「オランダオープン2010」 混合ダブルス 池田・潮田組、男子ダブルス 廣部・数野組 準優勝!
- 2010.10.19 - 2010.10.24
試合結果
2010年10月19日〜10月24日、オランダ・アルメーレ市にて「オランダオープン2010」(グランプリ)が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手が参加しました。 このうち混合ダブルスで池田・潮田組が、また男子ダブルスで廣部・数野組が決勝進出を果たす好成績を収めました。 ・池田・潮田組、廣部・数野組コメント 第3シードの池田・潮田組はベルギー、ドイツのペアを安定した試合運びで破り順当に駒を進めます。 準々決勝では昨年の大会で敗れたロシアペアと対戦し、ストレート勝ちで見事一年越しの雪辱。準決勝では早川・松尾(三洋電機)組と対戦します。 第2シードのウクライナペアを破った廣部・松友組に競り勝って準決勝まで勝ち上がってきた早川・松尾組。火花散る第1ゲームは稀に見る大接戦となりますが、29-29のラストオールから一本をもぎ取ったのは早川・松尾組。 盛り返す池田・潮田組も第2ゲームはリードし、ジュースに持ち込まれるも振り切りゲームカウントをタイとします。 ファイナルゲームは若い早川・松尾組に4-12とリードされる池田・潮田組。しかし諦めずに一点ずつを重ねていくとついに追いつき、18オールから3本を連取して21-18。80分を超えるタフな試合を大逆転で制し、4月の大阪インターナショナルチャレンジのリベンジを果たします。 この激戦が響いたか、ロシアペアとの決勝戦では勝負の第1ゲームを20-22で落とすと。第2ゲームはペースを取り戻せず敗退。 混合ダブルスでの国際大会初優勝はお預けとなりましたが、月初のベトナムGP3位入賞に続く好成績で実力の向上を示しました。 男子ダブルスには廣部・数野組、早川・遠藤組が出場。初戦のオランダペアを2本、6本という圧倒的なスコアで下した早川・遠藤組は、続く2回戦もドイツペアを倒してベスト8に進出します。しかし準々決勝の相手KINDERVATER・SCHOTTLER組(ドイツ)にはあと一歩及ばず、ファイナルゲーム22-24の惜敗となりました。 一方の廣部・数野組は初戦でファイナルゲームを戦う苦しいスタート。しかし着実に勝ち進んでいき、準々決勝では第2シードのイングランドペアに先行されるも2、3ゲームを奪う逆転勝ちで準決勝に進出します。迎えるは日本の佐藤・川前組(NTT東日本)。全日本社会人選手権でも同じく準決勝で対戦し、そのときは敗れている相手です。 その嫌なイメージが残るのか第1ゲームを簡単に奪われ、第2ゲームも10-15、17-20と追い詰められる廣部・数野組。しかしこの土壇場で集中力を発揮した二人は、怒涛の5連続得点で1ゲームオールに持ち込みます。 ファイナルゲームは第2ゲーム終盤の勢いを終始保って勝利し、嬉しい決勝進出を決めました。 ペアとしての国際大会初優勝を目指した決勝戦では、平田・橋本組(トナミ運輸)との戦いに敗れ惜しくも準優勝。終盤に抜け出されて第1ゲームを落とすと、第2ゲームは点差を詰めきれず最後は引き離されて敗退しました。それでもグランプリレベルでの見事な準優勝を飾り力を見せました。 女子ダブルスに出場した高橋・松友組は残念ながら初戦で敗退。ドイツペアに実力を出し切れず17本、16本で敗れ、次週のデンマークオープンでの活躍を期しています。 そのデンマークオープンスーパーシリーズには、今大会から転戦の各選手に加えて平山優選手、山田和司選手、アルベン・ユリアント・チャンドラ選手兼コーチも参戦し、更なる強豪との戦いに挑みます。 ・DENMARK SUPER SERIES 2010 皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。 |

準優勝を果たした池田信太郎・潮田玲子組

池田信太郎・潮田玲子組

廣部好輝

数野健太
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【池田・潮田組、廣部・数野組コメント】
【池田 信太郎】 今回は準優勝という結果になりました。 決して満足していないですが、昨年の大会がベスト4でしたので悪くない結果だとは思います。 次のデンマークオープンに気持ちを切り替えて頑張ろうと思います。 【潮田 玲子】 優勝を逃してしまいとても悔しい思いでいっぱいです。 ですが今週からはデンマークオープンも始まりますし、気持ちを切り替えてまた頑張ります。 【廣部 好輝】 今回の大会は決勝で負けてしまって非常に残念です。 内容的にも二人が重なってしまったり、うまくローテーションできない場面が多々あり、試合に向けての準備不足を感じました。 これからも厳しい立場の中、思うようにいかないことも多いと思いますが、今後続く試合に向けて自分たちに何が必要かを考えながらやっていきたいと思います。
【数野 健太】 今大会は一回戦からあまり内容の良い試合をすることが出来なかったのですが、運よく決勝まで勝ち進むことが出来ました。 しかし、決勝では互いのコンビネーションに隙が出来、そこを相手に上手く突かれてしまいました。 この経験を忘れず課題を修正し、今後に活かせるようこれからも精一杯頑張ります。 応援ありがとうございました。 |
【試合結果】
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
準優勝 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト8 |
女子ダブルス |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
ベスト32 |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
準優勝 |
廣部 好輝 松友 美佐紀 |
ベスト8 |
数野 健太 垣岩 令佳 (ルネサスSKY) |
ベスト16 |
早川 賢一 松尾 静香 (三洋電機) |
第3位 |
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