2009年10月20日〜10月25日、デンマーク・オーデンセ市にて「デンマークオープン2009(スーパーシリーズ)」が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、数野健太選手、早川賢一選手が出場しました。いずれも上位進出はならなかったものの、出場種目でそれぞれ1勝ずつを挙げて16強の結果となりました。 前週に行われたオランダオープンのベスト4進出により、一気に52ランクアップの世界81位につけた池田・潮田(三洋電機)組。地元デンマークペアとの2 連戦をいずれもストレートで破って予選を突破し、本戦1回戦では同じくデンマークのCONRAD-PETERSEN・SKELBAEK組と対戦します。 第1ゲームは13-8から5点差を追いつかれますが、相手にリードを許すことなく19本で振り切ります。第2ゲームも序盤は接戦となりますが、7-6から連続11ポイント。勝負を決定づけると、最後はスマッシュで決めて21-8。 2回戦では今大会決勝進出を果たしたイングランドのCLARK・KELLOGG組に屈するものの、第1ゲームはシーソーゲームに持ち込む善戦。壁となっていたスーパーシリーズでの本戦1勝を果たしました。 同じく混合ダブルスには早川・松尾(三洋電機)組が出場。予選こそやや苦しみながらの突破となりますが、本戦1回戦では世界28位と格上のフランスペアをストレートで撃破。第1ゲーム5-13から逆転を果たすと、第2ゲームは一方的な展開で制し16強入り。2回戦でもイングランドのROBERTSON・WALLWORK組を相手にファイナル15-14とリードするなど健闘しました。 早川選手と数野選手とが組んだ男子ダブルスでは、1回戦でCONRAD-PETERSEN・PIELER KOLDING組と対戦。今年行われたインターナショナルチャレンジ、あるいはインターナショナルシリーズレベルの大会で3度の優勝を飾っているデンマークの成長株です。 この難敵に苦しむ数野・早川組は第1ゲームを簡単に奪われ、第2ゲームも中盤まで6-12と大きくリードされる展開。しかしここから3本、さらに4本の連続ポイントで息を吹き返すと、18オールから3連続得点を挙げてタイに持ち込みます。 ファイナルゲームも10点を過ぎたあたりからリードできずに苦しみますが、17-18の土壇場で相手をかわして21-18と見事競り勝ち初戦突破。 2回戦では第8シードの中国GUO・XU組と競り合い、第2ゲームでは相手にマッチポイントをつかまれてから3連続ポイントで1点差まで迫る意地を見せましたが、一歩及ばずベスト16の結果となりました。 |
池田信太郎・潮田玲子(三洋電機)
数野健太(右)・早川賢一
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