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MUDENモニタリングサービス®

電源や中継局不要で屋外どこでもモニタリングサービス!自然災害、施設・設備を常時監視

設置から数十年が経過した屋外のインフラ設備は、大規模な自然災害や環境変化の影響から定期点検や監視業務の必要性が増しており、今後30年で維持管理/更新費用は194兆円に及ぶと見込まれています※1。
また、このようなインフラ設備は人が行きづらく、作業が困難な場所であることが多いため、作業の効率化やデジタル化は喫緊の課題となっています。BIPROGYは、「MUDENモニタリングサービス」を提供することで、これらの課題を解決し、点検作業・監視業務の効率化、コストの削減、デジタル化を実現することにより、設備保全業務の高度化を支援します。

※1:国土交通省

MUDENモニタリングサービスの概要

「MUDENモニタリングサービス」は、屋外環境に適したハードウエアやネットワーク、クラウドサービスを活用した設備や環境の遠隔監視サービスです。BIPROGYグループが開発した、小型太陽光パネル付き電源レスゲートウエーと長距離通信可能なLPWA通信を利用することで、従来の常時監視の課題となっていた「安定的な電源とデータ通信手段を安価に確保すること」を解決し、設備や環境の遠隔監視を実現します。

  • LPWA(Low Power Wide Area):低い消費電力での遠距離通信を実現する通信方式

MUDENモニタリングサービスの特長とメリット

  • 超小電力化によって小型化を実現
    電源の確保が困難な環境にて常時監視をするには、太陽光パネルなどの商用電源に頼らず発電をする仕組みが有効です。しかし、ゲートウエーとセンサーのあるシステムでは、ゲートウエーを常に動作させるために多くの電力が必要となり、これを賄うには太陽光パネル大きくする必要がありました。MUDENゲートウエーは、電力が必要なLinuxなどの汎用OS機などを使用せず、電気を極力使用しない回路を設計することで、小さな電力で動作することが可能となりました。これにより、小型の太陽光パネルのみ (435mm x 250mm)のみで稼働することができます。屋外の環境においても導入の負荷を軽減し、場所を問わないサービスの導入が可能となります。
  • LPWA(Low Power, Wide Area)通信により、遠距離通信を実現
    点検のデジタル化を推進したい遠隔地(山間部など)ほど電波が入りづらく、データの通信を阻害してしまうことが点検業務のデジタル化を進めることのできない一つの要因でした。MUDENゲートウエーは、ゲートウエーとクラウド間のデータ通信はLTE、ゲートウエーとセンサー間の通信はLPWA(LoRa)を採用しているため、ゲートウエーはLTEの電波が届く場所、センサーはそこから数キロ離れた場所に設置することが可能です。
  • 様々なセンサーに対応可能
    MUDENゲートウエー、電源レスゲートウエーはさまざまなセンサーデータを収集可能であり、お客様のご要望に応じたセンサーに対応可能です。センサー・ゲートウエーは自社グループ内で開発しているため、シームレスに提供することが可能です。
    ※随時、対応センサーを増やしていく予定です。
多種多様なセンサー

利活用シーン

「MUDENモニタリングサービス」は、鉄塔変位モニタリグ、斜面/法面モニタリング、道路標識モニタリング、河川状態モニタリング、路線状態モニタリング斜面などの高い適応性と導入容易性により、多様な場面で活用できます。

利用シーン:鉄塔変位モニタリグ、斜面/法面モニタリング、道路標識モニタリング、河川状態モニタリング、路線状態モニタリング

事例紹介

MUDEモニタリングサービスが解決すること

本サービスは従来の点検手法における課題をMUDENモニタリングサービスを活用し、遠隔監視を容易にし、点検や監視業務の効率化を実現、電源レスゲートウエーにより設置してすぐに運用開始、導入負担が軽減、必要なセンサーデータに合わせて柔軟にデータ取得ができ、様々な課題解決ができます。

従来の点検手法における課題⇒MUDENモニタリングサービスの価値

関連リンク

MUDENクラウドソーラーカメラ リーフレット

*MUDENモニタリングサービス®は、BIPROGY株式会社の登録商標または商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。