2010年3月2日〜3月7日、ドイツのミュルハイム・アン・デア・ルール市において「ドイツオープン2010(グランプリ)」が開催され、日本ユニシスから廣部好輝選手、遠藤大由選手、打田しづか選手、野尻野匡世選手が参加しました。 ちょうど一年前のこの大会の試合中にアキレス腱を断裂した野尻野選手は予選からの出場。 初戦の三木選手(三洋電機)との対戦では、相手に2回のマッチポイントを握られるピンチを乗り越えて勝利し、昨年9月の全日本社会人選手権で敗れた雪辱を果たします。 続く試合でもスイス選手を下して予選を突破。 本戦1回戦では第7シードのElla DIEHL選手に敗れましたが、1ゲーム目は16-17と互角に渡り合い復調をアピールしました。 一方、本戦から出場の打田選手はマレーシアのベテランWONG Mew Choo選手と対戦。 終始リードを奪えずストレートで敗退しますが、第2ゲームは中盤で同点に追いつくなど、スマッシュを中心とした攻撃で得点を重ねて健闘しました。 なお、二人で組んだダブルスもベスト32。マッチポイントを握られてからの3連続ポイントで19-20と中華台北ペアに肉薄しますが、あと一歩及ばず敗れています。 トマス杯アジア予選から転戦の廣部・遠藤組は、1回戦で第6シードのCHAN Peng Soon・LIM Khim Wah組(マレーシア)と対戦します。 昨年はGPGレベルを含む2つの国際大会で優勝している相手ペアに対し、1ゲーム目は簡単に落としたものの第2ゲームは修正し序盤からリード。終盤の追い上げを振り切り18本で奪うと、ファイナルゲームも中盤の7連続得点で逆転して流れをつかみ難敵を下します。 2回戦の相手も同じくマレーシアのMAK Hee Chun・TAN Wee Kiong組。 初戦とは逆に第1ゲームを奪う好調な出足でしたが、2、3ゲームは競り合いながらも追い抜くことが出来ずに惜しくも2回戦での敗退となりました。 廣部・遠藤組はそのままヨーロッパに残り、100回目を迎えた伝統の全英オープンに参戦。 同じく数野健太選手、早川賢一選手、山田和司選手、平山優選手、高橋礼華選手、松友美佐紀選手(聖ウルスラ学院英智高・2010年度内定者)も合流し、上位進出を狙います。 ・ALL ENGLAND SUPER SERIES 2010 皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。 |

野尻野匡世

打田しづか

廣部好輝

遠藤大由
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【試合結果】
男子ダブルス |
廣部 好輝 遠藤 大由 |
ベスト16 |
女子シングルス |
打田 しづか |
ベスト32 |
野尻野 匡世 |
女子ダブルス |
打田 しづか 野尻野 匡世 |
ベスト32 |
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