スディルマンカップ 香港戦勝利 グループ1・7位で大会を終える
- 2009.05.10 - 2009.05.17
試合結果
中国・広州にて5/10-17まで行われた「スディルマンカップ2009」。 グループ1Bで4位となった日本は順位(7-8位)決定戦にまわり、グループ1A4位の香港と対戦。3-1で勝利し、最終成績を7位で大会を終えました。 ・池田信太郎、数野健太、早川賢一コメント 第1試合として行われた男子ダブルスには数野・早川組が登場し、ベテランのHUI Wai Ho/NJOTO Albertus Susanto組と顔を合わせます。 |
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昨年は出場回数の少なかった相手ペアに対し、一流レベルの国際大会に出場し始めてわずか9ヶ月でトップクラスの仲間入りを果たしている数野・早川組。その勢いをそのままに第1ゲームからテンポ良く攻め、確実にリードを広げて先取。 第2ゲームは中盤まで競り合いとなったものの、12-12から6連続ポイントで突き放してストレート勝ちし、大事な先制ポイントを日本にもたらしました。 続く女子シングルスは落としたものの、男子シングルスで佐々木選手(トナミ運輸)がランキング上位のCHAN選手にストレート勝ち。続く女子ダブルスには北京五輪で活躍した末綱・前田組(NEC SKY)が出場し、シングルスの実力者ペアであるZHOU・WANG組を相手に10本、15本で見事ストレートの勝利。この結果3勝1敗で日本の勝利が決まり、最後の混合ダブルスに予定されていた池田・潮田組の試合は打ち切りとなりました。 日本の最終成績は第7位。日の丸を背負う初の団体戦に挑んだ数野・早川組は各国のトップダブルスと渡り合って見事1勝を挙げ、新たな挑戦となった池田・潮田組も1試合ながらポテンシャルを感じさせる戦いを見せました。 大会期間中応援いただいた皆様どうもありがとうございました。 今後も各選手への熱い応援をよろしくお願いいたします。 ・第3戦(vs イングランド)対戦結果 ・第2戦(vs 中国)対戦結果 ・第1戦(vs インドネシア)対戦結果 ・2009年日本代表選手・スディルマンカップ出場選手記者会見 ・池田信太郎・潮田玲子組 混合ダブルス結成記者会見
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【選手コメント】
池田信太郎 --: 第1戦のインドネシア戦で、いきなりの混合ダブルスデビューとなりましたが 「オーダーは前日のミーティングの時に聞きました。初戦で、相手も北京五輪の銀メダリストだったので緊張しましたが、とにかく思い切ったプレーを心がけました。前半で少しリードをしたので気持ちに余裕ができ、最後まで集中力を切らさず頑張れたと思います」 --:ペアを組んでわずか2週間での挑戦でしたが 「限られた時間の中での練習だったので正直不安だらけでした。負けたことは悔しいですが、試合内容も悪くなく、今後に繋がる試合だったと思います」 --: 次の大会に向けての意気込み、ファンの方にメッセージを 「シンガポールスーパーシリーズでは男子ダブルスと混合ダブルスの両方にエントリーしているので、1つでも多く勝てるように頑張りたいと思います。 また、6月中旬には全日本実業団があるので昨年の悔しさを糧に優勝目指して頑張ります。今後とも応援よろしくお願いします」 |
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数野健太 --:初めて日の丸を背負っての団体戦は 「日の丸を背負っての団体戦はとても緊張したし、不安もありました。どの国の選手も国のトップバッターが出てきて、それぞれ国の威信を背負って試合をしていたので、その雰囲気の中で試合をできたということが貴重な収穫にもなりました」 --: 戦いを振り返って 「ナショナルチームには坂本・池田組もいますし、そういった中でスディルマンカップの男子ダブルス選手として僕たちをメンバーに選出し、3試合も起用してくれた朴さんや(舛田)圭太コーチの期待に応えたいという気持ちがとてもありました。 イングランド戦は、僕たちが負けたら日本チームが負けという状況だったので、何としても勝ちたかった試合でした。1ゲーム目を先取して、2ゲーム目も後半までリードを保っていましたが、そこで勝ちを意識してプレーが小さくなってしまいました。落ち着いてプレーしていれば追いつかれずにすんだと思いますが、そこで一気に追いつかれ逆転されてしまいました。メンタル面のコントロールができなかったことが敗因になったと思います。 香港戦ではトップバッターで緊張しましたが、僕たちが勝つか負けるかでその後の状況が一気に違っていたので勝ててホッとしました 」 |
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--: 次の大会に向けての意気込み、ファンの方にメッセージを 「昨年は団体戦でチームに貢献することができなかったので、全日本実業団では優勝を目標にし、貢献できるようにがんばります。 海外の大会でも、上位入賞を目標に一戦一戦ベストを尽くして頑張ります。これからもどうぞ応援よろしくお願いします」 |
早川賢一 --: 初めて日の丸を背負っての団体戦は 「個人戦の時とは違った気持ちで、かなり緊張しました」 --: 戦いを振り返って 「世界のトップレベルとはまだ力の差を感じたので、まだまだ練習しないといけないと感じました。イングランド戦に勝てそうで勝てなかったのは、経験の差と、僕たちがかたくなってしまったからだと思います。 香港戦は、日本の最後の試合であり、そのトップバッターとして僕たちを選んでくださったコーチと日本のためにどうしても勝ちたかったので、勝てて嬉しかったです」 --: 次の大会に向けての意気込み、ファンの方にメッセージを 「自分たちの力を出せば絶対実業団は優勝できるはずなので、挑戦者の気持ちを持って全力で戦っていきます。どうぞ応援よろしくお願いいたします」 |
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【順位(7-8位)決定戦】
日本 |
3-1 |
香港 |
男子ダブルス |
数野 健太 早川 賢一 |
2 |
21-15 21-15 |
0 |
HUI Wai Ho NJOTO Albertus Susanto |
女子シングルス |
関谷 真由 |
0 |
7-21 16-21 |
2 |
YIP Pui Yin |
男子シングルス |
佐々木 翔 |
2 |
22-20 21-15 |
0 |
CHAN Yan Kit |
女子ダブルス |
末綱 聡子 前田 美順 |
2 |
21-10 21-15 |
0 |
WANG Chen ZHOU Mi |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
- |
- |
- |
WIRATAMA Yohan Hadikusuma CHAU Hoi Wah |
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【第3戦】
日本 |
1-4 |
イングランド |
混合ダブルス |
平田 典靖 前田 美順 |
0 |
22-24 15-21 |
2 |
CLARK Anthony KELLOG Donna |
男子シングルス |
田児 賢一 |
1 |
17-21 21-19 14-21 |
2 |
SMITH Andrew |
男子ダブルス |
数野 健太 早川 賢一 |
1 |
25-23 19-21 18-21 |
2 |
CLARK Anthony ROBERTSON Nathan |
女子シングルス |
佐藤 冴香 |
2 |
21-15 21-14 |
0 |
WALKER Sarah |
女子ダブルス |
末綱 聡子 前田 美順 |
0 |
12-21 12-21 |
2 |
WALLWORK Jennifer KELLOG Donna |
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【第2戦】
日本 |
0-5 |
中国 |
男子ダブルス |
数野 健太 早川 賢一 |
0 |
14-21 13-21 |
2 |
CAI Yun FU Haifeng |
女子シングルス |
関谷 真由 |
0 |
10-21 20-22 |
2 |
WANG Yihan |
男子シングルス |
佐々木 翔 |
0 |
12-21 13-21 |
2 |
LIN Dan |
女子ダブルス |
藤井 瑞希 垣岩 令佳 |
0 |
10-21 9-21 |
2 |
DU Jing YU Yang |
混合ダブルス |
平田 典靖 前田 美順 |
0 |
11-21 23-25 |
2 |
ZHENG Bo MA Jin |
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【第1戦】
日本 |
1-4 |
インドネシア |
男子ダブルス |
平田 典靖 橋本 博且 |
0 |
14-21 11-21 |
2 |
KIDO Markis SETIAWAN Hendra |
女子シングルス |
佐藤 冴香 |
1 |
21-18 11-21 19-21 |
2 |
YULIANTI Maria Kristin |
男子シングルス |
田児 賢一 |
0 |
17-21 16-21 |
2 |
KUNCORO Sony Dwi |
女子ダブルス |
末綱 聡子 前田 美順 |
2 |
21-16 21-14 |
0 |
IRAWATI Shhendy Puspa JAUHARI Meiliana |
混合ダブルス |
池田 信太郎 潮田 玲子 |
1 |
21-16 14-21 18-21 |
2 |
WIDIANTO Nova NATSIR Liliyana |
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