BIPROGY

BIPROGYバドミントンチーム
公式サイト

MENUCLOSE

ニュースNEWS

トマス杯2008 アジア予選 坂本修一・池田信太郎組 本大会進出に貢献!

  • 2008.02.19 - 2008.02.24
  • 試合結果


2008年2月19日〜24日、ベトナム・ホーチミン市においてトマス杯2008のアジア予選が開催されました。
トマス杯は、2年に一度開催されるバドミントン競技男子の国別対抗世界選手権です(サッカーのW杯に匹敵する大会)。 トマス杯ジャパン2006では、開催国のため予選が免除されましたが、今回は予選からの出場となります。
この予選を戦う日本代表として、日本ユニシスからは男子ダブルスの坂本修一・池田信太郎組が出場しました。

予選に参加の14ケ国はA〜Dの4グループに振り分けられ、試合はシングルス3戦、ダブルス2戦の計5試合で団体の勝敗を決めます。(本大会開催国のインドネシア、前回大会優勝国の中国は予選免除)
各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出でき、グループ1位通過は他グループの2位と、グループ2位通過は他グループの1位と試合を行い、ベスト4に進出した時点で本大会の権利を得ることができます。
日本チームはインド、パキスタンとのCグループで戦い、いずれも5-0の快勝でグループ1位通過。坂本・池田組もインド戦に出場し勝ちをおさめました。

迎えた決勝トーナメント1回戦。これに勝てば本大会出場が決まる大事な戦いは中華台北が相手。特にダブルス陣が実力をつけてきており厳しい戦いが予想されました。

まずは第1シングルスの佐藤翔治選手(NTT東日本)がファイナルで勝利で1ポイントを先取すると、続く第1ダブルスの舛田・大束組(トナミ運輸)、第2シングルスの佐々木翔選手(北都銀行)が続けて敗れ、1-2と中華台北に王手をかけられてしまいます。
ここで第2ダブルスとして坂本・池田組(世界15位)が登場。相手は世界26位のFANG Chieh Min・LEE Sheng Mu組。ランキングは下ですが最近のスーパーシリーズでベスト4、ベスト8に入っている勢いのあるペアです。
負ければ終わりと後のないプレッシャーでスタートした戦いは予想通り白熱。接戦の第1ゲームを21-19となんとか奪い取ると、第2ゲームはさらにもつれて20-20で延長。さらにジュースを繰り返しますが最後は何とか振り切って25-23で貴重な勝利をもぎ取りました。
これでポイントは2-2。最後の第3シングルスでは田児賢一選手(60位)がランク外の相手を下し3-2で日本の勝利。
苦しみながらもベスト4進出・本大会出場を勝ち取りました。

翌日の準決勝では韓国チームに敗退し、最終日の3位決定戦へとまわった日本はタイと対戦。2-1とリードして迎えた第2ダブルスで、坂本・池田組はNGENSRISUK Phattapol・ANUGRITAYAWON Songphon組に粘られながらも2ゲームとも21-18で振り切り勝利。日本チームは3位確定となりました。
インド戦での坂本・池田組
インド戦での坂本・池田組


ハーフタイムに朴監督の指示を受ける坂本・池田組
ハーフタイムに朴監督の指示を受ける
坂本・池田組


タイ戦に勝利し3位確定
タイ戦に勝利し3位確定

なお、同時に開催されたユーバー杯予選(バドミントン女子の国別対抗世界選手権)で日本チームは準優勝。4月に入社を予定している平山優選手(早稲田大学4年)もメンバーとして出場し勝利に貢献しています。
これで、男女揃って5月にインドネシアで行われる本大会に出場決定となりました。

坂本・池田組と平山選手はトマス杯を終えた直後、休む間もなくベトナムから東京経由でヨーロッパ入り。
今週から3週連続して行われるドイツオープン(グランプリ)、全英オープン(スーパーシリーズ)、スイスオープン(スーパーシリーズ)に出場します。

ドイツオープン2008
全英オープン2008
スイスオープン2008

オリンピック出場を賭けたポイントレースも終盤となってきましたが、ここが正念場。
皆様、熱いサポートをどうぞよろしくお願いします。


【3位決定戦】
日本 3-1 タイ
佐藤 翔治 2 21-17
21-14
0 VILAILAK Pakkawat
舛田 圭太
大束 忠司
2 21-13
11-2
(Retired)
0 PANVISA Vas Tesana
SAENGSILA Nitipong
佐々木 翔 0 13-21
18-21
2 SAENSOMBOONSUK Tanongsak
坂本 修一
池田 信太郎
2 21-18
21-18
0 NGENSRISUK Phattapol
ANUGRITAYAWON Songphon
遠藤 大由 - - - PRAPAKAMOL Sudket


【準決勝】
日本 0-3 韓国
佐々木 翔 0 14-21
12-21
2 PARK Sung Hwank
坂本 修一
池田 信太郎
0 13-21
18-21
2 JUNG Jae Sung
LEE Yong Dae
田児 賢一 0 16-21
15-21
2 LEE Hyun Ii
川口 馨士
川前 直樹
- - - LEE Jae Jin
HWANG Ji Man
遠藤 大由 - - - SHON Seung Mo


【決勝トーナメント第1戦】
日本 3-2 中華台北
佐藤 翔治 2 20-22
21-15
21-16
1 HSIEH Yu Hsing
舛田 圭太
大束 忠司
0 15-21
14-21
2 HU Chung Shien
TSAI Chia Hsin
佐々木 翔 1 21-13
18-21
20-22
2 LIAO Sheng Shiun
坂本 修一
池田 信太郎
2 21-19
25-23
1 FANG Chieh Min
LEE Sheng Mu
田児 賢一 2 21-8
21-17
0 HSUEH Hsuan Yi



【Cグループ第2戦】
日本 5-0 インド
佐藤 翔治 2 21-17
21-15
0 SRIDHAR Anup
舛田 圭太
大束 忠司
2 21-9
19-21
21-14
1 THOMAS Sanave
KUMAR Rupesh
佐々木 翔 2 21-18
18-21
21-15
1 BHAT Arvind
坂本 修一
池田 信太郎
2 21-13
21-12
0 Diju V.
DEWALKAR Akshay
田児 賢一 2 21-19
21-19
0 ANAND Chetan


【Cグループ第1戦】
日本 5-0 パキスタン
佐々木 翔 2 21-17
21-11
0 ALI Wajid
舛田 圭太
大束 忠司
2 21-16
21-11
0 ATTIQUE Mohammad
AZAM Rizwan
田児 賢一 2 21-12
21-9
0 ZEESHAN Omar
川口 馨士
川前 直樹
2 21-9
21-13
0 AHMAD Muhammad Waqas
KASHIF Sulehri
遠藤 大由 2 21-15
21-9
0 QAMAR Ahsan

【最終順位(予選通過国)】
順位
1 マレーシア
2 韓国
3 日本
4 タイ


* 関連リンク
・Thomas&Uber Cups Preliminaries Asia Zone 2008