ドイツオープン2009 男子ダブルス 数野健太・早川賢一組 準優勝
- 2009.02.24 - 2009.03.01
試合結果
2月24日〜3月1日、ドイツのミュルハイムにおいて「ドイツオープン2009(グランプリ大会)」が行われ、日本ユニシスからは廣部好輝、小宮山元、野尻野匡世、数野健太、早川賢一(日本大学4年・2009年度入社内定者)、 山田和司(日本体育大学4年・2009年度入社内定者)の6選手が参戦し、男子ダブルスで出場の数野・早川組が準優勝しました。 ・試合結果
男子ダブルスの数野・早川組は緒戦のオランダペアに立ち上がり苦しみ第1ゲームを落としますが、第2ゲームからリズムを取り戻して21-14、21- 9と相手を寄せつけずに勝利。これで波に乗ると2回戦、3回戦はいずれもシード選手を倒して勝ち上がってきたマレーシアペアを降しベスト4へと進出します。 準決勝では2005年世界選手権チャンピオンのGUNAWAN Tony/BACH Howard組 (アメリカ)と対戦。TonyはWIJAYA Candra(インドネシア)とのペアで現在も世界13位でシドニーオリンピック金メダル、ジャパンオープン2連覇など輝かしいタイトルの持ち主ですが、数野・早川組は、強豪相手に恐れることなく攻撃を展開し、2ゲームとも延長にもつれながらも22-20、23-21の勝負強さを見せ、決勝進出を果たします。 |
準優勝の数野健太・早川賢一組
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決勝の相手は、韓国のLEE Yong Dae/SHIN Baek Choel組。現在世界1位のLEEは、ペアを組んでいたJUNGが兵役義務のため新鋭のShinにパートナーを代えての出場。試合は立ち上がりにShinの強烈なスマッシュでリードを奪われると、追いつきかけたところでサービスフォルトやレシーブミスが出てリズムに乗れずに13-21で第1ゲームを 失います。第2ゲームに入ると、数野選手のスマッシュから相手のレシーブが浮いたところを早川選手が前でたたく得意のパターンも出始め互角の戦いとなりますが、中盤でリードを奪われると追いつくことができず、16-21でゲームセット。惜しくも準優勝となりましたが、数野・早川組にとっては国際大会での最高成績を残せました。 一方、廣部・小宮山組は予選からの出場。予選1回戦でインドペアに序盤苦しみ、ファイナルゲームの末勝ち上がりましたが、本選出場を賭けた予選2回戦でドイツペアとまたもファイナルゲームにもつれる接戦となり惜しくも敗れました。 二人はそれぞれ混合ダブルスにも出場し、廣部・垣岩(NEC SKY)組は予選1回戦敗退、小宮山・内藤(日体大)組は予選2回戦でデンマークペアに敗退。 小宮山選手はこの日出場した4試合すべてファイナルにもつれる戦いと奮闘しましたが、本選出場はなりませんでした。 女子シングルスの野尻野選手は予選を順当に勝ち上がり、本選1回戦でシンガポールのFU Mingtainと対戦。共に2007年の世界ジュニアに参加した同士の戦いは、野尻野選手が終始優位に立って快勝。続く2回戦の相手も 同じ2007年世界ジュニアで準優勝したBAE Youn Joo(韓国)。 第1ゲームは大接戦で延長になり惜しくも失いますが、第2ゲームを一方的にリードして奪った後のファイナルゲーム、野尻野選手の足の負傷により途中棄権。残念な結果となりました。 野尻野選手は、これより前に行われた女子ダブルスにも出場しましたが、1回戦でドイツペアに敗れています。 男子シングルスの山田選手は1回戦でイスラエル選手を破り、2回戦で同じ日本の佐々木選手(トナミ運輸)と対戦。第1ゲームは序盤から佐々木の一方的リードで奪われ、落ち着きを取り戻した第2ゲームも中盤まで競り合いますが、最後は突き放されてしまいストレートで敗れました。 男子チームはオーストリア国際の廣部・小宮山組に続いて、2週連続で国際大会準優勝。 今週は全英オープンが行われ坂本修一・池田信太郎組、数野健太・早川賢一組が参戦します。 引き続き応援よろしくお願いします。
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【試合結果】
男子ダブルス |
数野 健太 早川 賢一 (日本大学) |
準優勝 |
廣部 好輝 小宮山 元 |
予選敗退 |
男子シングルス |
山田 和司 (日本体育大学) |
ベスト16 |
女子シングルス |
野尻野 匡世 |
ベスト16 |
女子ダブルス |
野尻野 匡世 佐藤 冴香 (宮城・常盤木学園高) |
1回戦敗退 |
混合ダブルス |
小宮山 元 内藤 真実 (日本体育大学) |
予選敗退 |
廣部 好輝 垣岩 令佳 (NEC SKY) |
予選敗退 |
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