東西対抗オールスター戦−Valentine's Cup Dream Match 2007.02.03 試合結果 2007年2月3日(土)、北海道立総合体育センター「きたえーる」にて第4回ウィダーバレンタインカップバドミントンドリームマッチが開催されました。 2年に一度行われるバレンタインカップは、日本リーグ中のファン投票に基づき選出された選手を、所属チームによりイースト・ウエストに分けて戦う団体戦です。今大会は東西それぞれ20名ずつ総勢40名の日本リーガーが参加。 日本ユニシスからは中西選手、池田選手、日本リーグ2006で引退した福井選手がイーストチームとして参加しました。 4回目となる今回は、選手達自身による企画がふんだんに盛り込まれた”手作りの大会”。さまざまなファンサービスが催された楽しいイベントとなりました。 ジュニア選手、バドミントンマガジン公募プレイヤーとのエキシビションマッチに続いては、全日本チャンピオンによる”プチクリニック”。トナミ運輸の舛田選手が司会、三洋電機の小椋選手が解説、実演を池田選手、NTT東日本の佐藤選手が務めるという豪華な布陣で、スマッシュ、レシーブ、ドライブのポイントを説明しました。 初の試みとして行われたのはオークション。選手が愛用の品々を掲げると、会場から次々と高値が飛び出します。中西選手からは日本リーグ2006の優勝決定時に着ていた”と思われる(?)”ユニフォーム、池田選手からはリーグ初制覇記念のユニシスオリジナルユニフォームが出品されました。なお、得られた収入は全国のジュニア育成費として使用されることとなっています。 毎回恒例の仮装入場では、イースト・ウエストともに思い思いのコスチューム、着ぐるみなどに身を包んで登場。会場中を爆笑の渦に巻き込みました。記念撮影のあとは女子選手によるバレンタインのプレゼント。コートサイドの観客席を普段は見られない姿のまままわり、北海道のチョコレートを手渡ししました。 15点のラリーポイントで行われた試合では、池田選手がNTT東日本の松本選手と組んで櫻井・山下組(大阪トリッキーパンダース/日立情報通信エンジニアリング)に快勝、中西選手も銭谷選手(日立情報通信エンジニアリング)にリーグのリベンジを許さず見事なストレート勝ちを収めました。 福井選手は、日本リーグ2006で引退した吉川選手(NTT北海道)と組んで大束・米組(トナミ運輸/NTT北海道)と対戦。敗れはしたものの随所に光るプレーを見せて10本、11本と健闘し、全4回連続出場のオールスター戦を締めくくりました。 団体戦は6-6で最終シングルスにもつれ、イーストから登場したのは地元北海道の竹村選手。ウエストはここまで大会全体を盛り上げてきた舛田選手が登場しました。 第1ゲームは久しぶりのシングルスながら舛田選手がジュースを制して先取。対する竹村選手も第2ゲームは安定した球まわしで着実に歩を進め、舛田選手を5本に抑えてファイナルゲームに持ち込みます。 ラリーポイント5点マッチのファイナルゲーム、4-3からスマッシュを決めて100万円を掴んだのは舛田選手!ラケットを頭上高く放り投げた歓喜の瞬間、それが落ちるよりも早くウエストチームの面々が舛田選手の元に駆け寄り、覆いかぶさるようにして喜びを分かち合いました。敗れたイーストチームも、うなだれる竹村選手を暖かく迎えて激闘を労いました。 次回は2009年に開催される予定です。 【 試合結果】 種目 イーストチーム 6-7 ウエストチーム 男子 S-1 中西 洋介 (日本ユニシス) 2 15-12 15-13 0 銭谷 公浩 (日立情報通信エンジニアリング) 男子 D-1 松本 徹(NTT東日本) 池田 信太郎(日本ユニシス) 2 15-10 15-12 0 山下 洋平(日立情報通信エンジニアリング) 櫻井 勝仁 (大阪トリッキーパンダース) 男子 D-2 福井 剛士 (日本ユニシス) 吉川 勇司 (NTT北海道) 0 10-1511-15 2 大束 忠司 (トナミ運輸) 米 隆夫 (NTT北海道) *日本ユニシス出場種目のみ抜粋 写真:クリックで拡大 コートサイドで盛り上がるイーストチームの応援 ”プチクリニック”で実演する池田選手、右は司会の舛田選手 オークションにユニフォームを提供した池田選手 仮装で入場!左から中西、池田、福井選手 福井選手とNTT北海道の吉川選手(左) 最終ゲームの行方を祈るように見つめるイーストチーム