3月10日-15日、スイスのバーゼルにおいて開催された「スイスオープン2009(スーパーシリーズ)」。 3月13日、男子ダブルス数野健太・早川賢一(日本大学4年・2009年度入社内定者)組の準々決勝が行われました。 2回戦を勝ち残った数野・早川組は、今回のヨーロッパ遠征の好成績により、最新の世界ランキングでは20位までランクアップ。13位の坂本・池田組を追う存在として海外での注目度もアップしています。 準々決勝の相手は 韓国のLEE Yong Dae/SHIN Baek Choel組。試合開始早々は韓国ペアの強打に押され1-6とリードを許しますがここから粘り強く反撃開始。引き離されずについて行くと、後半は前後左右に大きくシャトルを動かしてチャンスをつかみ17オールと追いつきます。ミスなどから再度離されて17-20と先にゲームポイントを握られますが、数野のスマッシュ、早川選手のドロップなどで4連続ポイントを上げて一気に逆転し、逆に数野・早川組のゲームポイントを迎えます。しかし、ここで早川のサーブはわずかに短く痛恨のサーブミスで再びジュース。最後は長いラリーの末にレシーブがネットにかかり、惜しくも第1ゲームを奪われます。 |
数野健太・早川賢一
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気を取り直して臨んだ第2ゲームでしたが、ミスなどから3-8とリードを許してしまいます。さらに7-15と開いた差を4連続ポイントで縮め、その後も激しいラリーの応酬で観客を沸かせますが、差をつめることができずストレートでの敗戦となりました。 残念ながらベスト4進出はなりませんでしたが、3週間に渡るヨーロッパ遠征で、グランプリ大会準優勝、スーパーシリーズでのベスト16、ベスト8と安定した力を見せ、世界のトップレベルで互角に戦える実力を見せました。 これからも坂本・池田組と共に、互いに刺激しあって頂点を目指して頑張ってもらいましょう。 ・1回戦・2回戦レポート ・スイスオープン2009
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【試合結果】
準々決勝 |
数野 健太 早川賢一 (日本大学) |
0 |
21-23 15-21 |
2 |
LEE Yong Dae SHIN Baek Choel (韓国) |
2回戦 |
坂本 修一 池田 信太郎 |
0 |
19-21 15-21 |
2 |
ADCOCK Chris BLAIR Robert (イングランド) |
2回戦 |
数野 健太 早川賢一 (日本大学) |
2 |
21-17 21-17 |
0 |
CHO Gun Woo KO Sung Hyun (韓国) |
1回戦 |
坂本 修一 池田 信太郎 |
2 |
14-21 21-19 21-9 |
1 |
ABDUL LATIF Mohd Zakry MOHD TAZARI Mohd Fairuzizuan (マレーシア) |
1回戦 |
数野 健太 早川賢一 (日本大学) |
2 |
21-18 21-18 |
0 |
DASUKI Yonatan Suryatama SUKMAWAN Rian (インドネシア) |
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