8月27日〜9月1日、アメリカ・カリフォルニア州オレンジ・カウンティにおいて「US オープン2007」が開催され、日本ユニシスから出場した中西選手が男子シングルスで準優勝となりました。
オリンピック出場を賭けたポイント獲得レース中とあって、日本人選手も多く出場し、例年になくレベルの高い大会となったUSオープン2007。 男子シングルスの中西洋介選手は、昨年優勝のディフェンディング・チャンピオンとして臨みながら、ランキングの関係でシード外からの出場。 しかし3回戦で第3シード世界28位のマレーシアAYOBに快勝して波に乗りシード選手を連破。 準決勝で昨年の決勝の相手カナダのDABEKAを振り切って決勝進出を果たします。 決勝の相手は第2シードマレーシアのLEE Tsuen Seng。世界20位ですが4月のアジア選手権では中西が勝利している相手。連覇の期待がかかった決勝戦。第1ゲームをいきなり0-4とリードを許してしまうと、ペースをつかめ ないまま3-8、6-12と差を開かれてしまいます。ここで中西選手が2本目連続のスマッシュポイントを決め、ポイントの取り合いとなりますが、差を縮められないまま14-21で落としてしまいます。 コーチ役についていた池田選手のアドバイスを受けて始まった第2ゲームは序盤5-5と互角の展開。しかしここからミスも絡んで3連続、6連続とポイントを奪われて突き放され敗れました。 しかし、グランプリ大会での準優勝は大収穫。 ポイント面でも大きく前進し、今後のオリンピックレースに大きな弾みとなりました。
なお、男子ダブルスには坂本修一・池田信太郎組が第1シードで出場しましたが、緒戦でベトナムのNGUYEN Quang Minh/TRAN Thanh-Hai組に0-2で敗れてしまいました。 |
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[中西洋介選手コメント] 今回の大会は昨年と違いオリンピックレース中ということもありレベルの高いものでした。 その中でもシードを貰うことが出来ず組み合わせは最悪の状況でしたので、最初は結果の事を考えずに一戦一戦勝つ気持ちで臨みました。 決勝では思うような試合が出来ませんでしたが、とても自信になる準優勝でした。 |
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