10月14日(火)〜19日(日)、オランダアルメーレ市においてオランダオープン2008(グランプリ)が開催され、日本ユニシスから打田しづか、栗原文音が参加しました。 女子シングルスの打田選手は予選を順調に勝ち上がり、本戦1回戦で第5シード・ベラルーシのKONON Olgaと対戦。同年生まれながら世界41位で北京五輪ベスト16と実績のある相手です。 第1ゲームは、立ち上がりこそリードされたものの自信を持った戦いで21-16と逆転勝ちすると、第2ゲームも追撃を許さず21-15でストレートで勝利。大会最初の番狂わせを演じます。 これで波に乗ると、2回戦もインドネシアのKUSUMASTUTI Maria Febe(54位)を 2-0で撃破。 準々決勝は強力なジャンピングスマッシュを持つデンマークのホープSORENSEN Camilla (65位)が相手。 第1ゲームは、序盤リードするも追いつかれ一進一退の接戦になりますが、最後に3連続ポイントを奪い、21-19で先取します。続く第2ゲームも接戦となり終盤に17-19とリードを許しますが、ここでも粘り強さをみせ4連続ポイントで21-19と逆転勝利、ベスト4進出を果たします。 準決勝の相手は地元での優勝に燃えるYAO Jie(21位)。 さすがに世界のトップレベルのベテランにはまだ歯が立たず、10本、9本で敗れました。 一方、栗原選手も1回戦で格上のCHAN KY Michelle(ニュージーランド、73位)に2-0で勝利し、2回戦でオランダのMEULENDIJKS Judith (23位)と対戦。 最近のユーバー杯でいつも日本の壁になるベテラン相手に第2ゲーム中盤で接戦を展開する粘りを見せましたが12本、17本で敗れました。 二人が組んだダブルスは1回戦でYAO Jie/MEULENDIJKS Judith組と対戦し0-2で敗退。 両種目を通じてオランダ勢二人だけに敗れるという結果になりました。 ブルガリア国際、ブルガリアオープンと続いた3週間にわたるヨーロッパ遠征はこれで終了。 世界トップクラスには勝てなかったものの、中堅どころとは互角以上の戦いで結果を残した両選手。この経験を活かし、11月の全日本総合(国内最高峰の個人戦の大会)でも活躍を期待したいと思います。 どうぞ応援よろしくお願いいたします。 |