25-23で奪い一矢を報うものの、ファイナルでは突き放され涙を呑みました。 前週のドイツオープンで準優勝を飾った混合ダブルスの池田・潮田組は、1回戦でADCOCK(イングランド)・BANKIER(スコットランド)組に敗れベスト32。第2ゲームでは18-13とリードする場面もつくりましたが、猛追に抗しきれず逆転を許し初戦で姿を消しました。 |
【山田和司コメント】
【山田 和司】 今回、ベスト8は本当にうれしいです。昨年は予選敗退だったので今年はなんとしてでもやってやるんだ、という気持ちで臨みました。 ベスト4に入るチャンスもあっただけに少し悔いが残りますが、しっかりと結果を受け止めてまた頑張りたいと思います。 応援してくださった方々、本当にありがとうございました。 |
【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト8 |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト16 |
アルベン ユリアント チャンドラ ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
ベスト32 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
ベスト32 |
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