「ドイツオープン2011」 混合ダブルス 池田信太郎・潮田玲子組、 女子シングルス 栗原文音 準優勝!
- 2011.03.01 - 2011.03.06
試合結果
2011年3月1日〜3月6日、ドイツ・ミュルハイム・アン・デアルール市にて「ドイツオープン2011」(グランプリゴールド)」が開催されました。 日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、山田和司選手、栗原文音選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手が参加。 このうち混合ダブルスの池田・潮田組、女子シングルスの栗原選手が準優勝に輝きました。 ・池田・潮田組、栗原選手コメント 池田・潮田組の初戦は第5シードのYOO・KIM組(韓国)。世界15位と格上の相手に19本、17本で勝利する幸先のよいスタートを切ると、2回戦では地元ドイツペアに快勝。準々決勝でも世界3位のポーランドMATEUSIAK・ZIEBA組をファイナル19本で振り切りベスト4進出を決めます。 準決勝では1月のマレーシアオープンで敗れた世界8位のタイペアと対戦。 第1ゲームは11オールから互いに2点と差のつかない大接戦となりますが、19オールの勝負どころで池田・潮田組が2本を連取し先制します。 第2ゲームはタイペアのリードで進むもののしっかりついていくと、14-15から連続6得点でマッチポイントに到達。相手の最後の粘りも振り切り、見事決勝進出を果たします。 決勝でもBLAIR(スコットランド)・WHITE(イングランド)の英国ペアに第1ゲームを奪取し国際大会初制覇にあと一歩と迫りますが、続く2ゲームを奪われ惜しくも敗退。それでもグランプリゴールド大会で初めての準優勝を収め、次週全英オープン、さらに翌週のスイスオープンに向けて期待のふくらむ結果となりました。 同じく女子シングルスの栗原選手も快進撃。 1回戦でアメリカ選手を破ると、2回戦では北京五輪出場の経験を持つKONON選手(ドイツ)もファイナルゲーム16本で下します。 波に乗って迎えた準々決勝では、同じ日本代表の後藤選手(NTT東日本)を試合開始直後から寄せ付けず一方的にゲームを支配。11本、7本の完勝で駒を進めます。準決勝でもマレーシアのベテランWONG Mew Choo選手を相手にストレート勝ち。 第1ゲームは16オールから4連続得点で抜け出して奪い、第2ゲームも17-14から3本を連取。勝負どころで着実にポイントを重ねる試合巧者ぶりを見せつけます。 決勝戦では中国期待の若手LIU選手に敗れるものの、第2ゲームは13オールからスパートして15本で奪う健闘。池田・潮田組と同じく、このグレードで自身初めてファイナリストとなりました。 男子シングルスには山田選手が出場。初戦のLANG選手(フィンランド)には両ゲームと23-21と手こずりながらも勝利を奪うと、2回戦では地元ドイツ選手を15本、17本で下し3回戦へ進出します。 対するはタイのエース・PONSANA選手。ここは13本、12本で涙を飲みましたが、16強の成績で第10シードの面目を果たしています。 男子ダブルスは廣部・数野組、早川・遠藤組ともに厳しい組み合わせ。 廣部・数野組は新ペアながら韓国オープン8強のKIM・KIM組(韓国)に、早川・遠藤組は第3シードのKOO・TAN組(マレーシア)にそれぞれストレートで敗れ、1回戦で姿を消しました。 なお数野選手は高橋選手と、早川選手は松友選手と組んで混合ダブルスにも出場。いずれも初戦をファイナルゲームの末に勝利し、ベスト16となっています。 女子ダブルスの高橋・松友組は1回戦でフランスペアに圧勝。2回戦では同じ日本の松尾・内藤組(三洋電機)と対戦です。 12月の日本リーグではファイナルの末に破った相手でしたが、今回は第1ゲーム17-20から追いつくもジュースの末に21-23と奪われ、第2ゲームも17本で敗退。追い上げも一歩届かず、雪辱を許す結果となりました。 各選手はイギリスへと転戦し全英オープンに挑んでいます。 ・Yonex All England Open Badminton Championship 2011 皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。 |
グランプリゴールドの大会で
初の表彰台を獲得した混合ダブルス 池田信太郎・潮田玲子組
池田信太郎・潮田玲子組
朴ヘッドコーチの指示を受ける池田信太郎・潮田玲子組
女子シングルスの予選から勝ち上がり、準優勝を果たした栗原文音
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【池田・潮田組、栗原選手コメント】
【池田 信太郎】 優勝できなかったことは凄く残念ですが、世界ランキング上位者に勝ち決勝まで進んだことは自信につながりました。 応援有難うございました。
【潮田 玲子】 ドイツオープンでは準優勝と結果が残せたので良かったとは思いますが、あと一つのところで優勝を逃したという悔しさも残っています。 しかしこの大会を通して大きな自信を得ることができたので、この自信を胸にこれからも戦っていきたいと思います。
【栗原 文音】 今回の結果は今までで一番良い結果でしたが、決勝は自分の力を出し切れず悔しいです。 ですが良い経験ができ、自分の自信にも繋がった大会になったと思います。 まだまだやらないといけないことはたくさんありますが、一つ一つ上に上がって行けるようにまた頑張りたいと思います。 今後とも応援よろしくお願いします。
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【試合結果】
男子シングルス |
山田 和司 |
ベスト16 |
女子シングルス |
栗原 文音 |
準優勝 |
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト32 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト32 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
準優勝 |
数野 健太 高橋 礼華 |
ベスト16 |
早川 賢一 松友 美佐紀 |
ベスト16 |
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