2010年8月3日〜8月8日、台湾・新荘市にて「チャイニーズタイペイオープン2010」(グランプリゴールド)が行われました。 日本ユニシスからは廣部好輝選手、平山優選手、数野健太選手、早川賢一選手、遠藤大由選手、アルベン・ユリアント・チャンドラ選手が参加し、女子シングルスの平山選手がベスト8進出を果たしました。 平山選手は初戦でアメリカ選手を破ると、2回戦で第5シードのPONSANA選手(タイ)と対戦。2年前のインドネシアSSでも顔を合わせ、その試合中の負傷により平山選手が長期離脱を余儀なくされた因縁の相手です。 第1ゲームは13-14からPONSANA選手が抜け出しますが、第2ゲームは立ち上がりから大きくリードした平山選手が、PONSANA選手の猛追を振り切り1-1のタイに。 第3ゲームは競り合いからPONSANA選手がペースを上げますが、平山選手も集中を切らさず10-14から6連続ポイントで逆転。最後も4本連取で締め、海外の大会で久々のベスト8入りとなりました。 |
平山 優
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前週のマカオGPGでは揃って好成績を挙げた男子ダブルス陣。廣部・数野組の1回戦の相手は奇しくもアルベン選手のペアです。 互いに相手を知り尽くした対戦は、第1ゲームインターバル直後に廣部・数野組が7連続ポイントを挙げるなどして先行。世界5位のアルベン組も負けじと、第2ゲームは序盤から試合を支配して取り返す白熱した試合となります。勝負のファイナルゲームは、廣部・数野組がリードするもアルベン組がつかず離れず追いかける展開に。しかし廣部・数野組は14-13から4本を続けて奪うと、アルベン選手の追い上げも振り切って21-18。見事金星を挙げます。 しかしこの激戦が響いたか2回戦では香港ペアに惜敗。第2ゲームは奪われたマッチポイントを3度凌ぎ延長に持ち込みますが、残念ながら20-22と突き放されベスト16となりました。 一方の早川・遠藤組は1回戦でマレーシアペアと対戦。ベトナムIC優勝の実績を持つ相手にゲームを分け合いますが、ファイナルゲームでは5-6から一気に抜け出し21-16で勝利を収めます。 2回戦では世界14位の地元ペアに敗れましたが、廣部・数野組と同じベスト16の成績を収めました。 8月15日からの第1回ユースオリンピックには松友選手が、8月23日からの世界選手権には山田選手が出場いたします。 皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。 |
【試合結果】
女子シングルス |
平山 優 |
ベスト8 |
男子ダブルス |
廣部 好輝 数野 健太 |
ベスト16 |
早川 賢一 遠藤 大由 |
ベスト16 |
アルベン ユリアント チャンドラ ヘンドラ アプリダ グナワン (インドネシア) |
ベスト32 |
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