「バドミントン日本リーグ2010」2連覇達成! 史上初の男女アベックV!
- 2010.10.10 - 2010.12.26
トピックス
2010年12月25日(土)、26日(日)東京都墨田区・墨田区総合体育館において「日本リーグ2010 東京大会」が行われました。5勝0敗で臨んだ日本ユニシス男子チームは最終2連戦でも勝利を収め、昨年に続く大会連覇・通算4度目の優勝を果たしました。 ・スタッフ・選手コメント ・12/27付ニュースリリース 『日本ユニシス実業団バドミントン部 「日本リーグ2010」で史上初の男女同時優勝を達成』 ・対戦結果 ・試合日程 ・試合レポート ・女子チーム試合結果 日本リーグ2010の締めくくりとなる今大会、日本ユニシスは1日目に金沢学院クラブを2対1で振り切り全勝をキープ。 2日目の最終戦ではトナミ運輸チームとの全勝対決となりましたが、第1ダブルスで池田・アルベン組が北京五輪王者のセティアワン選手のペアをファイナル22-20で下してチームを勢いに乗せます。 |
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するとシングルスでは、雄一選手がトナミ運輸のエース・佐々木選手を逆転勝ちで破る大殊勲で全勝優勝を確定。最後に行われた第2ダブルスでも、早川・遠藤組が全日本王者の平田・橋本組にストレートで勝利し、強豪トナミ運輸を相手に3対0の完勝を果たしました。 最終結果は7戦全勝により、2年連続4回目の日本リーグ優勝。 今期が1部リーグ初参戦であった女子チームも初優勝を果たし、同一所属チームの男女優勝という史上初の快挙を成し遂げました。 なお全試合で勝利を挙げた早川・遠藤組が最高殊勲選手賞に輝き、雄一選手も殊勲選手賞を受賞しました。 10月の開幕以来、多数のご声援をいただきまことにありがとうございました。 2011年も日本ユニシス実業団バドミントンへの応援を何とぞよろしくお願いいたします。 |
【12月26日 : 第7戦 vs トナミ運輸 】 ・スコア
日本リーグ2010の千秋楽となる12月26日、前日までに各チーム6試合を消化した結果、男子の優勝争いはここまで全勝の日本ユニシスとトナミ運輸の2チームに絞られた。 前年日本リーグ2009では5戦目に対戦し、来日以来無敗だったトナミ運輸・チャンドラ選手をアルベン・池田組が破るもシングルスを取られる大混戦。第2複ファイナルゲームまでもつれる死闘の末に日本ユニシスが勝利し、その勢いのまま3年ぶりの頂点まで駆け上っていった。 ・ 第1複 アルベン ユリアント チャンドラ・池田 信太郎 2 - 1 ヘンドラ セティアワン・園田 啓悟 戦前の注目は今期トナミ運輸に加入したヘンドラ・セティアワン選手。言わずと知れた北京五輪金メダルの実績を誇る絶対的存在だが、日本ユニシスにも来日以来無敗はおろか相手に1ゲームも許していないアルベン選手がいる。 オーダー交換の結果、奇しくも従兄弟同士のこの二人が激突。アルベン・池田組対セティアワン・園田組というカードが実現した。 ラブオール・プレーのコール直後から目の覚めるような好ラリー。 立ち上がりこそ硬さの見られた園田選手にミスが目立ち、わずかにユニシスペアがリードするが、そこから両者一歩も引かない大接戦となる。 印象的なことに、セティアワン選手がネットインを見せるとすぐさまアルベン選手もネットインで決め返す。 めまぐるしくリードが入れ替わり、しかしどちらも突き放すことが出来ないまま第1ゲームは終盤へ差し掛かる。
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アルベン ユリアント チャンドラ(右)・池田信太郎組 |
16-18から池田選手のスマッシュ2本で追いつき、続くラリーでもノーロブ合戦で上げさせたところをアルベン選手がスマッシュ、その返球を池田選手がネット前から強打し逆転。 しかし池田選手のロブがエンドラインを割って追いつかれると、アルベン選手がアンダーハンドからネットに落とそうとするが届かずトナミ運輸にゲームポイント。最後はセティアワン選手に脇を締めての技ありドライブレシーブをノータッチで決められ、第1ゲームを19本で奪われてしまう。
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アルベン ユリアント チャンドラ |
池田信太郎 |
だが全く気落ちすることのないユニシスペア。同じく気を緩めることのないトナミペアとともに第2ゲームも大接戦を展開する。隣のコートで行われていた日本ユニシス女子の試合もちょうど歓喜の内に幕を閉じ、目移りすることのなくなったファンはネットすれすれの超高速ラリーに手に汗を握る。長いラリーはもちろん、短いラリーにも素晴らしい技が尽くされ、正に世界最高峰のプレーが会場を埋めた観客を魅了する。 池田選手のレシーブがいっそうの冴えを見せて19-17。セティアワン選手のネットインヘアピンで1本を返されるが、次のラリーでアルベン選手がジャンプスマッシュをネットインでねじ込みゲームポイント。最後も池田選手、アルベン選手が園田選手を攻めきって21-18。ゲームカウントをタイに持ち込む。
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アルベン ユリアント チャンドラ・池田信太郎組 |
運命のファイナルゲームが開始。序盤はわずかながら2-4、4-7とトナミペアが優勢に試合を進め、ユニシスペアにとっては我慢の展開が続く。だがセティアワン選手のサービスミスを契機にユニシスペアが逆襲。 アルベン選手と池田選手がともに前衛で力を発揮して流れを五分に引き戻すと、13オールからは4連続得点で一気にリードを奪う。 だがトナミペアも園田選手のエンドラインぎりぎりへのスマッシュから反撃し18-17と1点差に。アルベン選手が前衛で縦横無尽の動きを見せて再度2点差とするが、セティアワン選手も長身を活かしてネットに立ちはだかり再び1点差。 息の詰まるような緊張感の中、腕の付け根あたりに飛んできたスマッシュをアルベン選手が高速ロングレシーブ。園田選手に見送られたその打球は、普通ならサイドアウトとなる弾道ながら、落下点は明確にライン上。マッチポイントを得て熱狂するユニシスベンチ、静まり返るトナミベンチの双方が見守る中、しかしセティアワン・園田組も終わらない。アルベン選手のバックからのクロスドライブがほんの少しアウトになり、さらにセティアワン選手のサービスからのネットプレーで20オールと追いついてしまう。
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懸命に声援を送る日本ユニシス男子チーム |
だが最後に勝利をつかんだのはユニシスペアだった。チャンスボールへのスマッシュを捕球されながらも、池田選手のフェイントの利いたプッシュで園田選手のミスを誘って3回目のマッチポイントを得ると、アルベン選手が前衛から奥に放ったシャトルはセティアワン選手、園田選手の頭上を越えてほぼオンラインに落下。 ガッツポーズのまま仰向けに倒れこんだ池田選手、跪いて勝利を噛みしめるアルベン選手がほどなく固く抱擁を交わし、日本リーグ史上に残る素晴らしいゲームを締めくくった。
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接戦を制したアルベン ユリアント チャンドラ・池田信太郎組 |
・ 単 池田 雄一 2 - 1 佐々木 翔 トップダブルスの勝利に酔いしれる日本ユニシスベンチ。だが団体戦の勝負はまだ3分の1を終えたに過ぎない。 続くシングルスには、兄・信太郎選手がつくった流れを受けて雄一選手が登場。関東一高の2学年先輩である佐々木翔選手と対戦する。
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池田雄一 |
豪打の佐々木選手にラリーを切られぬよう、しっかりと奥へ配球する雄一選手。ポイントを挙げてもミスを犯しても感情を表に出さず、まるで長い戦いを予感し闘志を温存しているかのようだ。 10-8と序盤をリードする雄一選手だが、次第に佐々木選手のスマッシュに押され始める。 闇雲に打っていくのではなく、攻守の代わり際をカウンター気味に襲うその攻撃の前に12-15、14-19とリードを許す雄一選手。結局このゲームは18-21で佐々木選手へ渡る。 だが落ち着きを失わない雄一選手は、第2ゲームに入ると精度の高いネットプレー、そして積極的かつ無理のない攻撃で精緻なラリーを組み立てていく。 対する佐々木選手は、珍しく審判の判定にラケットを放り出してアピールをするなど、らしくない様子も見られる。それでも11オールと競り合うあたりはさすが全日本準優勝といったところだが、雄一選手が佐々木選手の至近距離からの攻撃を防ぎきり、逆にチャンスにつなげて決めた辺りから流れが一気にユニシスサイドに傾く。 長短織り交ぜながら確実にネットすれすれに沈めていく雄一選手に対し、佐々木選手のシャトルはネットに嫌われ、またラインを割る。15-11から18-14とし、さらにフォアサイド、バックサイドの両方から急角度のクロス攻撃でエースを奪ってゲームポイント。すると最初のチャンスで佐々木選手がロブを自らコート外に出し、試合は第1複に続きファイナルゲームにもつれることとなる。
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池田雄一 |
ファイナルゲームに入っても、手にした流れをがっちりとつかんで離さない雄一選手。相手の逆を突く巧みなネットプレー、鋭い反応で無人のスペースへ突き刺すカウンタースマッシュが思うように決まっていく。 佐々木選手のミスショットも確実にジャッジし11-4。すでに後がないトナミ運輸を背負い、敗北するわけにはいかない佐々木選手も追いすがるが、14-12と2点差に迫ったところでスマッシュを自分のコートに打ち込んでしまい流れに乗れない。 逆に佐々木選手のボディへスマッシュを決めた雄一選手は、さらにもう1本を攻めきり3連続得点で17-12。ここからはチャンスを窺う双方が、1点を交互に取り合っていく拮抗した展開となる。ここまでの点差がものをいう終盤、ネット前に飛びつきながらのラウンドスマッシュで雄一選手にとうとう20-15とマッチポイント。日本リーグ連覇をかけたポイントは、一度は佐々木選手のさすがのレシーブエースに阻まれるが、次のラリーではドロップで崩し、上がったところを短くスマッシュ。それでも返ってきたネット前へのシャトルを無人のサイドに押し込んだ瞬間、走り出した雄一選手の向かった先はベンチではなく応援席の前だった。
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勝利を決めて走り出す池田雄一 |
「怪我をして苦しいときでもいつも応援し、支えてくれる人たちに真っ先に感謝をしたかった」と話す雄一選手は、背中のUNISYSロゴを両手で指差して周囲への感謝を表した。直後には先頭で追いかけてきた同期の井上選手と短くもしっかりと抱き合い咆哮し、間もなく出来たのは劇的な勝利を祝う渦。来期の日本人メンバー中、たった一人日本代表から漏れた男が大きな大きな仕事を成し遂げた。
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サポーターに報告 |
同期の井上知也と喜びを分かち合う |
・ 第2複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 平田 典靖・橋本 博且 日本リーグ連覇でのV4、また史上初の男女同時優勝の熱も冷めやらぬ中、最終試合の第2ダブルスが始まる。 全日本連覇中の王者平田・橋本組に対し、日本ユニシスは早川・遠藤組。交換したオーダーを見て「3対0でいきます」と宣言していた坂本監督代行の言葉を現実のものとすることができるか。
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早川賢一(右)・遠藤大由組 |
開始直後から低空のラリーが続く。短いラリーを優勢に進めるユニシスペアが7-3とリードするが、トナミペアも攻めの形をつくって8オールと応戦する。 それならばと遠藤選手が後ろから、早川選手が前から攻める攻撃パターンも見せ始めたユニシスペアが俄かにヒートアップ。相手の誇る強烈な攻撃に余裕を持って対処し、プレッシャーをかけてはミスを誘っていく。ネット前からのフィニッシュショットで幾度も攻めきる一方で、失点はユニシスサイドのミスのみという圧倒的なゲーム支配で19-11。平田選手のドライブレシーブがエースとなり1点を返されるが、続く打ち合いを遠藤選手のスマッシュが断ち切り早くもゲームポイントに到達。最初の機会で平田選手のサービスプッシュがネットにかかり、第1ゲームはあっさりと日本ユニシスが手にする。
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早川賢一・遠藤大由組 |
第2ゲーム序盤は平田・橋本組が奮起。よもやの前2マッチを失った状態で出番が回ってきた衝撃を払拭したか、攻めにも緩急の変化をつけて5-8となる。しかし遠藤選手のサービスから5本を奪いユニシスペアが一気に逆転。素晴らしいコートカバー力と意表を突いた球捌きの上手さを存分に発揮する。僅差に迫られても頑なに逆転は許さないユニシスペアには、全日本王者と対峙してなお王者の風格が漂う。迎えた2度目のマッチポイント、スマッシュを打った早川選手がそのまま前に出て力強くコートに突き刺し、21-19でゲームセット。 点差以上に感じられる圧勝を挙げると、早川選手はベンチに向かって両手で大きなガッツポーズ。遠藤選手は片手で控えめに拳をつくった。
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早川賢一・遠藤大由組 |
エールを交換した後、女子の優勝で宙を舞った太田部長を再び胴上げ。アリーナで声援を送っていた女子チームも加わり、中條総監督、中西監督と続く。坂本監督代行、廣部キャプテンは照れがあるのかややぎこちなく舞い、今期で一線を退く井上選手は一際高く上がり拳を天に突き出した。
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胴上げされる中西監督 |
勝負所で必ずポイントをもぎ取ってきた立役者・アルベン選手は逃げ出そうとするも中條総監督に抱きかかえられ、なすすべなくそのまま空中へ。前年まで選手として活躍した小宮山コーチも何とか持ち上がって宙を舞うと、最後はメンバー全員で歓喜の輪を形成。声を揃えて「We are CHAMPION!」と手を突き上げ、全員の力でつかみとった史上初の快挙、そして日本ユニシス実業団バドミントン部最良の日の喜びを表した。
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史上初の男女アベック優勝を果たした日本ユニシスチーム |
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【12月25日 : 第6戦 vs 金沢学院クラブ 】 ・スコア
・ 第1複 アルベン ユリアント チャンドラ・池田 信太郎 2 - 0 カレル マイナキー・伊東 克範
全勝で最終節東京大会に乗り込んできた日本ユニシス。最終戦の前日に対戦するのは前年と同じく金沢学院クラブだ。 第1複ではカレル・伊東組に対しアルベン・池田組がスピードで圧倒。第1ゲーム前半ではカレル選手のキレのある前衛に9-7と迫られる場面もあるが、ネットに近い位置で悠々とプレーするユニシスペアのプレッシャーの前に金沢学院ペアのミスが頻発。上がってはジャンピングスマッシュを小気味よく打ち込み得点を重ねていき、最後は相手のドロップをネット前に待ち構えていたアルベン選手が打ち込み第1ゲームを21-12。
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アルベン ユリアント チャンドラ |
第2ゲームに入るとその勢いに拍車がかかり、序盤で9-1と8点の大差をつける。多少の失点を恐れず前でスピーディかつトリッキーなショットを放つユニシスペアがそのまま駆け抜け、第1ゲームと同じく12本で勝利を手にした。
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池田信太郎 |
・ 単 山田 和司 1 - 2 坂井 一将 シングルスには山田選手が開幕戦以来の登場。相手は初の日本代表入りを果たした坂井選手だ。前年の日本リーグ、直近の社会人選手権でも煮え湯を飲まされているだけに、山田選手としては何としても意地を見せたいところ。 第1ゲーム開始直後は坂井選手の豪打に手を焼き競り合った展開となるが、インターバルを挟むと山田選手が自分のリズムで試合を進めていく。逆に坂井選手は出足が遅れてコントロールを乱す場面が多くなり、山田選手が11-10からの9連続得点などで21-11と先勝。
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山田和司 |
第2ゲームも3-1とし、このままストレートでの雪辱がなるかと思われたが、ここから山田選手にミスが続いてしまう。3-7、6-12と逆転され、一時は1点まで差を詰めるものの再び連続ミスを犯し流れをつかみきれない。14-20からミスを誘って2本を返すが、3度目のゲームポイントを決められ1-1のタイに。
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日本ユニシス男子チーム |
ファイナルゲームでは闘志をむき出しにして5-0とリードするが、ここから坂井選手が牙を剥く。持ち前の強烈なスマッシュとそれを支えるネットプレーで次々に得点を重ねていき、最終スコアは9-21。団体戦の勝負は第2ダブルスに持ち越された。 ・ 第2複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 青山 天将・車 淳史 勝敗のかかった緊迫するはずの最終試合。だが溢れる自信からかそうした雰囲気を全く感じさせない早川・遠藤組が飄々と得点を奪っていく。特に今日の遠藤選手はアルベン選手を思わせる球捌きと縦横無尽の動きで青山・車組を圧倒。早川選手も安定したチャンスメークを見せ、あっという間に第1ゲームを21-13で奪う。
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早川賢一・遠藤大由組 |
続くゲームも序盤の7得点全てで前衛のスマッシュが決定打となるパワフルな攻撃パターン。金沢学院ペアにほとんど攻めの形を作らせずに10-4、15-6とぐいぐい引き離していく。 遠藤選手が打ちまくってマッチポイントを得ると、次のラリーでまたも遠藤選手がハイバックからクロスに決めて21-9。 余裕ともいえる勝利でチームの6連勝を決め、翌日のトナミ運輸戦に視線を移した。
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【12月23日 : 第5戦 vs JR北海道 】 ・スコア
・ 第1複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 小林 徹太郎・牧野 公亮 前節の岡垣大会では後ろに回った早川・遠藤組がトップダブルスに登場。対するJR北海道チームは小林・牧野組の若手ペアを起用した。 序盤は7-6と得点では競るものの、スピードの光るユニシスペアがここからぐいぐいと差を広げていく。 10-8からの6連続ポイントで大勢は決し、第1ゲームは15本で早川・遠藤組に。
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早川賢一 |
レシーブ力でも力の差を見せつけるユニシスペアが第2ゲームも11-7、16-9と終盤にかけて引き離していく。最終的には21-11で圧勝し、団体戦の先制点を危なげなく手に入れた。
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遠藤大由 |
・ 単 池田 雄一 2 - 0 竹村 純 シングルスでは雄一選手がJR北海道の看板・竹村選手と対戦する。今期もここまで5戦4勝と力を示す竹村選手は、過去6年間における日本ユニシスとの対戦でも5勝1敗と大きく勝ち越している。しかし唯一2007年に土を付けたのがほかならぬ雄一選手。今回も序盤から激しい攻防が続くが、16オールから3連続得点でリードした雄一選手がその後の追撃も抑え21-18で先勝。 第2ゲームも的確なコントロールで竹村選手を動かし、21-11の圧倒的なスコアのストレート勝ちで力強くガッツポーズ。前節のNTT東日本戦こそ敗れたものの、高い実力をアピールした。
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池田雄一 |
・ 第2複 アルベン ユリアント チャンドラ・池田 信太郎 2 - 0 鈴木 知道・高島 雅彦 ここまでの2マッチを勝利し5連勝を決めた日本ユニシスだが、最後のダブルスでもアルベン・池田組が華麗なバドミントンで快勝。混合ダブルスでの必要性から磨きをかけた池田選手のスマッシュ、アルベン選手の緩急織り交ぜた攻めで瞬く間に得点を重ねて21-13。
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アルベン ユリアント チャンドラ |
ややミスが出てしまった第2ゲームでは一時8-9とリードを許す場面も見られたが、すぐさま挽回して逆に8連続で得点する爆発力を見せてこのゲームも14本で勝利。わずか25分の試合に終止符を打ち、このカード3年ぶりとなる3-0の完勝をつかんだ。
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池田信太郎 |
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【12月19日 : 第4戦 vs NTT東日本 】 ・スコア
全日本総合の熱戦から1週間が経ち、日本リーグ2010はいよいよ佳境。男子バドミントン界3強のうち2つ、日本ユニシスとNTT東日本とが激突する。 昨年は最終戦で対戦し、ダブルス2本を奪った日本ユニシスが全勝優勝を決めた。 今年は池田兄弟の地元である福岡県遠賀郡岡垣町での開催とあって、日本ユニシスにとってはホーム同然の地で勝利をつかみたい。 ・ 第1複 アルベン ユリアント チャンドラ・池田 信太郎 2 - 0 佐藤 翔治・川前 直樹 第1複には池田信太郎選手がアルベン選手と組み今リーグに初登場。対するは全日本総合3位・NTT東日本のエース佐藤・川前組だ。 スピードのある攻めを見せる東日本ペアが序盤こそ食らいついてくるものの、10-9の場面で股抜き、バックショットなどミラクルレシーブを連発したユニシスペアが次第に主導権を握っていく。 精度の高いサービス周りのショットで相手に攻め手を与えず、ネット前からスマッシュを打ち込む形も多く見られる。ノーロブ合戦では一日の長があるアルベン・池田組につかまらないよう、ラインぎりぎりを狙う東日本ペアにはミスが重なり第1ゲームは21-13。
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アルベン ユリアント チャンドラ・池田信太郎組 |
第2ゲームに入ってもユニシスペアのペースが続き、この日の伸びるシャトル特性を活かした攻撃などで2度の5連続ポイントを挙げる。最後もアルベン選手がネット隅にノータッチを決めて12本で快勝。 勝負と見られた第1複を完勝で奪い、日本ユニシスが勝利へ大きく前進した。 ・ 単 池田 雄一 0 - 2 田児 賢一 シングルスは雄一選手が出場し日本チャンプ田児選手と対戦。来年の日本代表選考には漏れたものの、全日本総合では素晴らしい内容の試合を展開し8強に進出した。その準々決勝で雄一選手を破った田児選手との9日ぶりの再戦となったこの日、雄一選手としては意地を見せたいところだが、やや気負いがプレーに表れてしまう。 ゲーム序盤こそ競り合うが、ラウンドから田児選手の放つ球足の短いスマッシュを再三決められて6-10。「頭が真っ白になった。打つところがなくプレッシャーで汗が物凄く出た」と語るように、ミスも出てしまいこのゲームを9本で失う。
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池田雄一 |
第2ゲームはネットプレーと粘り強いラリーで田児選手のミスを誘い17-18と1点差までに迫るものの、終盤にパワフルなスマッシュを3本決められ万事休す。団体戦の勝敗は第2ダブルスに持ち越された。 とはいえこれまでリーグではダブルスの得点源として活躍していた田児選手を、初のシングルスに引きずり出した雄一選手の功績は大きい。直前の全日本総合2回戦で、雄一選手が東日本のシングルス・佐伯浩一選手を圧勝で下した事実が考慮されたものと見られる。この日の試合には敗れたものの、相手オーダーに少なからず影響を与えた雄一選手。この後行われる第2ダブルスの圧勝、ひいてはチームの勝利に貢献したといえよう。 ・ 第2複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 竹内 宏気・大越 泉 第2ダブルスは総合3位の早川・遠藤組と、現役高校生の内定選手である竹内・大越組との顔合わせ。 出だしからキャリアの差を見せつけるかのように5-0、10-1と大量リードを奪うユニシスペア。相手の攻撃を余裕を持って捌くと、緊張からか竹内・大越組がミスを犯すこともしばしば。 それでも声を出して戦う東日本ペアに対し、早川・遠藤組は冷静に試合を進めてそのまま21-12。
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早川賢一・遠藤大由組 |
第2ゲームでは受けにまわったユニシスペアのミスもあり11オールと競り合った展開になるが、ここから攻勢に出ると一気に6本を連取。打球の速さで明らかに上回る早川選手、遠藤選手の連続攻撃を続けて決めて大きく差をつける。最後は遠藤選手のサービスプッシュへの返球を、早川選手がバックハンドスマッシュで決めて21-14。 危なげのない完勝を収めてライバルNTT東日本に土をつけ、全勝街道を外れることなく岡垣町を後にした。 |
【11月28日 : 第3戦 vs 日立情報通信エンジニアリング 】 ・スコア
・ 第1複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 大嶋 一彰・三橋 智希 団体戦の流れをつかむため、中西監督が第1試合に起用したのは状態のよい早川・遠藤組。対する日立情報通信エンジニアリングは大嶋・三橋組がトップダブルスに立つ。 早川選手にとっては今年のランキングサーキットで思わぬ星を落とした雪辱を果たしたい相手だが、試合が始まるとユニシスペアの仕上がりのよさが際立つ。 ストップやカウンターなど相手のサービスレシーブに対する3本目への対処が非常によく、ラリーの主導権を完全に握って離さない早川・遠藤組。動きに硬さの見える日立ペアとは対照的に集中力を持続し、第1ゲームは一度もリードを許さない展開で10本で奪う。
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早川賢一(右)・遠藤大由組 |
第2ゲームに入ってもサービス周りを支配して自分たちのリズムでプレーを続ける早川・遠藤組は、日立ペアの攻めをネット際で止めてしまうなど自由自在の対応を披露。 飛距離が出るこの日のシャトル特性も見極め、相手スマッシュレシーブのバックアウトも冷静にジャッジし続けるなどして21-12で勝利。首脳陣の狙い通りの完勝で勢いをつけ、続くシングルスに襷を渡した。 ・ 単 池田 雄一 2 - 0 早崎 修平 勝負どころと見られたシングルスにはアジア大会帰りで調整中の山田選手を回避し、第2戦に続いて池田雄一選手が出場。相手は2010年日本代表Aの早崎選手。2009年日本代表の雄一選手にとっては、返り咲きを果たす意味でも負けられない戦いだ。
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池田雄一 |
ペースを上げすぎず、冷静にスタートした雄一選手。互いにラリーを組み立てるタイプのプレイヤー同士だが、落ち着いて相手の嫌なところに配球する雄一選手が優位に立っていく。 この日の早崎選手はスマッシュを多用してくるものの、雄一選手が安定したロブでしっかり追い込んでいるためシャトルに充分な威力がない。得点は競り合ったが、終盤は雄一選手も声を出して振り切り18本で日本ユニシスが先勝する。
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池田選手にアドバイスを送る中西監督 |
第2ゲームはドライブやヘアピンなどで上げない展開を狙う早崎選手に対し、雄一選手はコート奥に配球する際もフェイントを利かせて出足を遅らせるなどして、早崎選手の鋭いスマッシュやカットを封じていく。 危なげのない試合運びで雄一選手が21-14で勝利し、団体戦の3連勝をつかんだ。 ・ 第2複 アルベン ユリアント チャンドラ・廣部 好輝 2 - 0 山下 洋平・海野 祐樹 第2ダブルスにはアルベン・廣部組が登場し、日立の主将・山下選手と内定選手の海野選手とのペアと対戦する。 第1戦、第2戦でも見せたアルベン選手の球捌きは今回も健在。第1ダブルスの早川・遠藤組と同様にサービスから3本目を前衛ですかさず触り、相手の思うような展開を許さない。 ソフトなタッチで前衛後方のスペースに落としたかと思えば、相手の動きを見てドライブで押すなどしてエースを連発し、力の差を見せつける21-8のスコアで第1ゲームを手にする。
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アルベン ユリアント チャンドラ・廣部好輝組 |
第2ゲームは余裕のせいか単発のミスがやや増加するが、今度は廣部選手が我慢のレシーブやドライブ戦で力を発揮。第1ゲームに比べてやや多く失点したものの、中盤以降はセーフティリードを保ち続けて21-15で勝利。 アルベン選手、廣部選手がそれぞれの長所を出し合い、日本ユニシスの第3戦を完全勝利で締めくくった。 |
【10月11日 : 第2戦 vs ハインナッセ熊本 】 ・スコア
・ 第1複 アルベン ユリアント チャンドラ・廣部 好輝 2 - 0 大島 一央・木村 亮之 高岡大会2日目、前日に続く勝利で開幕2連勝を狙う日本ユニシスの相手はハインナッセ熊本。前身はくまもと八代YKK APクラブであり、1997年から2000年まではYKK九州としてリーグ4連覇を果たしている古豪だ。日本ユニシスはトップダブルスにキャプテン廣部好輝選手とアルベン選手とのペア、シングルスには池田雄一選手を起用。昨年の最終戦と同じ2本を並べ、第2ダブルスには早川・遠藤組を置き必勝を期す。 立ち上がりから落ち着き払ったプレーで5-2、9-3とリードを広げていくユニシスペア。落として上げさせて、といったオーソドックスな攻めを見せたかと思えば、ドライブから一気にネット前へ飛び出す速攻も披露。相手のアウトも確実にジャッジして効率的に得点を重ね、第1ゲームを9本に抑えて奪う。第2ゲームに入っても試合はユニシスペース。アルベン選手、廣部選手ともひとたびネットに出れば俊敏な動きで広範囲をカバーし優勢をキープし続ける。ラリーのスピードに余裕のあるユニシスペアは中盤での6連続得点などでどんどん差をつけていき、最後は廣部選手がセンターにスマッシュを決めて21-9。全く危なげのない戦いぶりで先制点を手にした。
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アルベン ユリアント チャンドラ・廣部好輝組 |
・ 単 池田 雄一 2 - 0 土田 真義 シングルスには池田雄一選手が登場し土田選手と対戦。序盤こそロブのアウトなどで9オールと競り合うものの、11点のインターバル以降は気負う相手を手玉にとってミスを誘い引き離していく。滑らかなフットワークから生まれる正確なコントロールも健在。21点目もロブをコーナーぎりぎりに沈めてエースを奪う。第2ゲームも開始直後の1点を失った後、ここから脅威の19連続ポイント。団体戦では闘志を前面に出すことの多い雄一選手だが、この日はポーカーフェイスを崩さずに2007年12月以来となる自身の日本リーグでの勝ち星に向かって邁進する。最後はジャンピングスマッシュを鮮やかにコートに突き刺し、21-3の圧倒的なスコアで団体戦の勝利もつかみ取った。
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池田雄一 |
・ 第2複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 0 アングン ヌーグロホー・宮崎 晃平 最後は前日第1ダブルスに出場した早川・遠藤組がお目見え。 ハインナッセ熊本は宮崎選手と若くしてアテネ五輪に出場した経験を持つアングン・ヌーグロホー選手のペアだ。 インドネシア代表ではアルベン選手と同期だったというアングン選手だが、日本ユニシスの勢いはとどまることを知らない。アルベン・廣部組と同じくラリーの速度に勝る早川・遠藤組は、非常に安定した展開を見せて12-1と圧倒的にリード。レシーブやドライブも前で捉えて相手を押し込んでいく。 このゲームを7本で奪い、第2ゲームはハインナッセペアの奮起により11-8と迫られるも、すかさず3本を連取して突き放す早川・遠藤組。終盤には相手のミスも続くラッキーな展開もあり、最後のラリーでは早川選手がクロスドライブで締めゲームセット。21-12で、無傷の開幕節2連勝を勝ち取った。 次回は11月28日の高知大会にて日立情報通信エンジニアリングチームと対戦する。強力なルーキーの加入によりトナミ運輸チームにも善戦した侮れない相手だが、連覇に向けて完勝を期待したい。
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早川賢一・遠藤大由組 |
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【10月10日 : 第1戦 vs 東北マークス 】 ・スコア
・ 第1複 早川 賢一・遠藤 大由 2 - 1 諸多 大輔・鈴木 大裕
昨年優勝の実績を引っさげディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑む日本ユニシス男子チーム。返還した優勝旗に3ヶ月のみの別れを誓い、富山県高岡市での開幕2連戦に臨む。 第1戦の相手は2部から昇格してきた東北マークスチーム。日本ユニシスは全日本社会人選手権優勝の早川賢一・遠藤大由組をトップダブルスに起用し、諸田・鈴木組と対戦する。 抑え気味のペースで試合を進めるユニシスペアだが、随所で素晴らしい攻撃を見せ付けて着実にリードをキープ。東北マークスペアの積極的な攻めもあり終盤にかけては16-12、17-15とやや迫られるものの、相手のバックアウトやサイドアウトを見逃さない巧いポイントの仕方で、第1ゲームは15本で手にする。 第2ゲームも序盤は7-2と順調にリード。しかし中盤に入ると次第に競り合う展開となっていく。「足が動かなかった」と早川選手が自認するようにユニシスペアのミスは増え、時には足がもつれる場面も。ジュースで21-20とマッチポイントを握るも、逆に連続ミスで3点を献上しファイナルゲームへ持ち込ませてしまう。 だがインターバルをはさみしっかり修正してきた早川・遠藤組は11-4とスタートダッシュに成功。抜群の反応、また相手の配球を読みきったラリーを幾度も見せ、20-12と大差をつけてマッチポイントを握る。ここから5本を許したのはご愛嬌といったところか、最終的には17本で振り切り日本リーグ2010での最初のポイントを挙げる。
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早川賢一・遠藤大由組 |
・ 単 山田 和司 2 - 0 青山 真 続いてはシングルス。足の不調で国体を欠場した山田和司選手が復調し登場。 東北マークス・青山選手に対して持ち前のスピードで小気味良いプレーを見せる。 シャトルの下に入り込んだ充分な体勢からジャンピングスマッシュを放ったかと思えば、次の瞬間には多彩なネットプレー。青山選手も粘りのラリーで対抗するが、山田選手は相手を崩してからのボディスマッシュにより立て続けにポイント。終盤の6連続得点で引き離し、21-15でこのゲームを制する。 第2ゲームは球足の短いショットを多く用いるなど目先を変えて得点を重ねる山田選手。終盤に入ってさらにスピードを上げ、16-12から4本を連取して一気にマッチポイントへ到達する。最後は相手の攻撃を守りきり、団体戦の勝利を確定して第2ダブルスにバトンを渡した。
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山田和司 |
・ 第2複 アルベン ユリアント チャンドラ・数野 健太 2 - 0 山田 光大・小町谷 輝 最後のダブルスはアルベン選手と数野健太選手が組み出場。 切れ味鋭い無類の攻撃力を誇る数野選手、百戦錬磨の球捌きを見せるアルベン選手とのペアは、決めるかミスを犯すかの二択といったところ。 殊に第1ゲームではラリーらしいラリーがほぼ無く、ほとんどが4〜5回の応酬で決するスピーディなゲーム展開となる。 正にあっという間に試合が進んでいき、12本でユニシスペアが先取するまでに要した時間は11点のインターバルを含めて8分足らず。 第2ゲームに入ってようやくいわゆる「普通の」ラリーが見られるようになってきたがそれもつかの間のこと。余裕が服を着ているかのようなアルベン選手の影響なのか、次第に短いラリー展開にシフトしていき、気づけばユニシスペアのマッチポイント。この機会を一度でものにし、総試合時間19分のスピード勝負を制して団体戦の初戦を3-0の勝利で飾った。
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アルベン ユリアント チャンドラ(右)・数野健太組 |
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日本ユニシス |
3-0 |
トナミ運輸 |
第1複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 池田 信太郎 |
2 |
19-21 21-18 22-20 |
1 |
ヘンドラ セティアワン 園田 啓悟 |
単 |
池田 雄一 |
2 |
18-21 21-14 21-16 |
1 |
佐々木 翔 |
第2複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-12 21-19 |
0 |
平田 典靖 橋本 博且 |
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日本ユニシス |
2-1 |
金沢学院クラブ |
第1複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 池田 信太郎 |
2 |
21-12 21-12 |
0 |
カレル マイナキー 伊東 克範 |
単 |
山田 和司 |
1 |
21-11 16-21 9-21
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2 |
坂井 一将 |
第2複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-13 21-9 |
0 |
青山 天将 車 淳史 |
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日本ユニシス |
3-0 |
JR北海道 |
第1複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-15 21-11 |
0 |
小林 徹太郎 牧野 公亮 |
単 |
池田 雄一 |
2 |
21-18 21-11 |
0 |
竹村 純 |
第2複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 池田 信太郎 |
2 |
21-13 21-14 |
0 |
鈴木 知道 高島 雅彦 |
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日本ユニシス |
2-1 |
NTT東日本 |
第1複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 池田 信太郎 |
2 |
21-13 21-12 |
0 |
佐藤 翔治 川前 直樹 |
単 |
池田 雄一 |
0 |
9-21 18-21
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2 |
田児 賢一 |
第2複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-12 21-14 |
0 |
竹内 宏気 大越 泉 |
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日本ユニシス |
3-0 |
日立情報通信エンジニアリング |
第1複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-10 21-12 |
0 |
大嶋 一彰 三橋 智希 |
単 |
池田 雄一 |
2 |
21-18 21-14 |
0 |
早崎 修平 |
第2複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 廣部 好輝 |
2 |
21-8 21-15 |
0 |
山下 洋平 海野 祐樹 |
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日本ユニシス |
3-0 |
ハインナッセ熊本 |
第1複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 廣部 好輝 |
2 |
21-9 21-9 |
0 |
大島 一央 木村 亮之 |
単 |
池田 雄一 |
2 |
21-13 21-3 |
0 |
土田 真義 |
第2複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-7 21-12 |
0 |
アングン ヌーグロホー 宮崎 晃平 |
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日本ユニシス |
3-0 |
東北マークス |
第1複 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
2 |
21-15 21-23 21-17 |
1 |
諸多 大輔 鈴木 大裕 |
単 |
山田 和司 |
2 |
21-15 21-13 |
0 |
青山 真 |
第2複 |
アルベン ユリアント チャンドラ 数野 健太 |
2 |
21-12 21-14 |
0 |
山田 光大 小町谷 輝 |
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監督 中西 洋介 「男子チームは昨年に引き続き二連覇を果たすことが出来ました。 これもひとえにご支援ご協力してくださった周りのサポーターの方々のお陰だと思っております。 まことにありがとうございました」 監督代行 坂本 修一 「日本リーグ2010で優勝できたこと、本当に嬉しく思います。 選手の頑張りはもちろんですが、会社の皆様のご理解とご協力、関係者の皆様の応援のおかげだと思っております。 今後はより精進して、結果を追い求めて行きたいと思います。 ありがとうございました」 アルベン ユリアント チャンドラ 「このチームの一員であることを大変誇りに思っています。試合に出た選手もそうでない選手も、全員がユニシスチームのために力を尽くして優勝に貢献しました。全てのメンバーのことを家族のように思います。 今回の優勝は幸運に恵まれたから得られたものではなく、日頃の厳しい練習と私たちの強い闘志に対して神様が下さったものだと信じています。神様は私たちに、来シーズンには更に努力をして、よりよい行いをしていくことを期待していると思います。そしてこれからの私たちはどんな場面でもチャンピオンとして生き、チャンピオンとして練習し、チャンピオンとしての考えをしていかなくてはなりません。 2011年はまたベストを尽くし、三連覇・ハットトリックを狙っていきます。 そのためには、本番のトーナメントのように集中して日々の練習に取り組み、 本番では練習のように力を発揮していく必要があります。 オリンピックレースも始まる今年は日本を離れる機会が多くなるため、 ユニシスチームのメンバーとして過ごす時間が少なくなるのを非常に寂しく思っていますが、 次の目標である全日本実業団選手権で皆さんに会えることを楽しみにしています」 池田 信太郎 「優勝できて本当に嬉しく思います。 次はリーグ三連覇を目指し、また新たなスタートを切りたいと思います。 2011年は昨年逃したタイトルを一つでも多く奪還したいと思います。 本年も宜しくお願い致します」 廣部 好輝 「二連覇を達成することができうれしく思います。 試合に出てチームに貢献することは少なく、応援することしかできませんでしたが、チームが勝ててよかったと思います」 池田 雄一 「日本リーグに優勝できて、とても嬉しく思います。男女アベック優勝なので出来過ぎの結果です。 この成績以上はないのでまた男女二連覇できるよう頑張っていきたいと思います。 応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございました」 井上 知也 「リーグ史上初のアベック優勝という快挙にメンバーとして名前を刻めたことを光栄に思います。 胴上げまでしてもらい、勝ってくれた選手に感謝です。 今まで応援ありがとうございました 」 数野 健太 「今回の日本リーグでは二連覇&男女アベック優勝という素晴らしい成績を残すことができ、たいへん嬉しく思います。 自分自身は1回の出場にとどまったので、来シーズンは起用してもらえるよう日々努力していきたいと思います」 早川 賢一 「今回二連覇できたのは本当に素晴らしいことだと思います。 全日本実業団で負けた悔しさでチーム一丸となって戦えたのが勝因だと思います。 これからも優勝目指して頑張りたいので応援よろしくお願いします」 遠藤 大由 「今回も優勝することができて本当に嬉しく思います。 次の団体戦は全日本実業団なので、それに向けてまたチャレンジャーの気持ちでみんなと頑張りたいです!!」 山田 和司 「日本リーグで優勝でき、大変うれしく思います。 今年は三連覇できるようにしっかり練習して、チームに貢献できるよう頑張りたいと思います。 応援してくださった方々、本当にありがとうございました」 佐伯 祐行 「二連覇ということで、日本ユニシスというチームに所属していることを誇りに思います。 今年は出場して少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたいです」 |
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* 関連リンク ・バドミントン日本リーグオフィシャルサイト
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