2005年1月4日(火)〜9日(日)に「第40回ポルトガル国際」に日本ユニシスの石川選手と中西選手が男子シングルスに出場しました。 予選を勝ち上がった石川選手は1回戦で第5シードJohn MOODY(ニュージーランド、世界ランク44位) と対戦。第1ゲームこそセッティングの末落としたもののその後2ゲームを連取し、 見事上位選手を倒しました。2回戦もフランス選手にやはりファイナルの末勝利、準々決勝に 進出。相手は第2シードを破ってあがってきたVille LANG(フィンランド、世界140位)。第1ゲームを 先取、第2ゲームもセッティングに持ち込みあと一歩で勝利という所でしたがこれを落とし、続くファイナルゲームも接戦の末落とすという惜敗でした。 一方の中西選手(80位)は1回戦で地元の予選勝ちあがり選手を順当に下したものの、続く2回戦では 第1シードを破ってあがってきたフランスのArief RASIDI(86位)に敗れてしまいました。 RASIDIはこのまま決勝へ進み、石川君に勝って上がってきたLANGを下して優勝。 結局中西選手はベスト16、石川選手はベスト8でしたが共にグレードAの大会では十分に戦える実力を 見せ、続くスウェーデン国際にも期待がかかります。
【 男子シングルス 】
1回戦 |
石川 澄 |
2 |
16-17 15-3 15-0 |
1 |
John MOODY (ニュージーランド) |
中西洋介 |
2 |
15-10 15-10 |
0 |
Alexandre PAIXAO (ポルトガル) |
2回戦 |
石川 澄 |
2 |
15-4 10-15 15-2 |
1 |
Simon MAUNOURY (フランス) |
中西洋介 *ベスト16*
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0 |
7-15 13-15 |
2 |
Arief RASIDI (フランス) |
準々決勝 |
石川 澄 *ベスト8*
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1 |
15-11 14-17 12-15 |
2 |
Ville LANG (フィンランド) |
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[石川選手のコメント]
■予選 4年ぶりとなるAグレードの国際大会に出場できた。 1回戦目は地元ポルトガルの選手で、がっちりとした体格をしていて 技術的には優れてはいなかったがパワーはとてつもなくあり、 少し点を取られてしまった。 しかし、カットとスマッシュをうまく使い抑えることができた。 2回戦目の選手は1回戦の選手と同様にパワーは優れていたが 速いクリヤーでゆさぶり、危なげなく勝てた。
■本戦 1回戦、2回戦ともに自分より長身の選手で、角度のあるスマッシュとカットを 打たれ苦戦したが、最後には早いクリヤーとスマッシュ・カットで うまくポイントを取れた。
今大会を振返ってみると、技術よりはパワーのある選手が多かった。 飛ばないシャトルをコートの端から端まで返球しなければならないので、 日本での試合よりは力を使うことが分かった。 準々決勝で戦った選手にも、1ゲーム目からスピードを上げて 勝負し、途中までは角度のあるスマッシュやカットが決まっていたが、 徐々にパワーに押されて負けてしまった気がする。 少しの判断ミスでゲームの流れが変わることも分かったし、自分の ショットもある程度決まったので、この経験を次の大会に生かしたいと思う。 |
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