2010年5月29日に香川県坂出市、30日に徳島県鳴門市にて「第27回日韓バドミントン競技大会」が開催されました。 日本ユニシスからは池田信太郎選手、廣部好輝選手、潮田玲子選手、平山優選手、遠藤大由選手、山田和司選手、栗原文音選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手の9名が参加しました。 2複3単で争われる男女別団体戦、および混合ダブルス1試合の形式で行われる今年の日韓競技大会。 第1戦は坂出市にて行われ、男子団体戦では山田選手がトップシングルスに立ちます。 第1ゲームを19本で競り勝ちますが、第2ゲームは失い1-1のタイ。しかし山田選手はファイナルゲームで集中力を取り戻し、18本で振り切って激戦をものにしチームを波に乗せます。 すると続く2試合も接戦の末に日本が奪い、団体第1戦の勝利を確定。 続いて登場した廣部・遠藤組はアジア選手権優勝のCHO選手と中国マスターズ8強のKWON選手のペアに敗れるものの、第2ゲームを24-22で奪う善戦で会場を沸かせました。 翌日の第2戦は奮起する韓国に完敗しますが、男子団体戦での勝利は2004年の第22回大会以来。 先日行われたトマス杯での銅メダルに続き、日本男子の実力向上をアピールしました。 一方の女子団体第1戦は、ユーバ杯優勝の韓国チームに善戦するも4試合続けて敗退。 しかし最終シングルスに登場した栗原選手は第2ゲームの延長を粘り強く制すると、ファイナルゲームも19本で制して一矢を報います。 すると徳島県に場所を移しての第2戦では、トップシングルスの後藤選手(NTT東日本)がファイナルゲーム・ジュースでの勝利で口火を切ると、トップダブルスの高橋・松友組もそれに続いて勝利。1900人の大観衆からの応援を受け、地元出身の松友選手が最後の1本をスマッシュで決めてストレート勝ちを掴み取りました。 団体戦の勝利に王手を掛け、第2シングルスには平山選手が登場。落ち着いた戦いぶりで18本、16本のストレート勝ちを収めて、女子団体として2006年以来の白星を手にしました。 オープン試合として行われた混合ダブルスには池田・潮田組が出場。 ランキングサーキットの疲れが残る中で精一杯のプレーを見せますが、残念ながら第1戦・第2戦とも白星には届きませんでした。それでも第1戦は第2ゲーム28-30の大接戦を演じ、また第2戦も高いパフォーマンスを披露し21-19で第1ゲームを奪う活躍。 強国韓国を相手に互角の戦いを見せ、混合ダブルスとしてのコンビネーションが次第に高まっていることを窺わせました。 |
山田和司
栗原文音
|
【試合結果】
男子団体第1戦
日本 |
3-2 |
韓国 |
山田 和司 |
2 |
21-19 14-21 21-18 |
1 |
PARK Wan Ho |
佐藤 翔冶 川前 直樹 (NTT東日本) |
2 |
22-20 20-22 21-15 |
1 |
SHIN Baek Cheol KIM Ki Jung |
早崎 修平 (日立情報通信エンジニアリング) |
2 |
21-12 13-21 21-17 |
1 |
CHOI Ho Jin |
廣部 好輝 遠藤 大由 |
1 |
14-21 24-22 17-21 |
2 |
KWON Yi Goo CHO Gun Woo |
園田 啓悟 (トナミ運輸) |
0 |
16-21 18-21 |
2 |
HWANG Jong Soo |
|
男子団体第2戦
日本 |
0-5 |
韓国 |
山田 和司 |
0 |
15-21 13-21 |
2 |
CHOI Ho Jin |
佐藤 翔冶 川前 直樹 (NTT東日本) |
0 |
10-22 18-21 |
2 |
KWON Yi Goo CHO Gun Woo |
早崎 修平 (日立情報通信エンジニアリング) |
0 |
25-27 15-21 |
2 |
HWANG Jong Soo |
廣部 好輝 遠藤 大由 |
0 |
16-21 11-21 |
2 |
SHIN Baek Cheol KIM Ki Jung |
園田 啓悟 (トナミ運輸) |
0 |
11-21 11-21 |
2 |
PARK Wan Ho |
|
女子団体第1戦
日本 |
1-4 |
韓国 |
後藤 愛 (NTT東日本) |
0 |
19-21 19-21 |
2 |
WI Jin Ah |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
0 |
18-21 18-21 |
2 |
KIM Min Jung JANG Ye Na |
平山 優 |
0 |
13-21 20-22 |
2 |
BAE Youn Joo |
三木 佑里子 米元 小春 (三洋電機) |
0 |
15-21 18-21 |
2 |
EOM Hye Won CHOI Ha Na |
栗原 文音 |
2 |
16-21 24-22 21-19 |
1 |
KANG Hae Won |
|
女子団体第2戦
日本 |
3-2 |
韓国 |
後藤 愛 (NTT東日本) |
2 |
17-21 21-16 22-20 |
1 |
WI Jin Ah |
高橋 礼華 松友 美佐紀 |
2 |
21-18 21-15 |
0 |
EOM Hye Won CHOI Ha Na |
平山 優 |
2 |
21-18 21-16 |
0 |
WI Jin Ah |
三木 佑里子 米元 小春 (三洋電機) |
0 |
19-21 11-21 |
2 |
KIM Min Jung JANG Ye Na |
栗原 文音 |
0 |
10-21 19-21 |
2 |
BAE Youn Joo |
|
オープン試合
混合ダブルス 第1戦 |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
0 |
12-21 28-30 |
2 |
SHIN Baek Cheol KIM Min Jung |
混合ダブルス 第2戦 |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
1 |
21-19 17-21 13-21 |
2 |
KIM Ki Jun JANG Ye Na |
|
|
|
|
|
|